“学校1イケメン”ゾロとローに取り合いされたら...

ゾロは冷たく言い払いながら湿布を貼ってくれた

ゾロは呆れたように大きなため息をついた

私の言葉はそこまでで遮られた

ゾロの唇に。

ゾロに押し倒され、片手で両腕を固定される

ゾロの端正な顔がどんどん近づいてくる

その美貌に 思わず瞳を奪われてしまう。

目に付かなかったガタイの良さも

高校生にしては大人びたピアスも

彼の美貌に拍車をかけている

ガラガラー

目線の先にはローがいた。

ゾロはローを睨みつけた後

保健室を後にした。

カッ カッ カッ

ローがゆっくりと近づいてくる

ドサッ

ローは私をベッドに押し倒した後、その上に覆いかぶさった

チュッ、チュッ

ローの舌が口内に侵入してくる。

荒く、激しく。

私はそれを拒むことはなかった

私がローの背中に手を回すと、更に深く口づけされた。

私はこの人のものなんだと分からされる

そう言いながら、逃げていった力を振り絞って上半身を起き上がらせた

ローが本気を出したものならば腰が砕けてしまうのも分かっている

けれど良かった。

ローにめちゃくちゃにされたかった

愛しているのだと もっと実感したかったから