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題名 静かなる龍、囁く梟
第一章 路地裏に落ちた羽根
1話 白梟の名を聞いた日
上城朱花
上城黑
上城紫
上城蒼
上城白月
買い物終わりの姉妹は道を歩いている。その時、「助けて!」と女性の声が白月の耳に届いた
上城白月
白月は妹たちに待っていなさい。と合図をしてから路地裏へと入っていった
女性1
男性1
男が女の腕を引っ張っていた所を、白月は力強く男の腕を掴んだ
男性1
男性2
上城白月
すると白月はそのまま男の脇腹に回し蹴りをした。
男性1
男性2
???
???は白月ではなく、今襲われていた女性を見て喋っていた
上城白月
白月がそう疑問形で言葉に出すが、男たちは答えずに去っていった
その名が何を意味するか、まだ彼女はしらない
黒川イザナ
背後から声がし、白月はばっと振り返った
上城白月
路地の入り口に、黒龍組の男たちが立っていた
鶴蝶、灰谷兄弟、九井一、黒川イザナ。
灰谷蘭
灰谷竜胆
白月は慌てるわけでもなく、息を整えて微笑みながら言った
上城白月
鶴蝶が白月の動きを思い出すように首を傾げた
鶴蝶
上城白月
笑顔を崩さずに言う白月
鶴蝶