TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

これは僕が小学3年生の冬休み―

駿斗

ぅ、ぁ゛ッ泣

僕はこの日、家が隣で6歳年上のかず兄に教育されていた。

駿斗

も、かず兄やだぁ゛泣

和葉

やだって何?俺の事嫌いって事?

駿斗

ち、ちが

和葉

そんな明らかに動揺すんなよ。

和葉

やっと最近好きって言ってくれてたのに、俺の事また嫌いになっちゃったんだ。

和葉

前はああいう事して好きになってくれたから、また同じ事すれば好きになってくれるよね。

駿斗

や、やだ、!!!すき!!だいすきだから、!

和葉

俺嘘つきも嫌いって言ったでしょ。

そう言うと和葉は駿斗に思いっきり腰を打ち付けた。

駿斗

ぁ゛う゛、ッ泣

駿斗

ごめんなさッ泣

和葉

100回連続で謝れるまでやろっか。

駿斗

ぇ、?

駿斗の言葉を待たず、和葉はまた腰を打ち付けた。

駿斗

ぁ゛ッ、!!

和葉

こら、謝んないと。終わんないよ?

駿斗

ごめんなさい゛泣

 ︎︎

 ︎︎

和葉はその後も何度も腰をうちつけた。

あと少しで100回に行きそうなとき、駿斗の首を絞めたりベルトで叩いたりし、結局終わったときには日が昇っていた。

駿斗

ぁ...泣

和葉

お疲れ様。

和葉

でもこれは謝っただけだから、明日からは俺のこと好きになって貰えるように教育しないとね。

和葉はそう言い残し、疲れきって寝ている駿斗を撫でて部屋をでた。

駿斗

ん、もう朝?

駿斗

う、うそ!!!もう夜じゃん!!

駿斗

せっかくの休日が...泣

駿斗

てか腰痛!!

駿斗

ぁ、そっか僕...

駿斗

やっと苦しいのから抜け出せるとこだったのに、明日からまたああいう事されちゃうんだ、、

駿斗

もうやだよ、泣泣

駿斗

昔のかず兄はすっごく優しくて大好きだったのに...

昔のかず兄は、人見知りだった僕にも笑顔で接してくれて、どんなにわがままなことを言っても甘やかしてくれた。

僕はそんな優しいかず兄が何よりも大好きだったし、憧れだった。

でも最近のかず兄は、僕が嫌だと言っても辞めてくれず、苦しくて泣いてしまうようなことばかりしてくる。

そんな事をしてきて半年が経ち、最近はかず兄を見るだけで恐怖で身体が動か無くなってしまう様になった。

駿斗

でも明日はかず兄と僕のお母さんが旅行から帰ってくるし!!とりあえず安心だな、。

そういうことをする時は決まって、僕かかず兄の家だから、親がいる時にはしない。

しかし次の日の朝

家のチャイムがなり、お母さんが出た。

駿斗の母

あら〜、和葉君じゃない!

駿斗

え、?

そんな母の声が聞こえ、僕は頭が真っ白になった。

和葉

おはようございます、すみません朝からいきなり来ちゃって。

駿斗の母

も〜和葉君ならいつでも大歓迎よ!!

駿斗の母

ささ、あがって!

和葉

すみません、いつもありがとうございます。

駿斗の母

お礼なんて全然良いのよ〜
ほんとに礼儀正しいんだから、駿ちゃんにも見習って欲しいわよ

駿斗の母

あ、駿ちゃん呼ぶわね!

駿斗の母

しゅんーー!!

駿斗の母

和葉君来てくれてるわよ!

駿斗

ぁ、うん、すぐ行く...

駿斗の母

なんだか元気ないわねぇ、和葉君が折角来てくれてるのに。

和葉

あぁ、なんだか最近駿に嫌われてる気がするんですよね。

駿斗の母

まぁ、そうなの?そんな事ないと思うけど...

駿斗の母

そう思わせちゃってごめんなさいね、駿にも良くしてくれてるのに

和葉

いえいえ、勘違いなら良かったです、!

駿斗

か、かず兄...

駿斗の母

あら、じゃあ駿の部屋行く?

和葉

えぇ、そうします。

駿斗の母

ごめんね、お菓子とか準備出来なくて...

和葉

僕が急に来てしまったのが悪いので、全然大丈夫ですよ。お気遣いありがとうございます。

和葉

じゃあ、駿行っていい?

駿斗

あ、うん、

駿斗

ね、ねぇ

和葉

ん?

駿斗

何で今日きたの、?お母さんいるよ?

和葉

駿が声出さなきゃバレないって気づいたからね。

駿斗

え?

和葉

駿のお母さん、俺のこと気に入ってくれてるから、駿が助け求めても「そんなことする子じゃない」って言ってくれるだろうなーって。

駿斗

そ、そんなんわかんないじゃん、!!

和葉

じゃあ試してみたら?

駿斗

ッ...

和葉

駿は賢いからどうなるか分かるんだね。偉い偉い。

和葉

じゃあ早速駿が俺の事好きになる教育、始めよっか。

駿斗

ゃ、

和葉

やだじゃないでしょ。

和葉

また昨日みたいにしても良いの?

駿斗

ッ、ごめんなさい...

和葉

素直な駿は好きだよ。

すると和葉は駿斗のズボンに手を入れ、性器を撫で始めた。

駿斗

んッ、

和葉は段々と性器を撫でる手を速くした。

駿斗

ん゛ッ゛、!!

駿斗

かず兄、ちょっとまってッ゛

次の瞬間、階段を登る、段々とこちらに近づいてくる音が聞こえた。

駿斗

ぇ、うそッ、

駿斗

かず兄、手はやく止めてッ゛、!

和葉

こら、声出すとバレちゃうよ?

駿斗

ゃ゛、なんで、ッ

すると、部屋の扉をノックされた。

駿斗の母

いちごがあったから持ってきたわよ〜!開けるわね〜

駿斗の母

あら、2人して布団かぶって、寒い?暖房つけましょうか?

和葉

いえ、布団が暖かいので大丈夫ですよ。

和葉

それよりいちご美味しそうですね、ありがとうございます、!

駿斗の母

良いのよ〜

駿斗の母

あれ、駿ちゃんどうしたの?顔が赤いわよ?

駿斗

ん゛、大丈夫ッ゛

駿斗の母

そう...?ならいいんだけど、

駿斗の母

じゃあ、和葉君ゆっくりしていってね。

和葉

ありがとうございます。

 ︎︎

駿斗

ぅ゛ッ゛泣

和葉

駿、親が来たのにもうイキそうになっちゃってるじゃん。

和葉

でもまだだめ。

和葉は動かしていた手を止めた。

駿斗

なんで、ッ泣

和葉

折角いちご持ってきてくれたんだから食べようよ。

駿斗

わかった...

駿斗はいちごに手を伸ばしたが、和葉にその手を掴まれた。

和葉

俺が食べさせてあげるから、おしり向けて。

駿斗

え、?

和葉

はやく。

駿斗は素直に従い、和葉に尻を向けた。

和葉

うん、良い子。

和葉

じゃあお尻の力抜いて、いちご潰さないようにね。

駿斗

ぅぁッ゛、!!?

和葉

こら、力抜いて、潰れちゃうよ。

駿斗

む、むりッ゛

和葉

無理じゃなくてやるの。

駿斗

ぅ゛ッ゛泣

和葉

よし、1個入った。

すると和葉は駿斗の性器を掴んだ。

和葉

潰しちゃ駄目だよ。

駿斗

あ゛ッ゛、むり゛、!

和葉

あーあ、潰しちゃった。

駿斗

ご、ごめんなさッ泣

和葉

潰さないでイけるまでやろっか。

駿斗

え、??

和葉

じゃあ2回目ね〜

そうして、駿斗は6回目でようやく潰さずにイけた。

駿斗

はぁ、はぁ、泣

和葉

もう帰らないと。

和葉

またね、駿。

和葉は悲しそうな笑顔を見せ、部屋を後にした。

駿斗

ん、おはよ。

駿斗の母

うん...。

駿斗

どうしたの?

駿斗の母

それがね...和葉君、今日の朝東京に引っ越しちゃったのよ。

駿斗

...え?

僕はその時、正直嬉しかった。

もうあんな苦しいことをしなくても良いんだという開放感と喜びから、涙が出てくるほどに。

駿斗の母

実は私も昨日和葉君が帰る時に知らされてね、

駿斗の母

東京の高校行くんだって。

駿斗の母

「駿には引っ越すまで言わないで」ってお願いされたから、昨日の夜言えなかったのよ。

駿斗の母

ごめんね。

この後の会話は何も考えられず覚えていないくらい、とにかく嬉しかった。

そんな事があってから9年―

僕は高校を卒業し、春から東京の大学に行くため、新居の荷造りをしていた。

そんな時、玄関のチャイムが鳴り見てみると、

和葉

久しぶり、駿。

駿斗

かず、兄...??

扉の先には僕のトラウマの人物が立っていた。

この作品はいかがでしたか?

1,111

コメント

4

ユーザー

もう主さんの書くストーリーが好きすぎてずっとまってました!もう今回のやつも最高です👍

ユーザー

いやー、やっぱり最高でしたね

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚