○○side
_朝_
「ん…」
「……あれ…?」
「テヒョンさんは…?」
「…」
取り敢えず大広間行こう…
_大広間_
🐯「ぁ、○○さん…」
「テヒョンさん…おはようございます」
🐯「ちょっと…寝れなくて…」
「そうだったんですね…」
🐯「ホソギヒョンも、ジンヒョンみたいに明るくて、優しい人だった…」
🐯「なんで…薬物なんか…」
「…やっぱり、元殺し屋だったからっていうのはあったと思うんですけど、お金があんまりなかった時に、急にホソガが…おかしくなってきて…」
「毎日、仕事から帰ってくれば、ホソガが暴れてて、家の中もめちゃくちゃでした。」
「ホソガは、私を私として見てくれなくなってから、暴言、暴力は耐えませんでした…」
「辛くて辛くて…もうこの現実から逃げたかったんです…」
「だから…家から逃げたら、テヒョンさん達と会って…」
「だから、テヒョンさん達は、私の命の恩人でもあるんです。」
🐯「そうだったんだね…」
🐯「…ホソギヒョンが死んじゃうなんて……」
🐯「ユンギヒョン…ショックだろうなあ…」
「ですよね……」
🐯「…」
写真がたくさん飾ってある机を、寂しそうに見るテヒョンさん。
「?」
🐯「見る?」
「見たいですっ」
トコトコトコ…
「わあ…」
そこには、7人の男性が、少年のような笑顔で写っていた。
「楽しそうですね…」
🐯「うん…すっごく楽しかった。」
「ジンさん…初めて顔見たけど、優しそう…」
🐯「ヒョン、写真とか、動画撮るのが好きで…」
🐯「いっつもヒョンは撮ってたなぁ…(笑)」
🐯「だからグクも写真を撮るようになったんだけど…」
🐯「…」
「けど…、?」
🐯「…ぉ、おかしい…んだよ…」
「おかしいって…?」
キィィイ…
🐰「おはよっ、」
「ん、!おはようっ…」
🐯「…」
🐯「ねねっ、○○さんっ」
「はいっ?」
🐯「このお花の名前…わかる……?」
🐯「お花屋さんだったから…わかるかなあって…」
🐰「あぁ、そのお花…」
テヒョンさんとグガの目線の先には、花があった。
私が初めてこのお屋敷に来た時も気になったなぁ…
🐭「その花がどうした」
🐰「あっ、ヒョンっ、おはようございます…」
🐭「ん、で?花の名前は?」
「んーっと…、」
「!シレネだっ!!」
🐯「シレネ…?」
🐭「んだそれ」
🐰「…?」
「シレネの花言葉…」
なんだったけ………
!そう……
「…偽りの愛………」
🐯「…」
🐰「そのお花…ジンヒョンがすっごく丁寧に育ててたんですよね…」
🐭「そうだったな…」
「そうなんですか…」
ガシャガシャーンッッ!!!!
「っ!?!?」
なにかが割れた音がした。
🐭「っ?!…なんだ?」
🐯「っ!?」
🐰「なんすか…?さっきの音…」
🐯「…ホソギヒョンの部屋の方から聞こえたけど…?」
「っ…ホソガっ…!!」
ホソガなにかあったら嫌だと思って、私は全速力でホソガの元へと走った。
🐰「ちょっとヌナっ!!」
🐭「お"い"っ!」
「ホソガっ!!」
声が聞こえる方に行けば、ホソガが唸ってるのが見えた。
🐴「ゔゔぅ"…!!」
🐴「なんでっ…なんで誰も愛してくれないんだよお"お"お"っ!!!」
「私がっ…私が愛してるでしょっ、!?」
🐴「偽物なんだっ…全部全部偽物なんだあ"あ"あ"っ!!!」
ガシャーンッ!
また、近くにあった壺のようなものを割った。
「きゃっ…!やっ、やめてホソガっ!」
🐰「だめだよっヌナっ、!勝手に行っちゃ、」
🐭「あぶねーから下がってろ。」
🐯「○○さんっ、こっちこっち、!」
手招きをするテテさんの方に行くけど、ホソガが心配で仕方なかった。
「っ…はいっ…」
🐭「おいっ…ホソガっ…どうしたお前っ…」
🐴「ゔゔゔぅぅ…!!」
バァンッ!!
急にでかい銃声音がした。
「わあっ!」
🐴「ぐっ……あ"っ…」
バタンッ…
「!?ホソガっ!!!!」
急いでホソガの方へ向かったけど、もう遅かったみたい。
「ホソガっ……?ホソガっ…!!」
🐯「んっ…!!?!?」
🐭「っ…!?!?」
🐰「はぁ…早く死ねよ……」
🐭「お"い"っ!!お前なんでっ…!!」
バァンッ!!
🐭「うっ…あ"っ……!!」
バタンッ!
🐰「うざ」
「ぇっ…グガっ…?」
🐯「グガ…?ねぇ…グガ…」
🐯「ちょ、ちょっと…待って…」
🐰「んー?どーしましたっ?ヒョンっ!」
いつもの可愛い笑顔が、今では、怖い。
🐯「なんで…こんな…だって俺達っ…!」
🐯「ずっとずっと一緒だったのn」
バァンッ!!!
🐯「ゔっ……ぐっ…がぁっ…!」
🐰「ははっ、!(笑)死んでやんの(笑)」
「グガ……許さないっ……」
🐰「んー?」
「くっ…!!死ねっ…死ねぇっ!!」
私は全力でグガの首を絞めた。
🐰「ぐっ…かっ……あ"っ…」
「私のっ…私の大切な人達を殺した罰よっ…!」
🐰「くっ…うっ…」
自分が首を絞められてるのよ?
なのになんで…笑っているの…?
「ゔっ…!!あ"ぁ"っ"…!!」
🐰「一緒にっ……ぐっ…、死んだらぁっ…」
🐰「来世でもっ……いっ…しょっ…だねっ…」
来世でもこんな奴と一緒…?
耐えられない…逃げたいっ…
けど…もう一生…来世でも…来来世でも…
この人には逃げられないんだな、
もう笑えてきた。
「はっ…ははぁ"っ…」
🐰「幸せにっ…なろうねっ……」
首を絞め合いながら笑う二人。
来世では、絶対に殺してやるかな。
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皆様こんちわえむです❗
いかがだったでしょうか!
FAKELOVE最終回となりました…
最後はバットエンドでしたねぇ…
なんか最近ばんたんの狂愛しか書いてない…w((
ホストのやつはテテ君が狂愛。 FAKELOVEはグク君が狂愛。 あとはジンさんも狂愛のやつ書いてたし…
んでも好きなんですっ!!
ばんたんが好きすぎて狂っちゃうの、大好きなんですっ!!(もう病気
次は、『天使と悪魔』というのも書き進めていますので、そちらと、ホストの方も!お待ちいただけると嬉しいですっ✨
もしかしたらホストの方もバットエンドかもデス…
それでは、"お母様と"、素敵な一日をお過ごし下さい。
コメント
59件
でもたまには純粋な学校生活とか書いて欲しいです!
来世で会おう!
えええもうまぢでてんさいすぎません?じょんぐっくこわい、ああまぢでてぐちゃんもてぐちゃんが書くストーリーもすき!(