さよなら。

いつまでも頭に残るのはあの幸せな日々。

あなたが横で笑っていて

愛を伝えあって

とにかく幸せだった。

大好きだった

いや、まだ過去形にすることは出来ない。

私は智生くんがまだ好きだよ、

私が落ち込んでいる時、

そう言ってくれたよね、

私が学校で女子と仲良さそうにしてる智生くんを見て

思わず泣いてしまって、それを知った智生くんは教室まで会いに来てくれたよね

今更だけど嬉しかったよ。 ありがとう

風邪気味で夜練を休んだ日は

夜練後で疲れてるのに中々寝付けない私に気づいて、

私が寝るまで電話していてくれたね

莉乃が家族でユニバに行った時は

って言った私に

そう約束してくれたじゃん、

その約束はどうなるの、？

期待だけ残して居なくならないで。

嫌だよ。智生くんがいないなんて考えただけで生きていける気がしない

愛しといて、好きにさせといて、 期待させといて、

忘れ方は教えてくれないんだね

こうなる日が来てしまうなら、別れがあるのなら、、、

違う。智生くんに出会って、

確かに私は変われた。

智生くんがこんな私を愛してくれたから、

誰かの愛し方を教えてくれたから、

今の私がいるんだね。

だけど今は、智生くんじゃない誰かの愛し方が分からなくて

智生くん以外の愛は要らなくて

ただ、智生くんに愛されたかった。

いつか智生くんは私の知らない誰かと私と同じようなキスをして

私の好きなその声で誰かを優しく呼んで、

そのうち私も誰かと幸せになって、お互い別々の道を進むんだよね

あなたから貰った愛は忘れないよ

まだ諦めはつかなくて

戻ってきてくれるんじゃないかって期待してるの

きっと私はまだ他の人を好きになれないから

それでも、なるべく早く智生くんを忘れられるように頑張るよ。

今までありがとう

世界一大好きだったよ

こんな私を愛してくれて、好きになってくれて

たくさんの幸せをくれてありがとう。

私は優しくなんてないから、

幸せになってねなんて言わない

最後までごめん

最後まで本当にありがとう。

私ね、最後に智生くんに手紙を書きました。

伝えたいことばっかで、

上手く言葉はまとまってないけど、いつかあなたに渡せるようにここに残します。

智生くんへ 最初は一目惚れでした。 バレーをしている所が私はほんとに好きでキラキラしている智生くんに近ずくのは少し勇気が必要だったな 初めて喋った日、嬉しくてまた好きが増していった。 付き合った日、ほんとに嬉しかった。大好きって伝えてくれてありがとう。 記念日沢山できたよね。 智生くんはどのくらい覚えてるかな。 誕生日にくれた物はまだ捨てる勇気がないから閉まっておくね。 大事にしてくれてるなってちゃんと分かってたよ。 こんなに人に愛されたのは初めてで、その初めてが智生くんでほんとによかった。大きい、優しい手が好きでした。私の名前を呼ぶその声も好きでした。 好きなところは数え切れないほどあって、離れて言ってもそれは頭から離れることは無いみたい。 もう誰かと幸せになってるのかな、なんて考えることがある。 だから、そんなこと考える暇がないくらい大好きになれる人をいつか私は見つけて生きていくから、どこかで会えた時にはまた話をしようね。 今は凄く強がって、こんなこと言うけど本当は泣きながらこの手紙だって書いてるんだからね。 バレー、見てるね。いつか言ってくれた言葉を智生くんに返すよ。 智生くんはもう頑張ってるから、無理しすぎないでね。 私に愛を教えてくれてありがとう。 大好きを届けてくれてありがとう。 幸せでした。大好きでした。 ありがとう。 未亜より