黒の花園
〜鴉組〜
この物語は極道を舞台にした色々事情を持つ、彼らの話。
まずは登場人物紹介から行こう。
憂
名前|憂(ゆう)
年齢|24歳。
その他|鴉組の若手幹部であり、真白の世話係でもある。
戦闘にも長け、冷静沈着だが情に厚い。
幼い頃、白夜と同じ施設で育った。そこは地獄と言っていいほど過酷な場所だった。ストレス発散に使われる子供たち。夜には悲鳴が絶え間ない。そんな環境にいた憂達はある日組長に引き取られることになったことでこの組織に入った。

真白
名前|真白(ましろ)
年齢|20歳
その他|憂に懐いており、憂には気を許している。ADHD気質で落ち着きがなく、思ったことをすぐ口にしてしまう。また善悪のつかないところがある。だが天才的な戦闘センスを持っており、“鴉組最強”とも呼ばれている。

白夜
名前|白夜(びゃくや)
年齢|24歳。
その他|鴉組の幹部。憂とは施設からの仲であり幼なじみ。
普段は軽口を叩くムードメーカーだが、頭の切れる戦略家である。
真白のことを気にかけつつも、彼を“危なっかしい爆弾”だと見ている。
戦いになると性格が一変し、冷酷な判断を下すことから「鴉の影」とも呼ばれる。

氷堂(組長)
名前|氷堂(ひどう)
年齢|50前半
その他|鴉組の組長。静かな威圧感を持ち、誰よりも冷徹。
憂と白夜を息子のように可愛がっているが、裏で大きな野望を抱えている。

彼らの関係性を簡単にまとめよう。
憂→真白 「お世話係」
→白夜「兄弟のような存在」
→組長「親のような存在」
真白→憂「大好きな人」
→白夜「憂と仲良い人」
→組長「優しい人」
白夜→憂「家族のような存在」
→真白「危なっかしい爆弾」
→組長「親のような存在」
組長→憂「息子のような存在」
→真白「無邪気な子供」
→白夜「息子のような存在」
まぁこんなところで紹介は終わろうと思う。これからの物語を楽しみにしていてくれ。♡が付くと早いかもしれんな。