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瑠華(主)

一の過去

瑠華(主)

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幼い頃の一

お母さん!

一のお母さん

何?

幼い頃の一

あのテストで90点取りました

一のお母さん

90?

一のお父さん

どうせ取るなら100点だろ

ボコボコ

幼い頃の一

ガハッ

幼い頃の一

ごめんなさい

一のお母さん

今度こそ100点を取らなきゃ殺すぞ?

幼い頃の一

はい

幼い頃の一

毎回100点になれるように気をつけます…

一のお父さん

お前はずっと賢くいれ

一のお母さん

そして私達に恥をかかせるな!

幼い頃の一

はい

幼い頃の一

100点を取らなければ暴力、脅し

ずっとここで生きるには100点を取り続けなければいけない

幼い頃の一

頑張らなきゃ

ずっと勉強して100点を取り続けた

そして友達に嘘をつき続けた

猫をかぶって友達とあっている

嘘を付くのはとても苦しかった

ただ"助けて"を言えればいいのに…

言えない僕は嫌いだ

家族も何もかも

助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて

こんな毎日大嫌いだ

幼い頃の一

幼い頃の一

ずっとここで賢く生きるの…

幼い頃の一

辛いよ

幼い頃の一

苦しいよ

幼い頃の一

誰か

助けて!

そんなこと思ったって助けてはくれない

わかってる

だけどその時の僕はかまって欲しかった

なのに誰もかまってはくれなかった

そんな時僕の何かが消えた

何だか軽くなった気がした

その時僕がなくしたのは

"感情"だった

幼い頃の僕は気づかなかった

幼い頃の一

何だか

幼い頃の一

気持ちが軽くなってる

その時僕の目は

こんなふうだった

数年後

僕は中学生になった

気持ちのないまま

中学生ではいじめられた

この時僕は屋上に呼び出されていた

モブ

お前きっしょいんだよ

モブ

ホント

モブ

でもちょうどいいサンドバックになるわ

中学生の頃の一

モブ

なんとか言ったらどうだ

中学生の頃の一

何が?

モブ

ボコ

中学生の頃の一

シュッ

モブ

なっ!

モブ

避けた?!

中学生の頃の一

遅っ

中学生の頃の一

ハハッ

中学生の頃の一

今度は僕の番だね!

ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ

気づけばそいつを殺しそうにしていた

中学生の頃の一

殺したら怒られるから

モブ

お前…つ…よい…

中学生の頃の一

この事誰かに言ったら

中学生の頃の一

殺すからね?

モブ

は、はい…

モブ

(こ、怖い)

その後いじめはなくなって

中3になると気持ちを感じられるようになった

そして今に至る

私の思いと皆の思い

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1

コメント

2

ユーザー

凄い…過去だ

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