/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
星が綺麗だなんて
感じたのはきっと…、…
吹_すい
うわぁ…
吹_すい
綺麗だね
奏
そうだなー
吹_すい
ありがとね、今日は。
奏
なにが？
吹_すい
部活で困ってたとき
吹_すい
助けてくれて
奏
……別に。
吹_すい
やっぱ、頼りになるわー！
奏
なにが？
吹_すい
幼なじみ
吹_すい
うちに幼なじみがいてくれて
奏
……親が仲いいからな
吹_すい
まあねw
奏
名前もやばいよな
吹_すい
そうそう
吹_すい
まるで「お前たちは音楽関係に進め」って
吹_すい
言われてるみたい
吹_すい
吹_すい
まあ。
吹_すい
音楽好きだからいいけどね
奏
…だな
吹_すい
ねぇ…
奏
ん？
吹_すい
なんか口数少なくない？
奏
そうか？
吹_すい
それに
吹_すい
なんで今日はここに連れてきたの？
奏
お前が失敗して
奏
落ち込んでそうだったから
吹_すい
なっ…
吹_すい
べ、別に落ち込んでないし！
奏
ここ、星がよく見えるだろ？
吹_すい
（聞いてないし…）
奏
でも、この星って今の星じゃなくて昔の星なんだよな
奏
それを俺たちが見つけてると思ったら
奏
なんか……すごいと思わないか？
吹_すい
う〜ん。
吹_すい
まぁ、思うかな
奏
だから、こうして
奏
俺たちが出会ったのも当たり前じゃないのかな
奏
って思って
吹_すい
…、うん？、
奏
なぁ、吹
奏
俺ってやっぱ幼なじみにしか見えない？
吹_すい
えっ…？
奏
頼りになる幼なじみ？
吹_すい
奏
俺が優しくするのは
心配するのは
助けるのは
心配するのは
助けるのは
奏
全部
奏
吹だけだよ
吹_すい
え…、え？
奏
まぁ、それだけ
奏
じゃ、先に帰るわ
吹_すい
え…ちょっ！！、
吹_すい
行っちゃった…
吹_すい
いつもと同じ夜なのに
何かが違う気がする
吹_すい
やばいよ……
心臓が速い
体が軽い
明日が楽しみになるのも
不安になるのも
この関係が続くのか
続かないのか
毎日、考えてた
『俺たちが出会ったのも当たり前じゃない』
吹_すい
…………
メール
奏へ 今日はありがとう ところで、先に帰るなんて最低だと思わないの？お陰でうちも伝えたいこと言えなかったじゃん…… だから明日の放課後、展望台で待ってるからね。来なかったら怒るからね！？
送信しますか？
吹_すい
はい…っと。
明日は…
うちにとっては楽しみな日になる気がする…
END
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
