お母さんおはよう
母
おはよ!
ムシャムシャ...
ご馳走さま
じゃあ行ってきます
母
行ってらっしゃい
俺の死から数千年の時が経った。
俺は無事に成仏でき、 今、こうやって前世の記憶を持ち 生まれ変わった
でも意外と前世に比べて ここの雰囲気は変わっていない
そのお陰か暮らしやすい
え~っと...確かこの辺りに...
ドンっ!!
あたっ...
いってて...て!
ゴメンなさい!!!
あ、いえ...平気ですよ
ちゃんと前見ろw
大人になっても危なっかしいなあ
ブーメラン...
言われてやんの!w
後で覚えてろや(*^^*)
...?
なんだろう...この光景を前に 見たような...
ゴメン!遅れた!
遅ぇよ!
まだ東京は慣れんなぁ
もしかして...
あ、あの!
え、俺ら?
あの...以前...どこかで
会いませんでしたか?
会いませんでしたか?
え?記憶にないけど...
いつ?
いつ...でしょう...
...赤葦......
!!
えっと...猿杙...大和さん?
赤葦も記憶あるんだ
ですね
あっ!思い出した!
あれでしょ!
俺らで殺し屋してたよね!
俺らで殺し屋してたよね!
やった!
てことは...このメンツ...
前世と今...繋がってたんですね...
赤葦さんがそれを言うまで
気づかなかったな...
気づかなかったな...
ね...
ギュッ
っ...!?
良かった...また会えて...!!
...はい、ずっと探していました
俺さぁ...来世に生まれ変わって
記憶失くなったらどうしようって...!!
記憶失くなったらどうしようって...!!
神様が...手助けしてくれたのでしょうか
俺も心配でしたよ...
なぁ赤葦...
はい
次は...ちゃんと守るから...
ありがとうございます
でも、俺も守る必要が
無いくらい、強くなります
無いくらい、強くなります
今度は...負けませんよ?
じゃあ消しゴム落としで勝負!
本当に...平和じゃあないですか 笑
約束しただろ?
平和なもんで戦うって
ですね、負けません
もう名字も、名前も全員 変わってしまった
それでも関係は変わらないままだ
木兎さん、木葉さん、猿杙さんは 今も兄弟であり
鷲尾さんはいつも側で その3人を支える
小見さんは皆さんの友達として 親しんでいる
やっぱり俺らは...強い絆で 結ばれてたり?
...なんて冗談...いや、これは本音だ
それは千年以上もの時が過ぎようが 変わらなかった
今度は...仕事の関係ではなく
恋人の関係として...貴方の側に いたいです
木葉 秋紀さん___







