こっこ
第2話〜!
こっこ
それじゃあスタート!
-hotoke-
いふくん…僕のこと見えるの?
If
見える、けど…お前1週間前に死んだはずじゃ…
なんで他の人には見えないのにいふくんには見えるの…?
…もしかして。
-hotoke-
ねぇいふくん…いふくんにだけ僕が見える理由分かった気がする
If
なんだよ
-hotoke-
僕はいふくんに振られた…それも盛大に
-hotoke-
その恨みを晴らすため、いふくんには僕が見える…んだと思う!
If
…ふーん
-hotoke-
いやもうちょっと興味示して!?
If
まぁ…それでほとけが成仏してくれるなら、恨みでも何でも買ってやるよ
-hotoke-
…どーも
え、この人早く僕にいなくなってほしいの?
…まぁ、僕のこと振ったんだし当たり前か。
-hotoke-
と、とりあえず…覚悟しててよね!
If
はいはい
-hotoke-
とは言ったものの…
-hotoke-
恨みを晴らすって、何したらいいんだろ…?
-hotoke-
とりあえず怖がらせるとかかな…
-hotoke-
まぁ試しに明日やってみよ!
-hotoke-
僕は物をすり抜けられるから壁の中に入って…
-hotoke-
それで中から手出したらいっか
-hotoke-
いふくん怖がるかな…楽しみ
次の日
-hotoke-
う、うらめしや〜(壁から手を出す)
If
………
-hotoke-
…いやもうちょっと反応ないの!?
-hotoke-
(まさかの無反応…いふくんって怖いの得意なのかな?)
-hotoke-
うーん…
If
…ほとけ
-hotoke-
ん?
If
うらめしやー
そうして僕の前に出てきたのは…
人体模型。
-hotoke-
いやぁぁぁぁぁぁ!!
If
怖がらせるならこんくらいやらんと
-hotoke-
うぅぅ…
放課後
-hotoke-
…あーあ
-hotoke-
結局怖がらせる前に放課後になっちゃったよ…
-hotoke-
…ていうかあんな急に人体模型出してくる人…
-hotoke-
怖がらせられる気がしないんですけど!?
-hotoke-
……そういえば、いふくんどこ行ったんだろ…教室かな?
ガラッ
If
スー…スー…
-hotoke-
あ、いた…って寝てるし
-hotoke-
てか外もう薄暗い…
-hotoke-
どうしよ…この中1人で帰るのも怖いしなぁ…
-hotoke-
…まぁ、幽霊だから別にいいけど
-hotoke-
……いふくーん?もう放課後だよ〜
If
スー…スー…
-hotoke-
…全っ然起きないし
-hotoke-
そういえば…いふくんがいつもつけてるイヤホン、どんな曲聴いてるんだろ?
-hotoke-
…ちょっと聞くくらいいいよね…うん、不可抗力!
…不可抗力かは知らんけど、とりあえず聞いてみよ。
-hotoke-
スッ(耳を近づける)
ザザザッ、ザザザザザ……
-hotoke-
え、何これ…ノイズ?いやなんか違うな…
-hotoke-
………
-hotoke-
…砂嵐だ、これ
-hotoke-
…なんでいふくん…イヤホンで砂嵐なんて聞いてるんだろ?
こっこ
はい!
こっこ
今回はここまで〜
こっこ
それじゃあばいちゃ!