TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

今届け

一覧ページ

「今届け」のメインビジュアル

今届け

1 - 今届け

♥

6

2019年06月10日

シェアするシェアする
報告する

今日

おはよー

ゆうし

おはよう

今日
小テストだねー

ゆうし

え。
まじ?!

え?

もしかして…

ゆうし

何もやってないー(泣)

え!やばいじゃん

ゆうし

もう…赤点だ…

ゆうし

\(^o^)/オワタ

この小テストで、赤点の人って確か、

ゆうし

補習

うわー

数学の先生きびしーじゃん!

やばいな

ゆうし

やばいよお

ゆうし

助けておくれ

やだし

勉強してない
ゆうしが悪い

ゆうし

そんなー…

行ってきまーす

ゆうし

ゆうし

め、女神様ー泣泣

ただいまー

ゆうし

おかえりー

ゆうし

テスト終わってたー…

もうっ!

私がギリギリまで教えたじゃん!

ゆうし

あ、アリガトウゴザイマス…

平均点はいけると思うけど…

ゆうしなら

ゆうし

ありがとう

ゆうし

きっと無理だがな

何それー…

笑笑

ゆうし

笑笑

こんな感じで、意地悪しちゃうけど、 私は…

私は……

ゆうしが好きだ

みう聞いておくれ

みう

なんだい

また、
ゆうしに意地悪しちゃった…

みう

うん。

うん?!

みう

一部始終見てたから、だいたいわかった

えー。

みう

この私がわざわざ
2組まで見に行ってやったんだよ。

みう

話ししに行ったら、
二人でいちゃついてるしなぁ…

わざわざ5組からお疲れ様です…

ていうかいちゃついてないしー!

みう

まあまあ照れない

照れてない!

みう

どうすんの?

え?

みう

告白すんの?

え?
待って

話についていけない

みう

意地悪しちゃったんでしょ?

う、うん

みう

謝るついでに告れば

え。

む、無理無理!

みう

ゆうしくん、取られてもいいの?他の人に

う…

それはヤダだけど…

みう

よろしい

みう

じゃあ告れ

え…

振られたらどうすんの…

みう

大丈夫!

みう

あんた、前言ってたじゃん

みう

あれ

あれ、とは…

みう

部活終わりだよ

あ、…

あれ、とは。

この前、部活終わりに 水を飲んでいたときのことだろう

ー回想ー

「あっつー」

水をごくごく私は 飲む

首にかけていた タオルで口を拭く

ゆうし

「よっ!」

「あっ…ゆうし…」

ゆうし

「どう〜?」

「部活?」

こくんとゆうしが首を振る

(か、かわいい…)

「いつもどうり!
順調、順調!」

ゆうし

「そっか…」

よくよく考えれば、 私が来たこの水場は

日光が当たらなくて、 人目もあまりない

二人きりだ

(ふ、ふたりきり…)

ゆうし

「どうした?顔赤いぞ?」

「な、何もないっ!」

ゆうし

「ほんとか?」

おでこに手を当てられる

ゆうし

「うーん…」

「ひゃっ…」

心臓バクバク

死んでしまうんじゃないか と思っていたとき、

遠くから私の名前を呼ぶ声

「い、行かなきゃっ!」

ゆうし

「ちょっと待って」

「ひゃっ…」

行こうとした私の 腕を掴み、ゆうしが引っ張る

顔と顔がすぐ近くにある距離

近い

ゆうし

「忘れ物」

ポツリとゆうしが言う

「えっ…」

すると、また腕を引っ張られ、 私はまたゆうしのもとに

でももう距離がない

気がつけば

チュッっと軽い音が 聞こえ、

私達は離れていた

(い、今…ゆうしから…)

ゆうし

「っ…じゃっ…」

私は、その後、 頬にキスされたのだと気づいた

ー回想ー

みう

あれ、はもう好きでしょ

なわけないっ!

じ、じこだよ〜!

みう

そうやってごまかしてたら
自分の気持ち、分からなくなるよ

う…

分かった

私、するよ

みう

うん、いい子

してくる!

みう

え?

みう

いま?

みう

おーい?

みう

ありゃりゃ…

ゆ、ゆうし!

ゆうし

なに〜?

今時間あるっ?

ゆうし

どしたどした

ゆうし

あるけど

良かった…

ゆうし

あのね

私、すごい伝えたいことがあって…

ゆうし

何?

私っ!

ずっと前から…

ゆうしのこと…

ゆうし

ちょっと待って!

へ?

ゆうし

俺から言わせて

な、なに

ゆうし

ずっと前から、

ゆうし

好きでしたっ!

ゆうし

俺と、付き合ってくんない?

え…

ゆうし

ご、ごめん…

ゆうし

急だよな

ゆうし

無理なら無理でいいよ

いや…だ

ゆうし

え?

あのね…

私も…好き

ゆうし

え…

ゆうし

これ、夢?

夢っじゃないと…思う…

ゆうし

嘘だ

ホントだもん

ゆうし

嘘だ!
だったら、あんなこと…

ゆうしがすきすぎて…

好きすぎて意地悪しちゃうの

ゆうし

まじか…

ゆうし

ほんとにうってるのお前?

うん。

ゆうし

通話終了

通話
01:18

ゆうし

ほんとだ…

よ、よろしくねっ

ゆうし

よろしく…

そ、そういえばっ

ゆうし

ん?

なんであんなこと…

ゆうし

??

部活の…まず飲み場で…

ゆうし

あー

ゆうし

あれは…

ゆうし

好きが止まんなくて…

…バカっ

ゆうし

笑笑

ゆうし

嘘なくせに

ゆうし

おみとうしだ

ば、バカはバカだよっ!

ゆうし

なにそれ

ゆうし

そんなんしても可愛いだけ

うう

そんなことさらっと言わないで…

ゆうし

何回でも言うしー

ゆうし

かわいい

ゆうし

かわいい

ゆうし

かわいい

もういいからっ!

ゆうし

嬉しいくせにー

っ…

ばかー!

私も大好きっ!

ゆうし

不意打ちを食らった…

ゆうし

笑笑

笑笑

好きを届けてよかった

ゆうし

俺も

END

この作品はいかがでしたか?

6

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚