テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
瑠夏
瑠夏
キョロキョロと瑠夏が部屋を見渡すと、1つの紙が目に入った
ほんっとーにごめんだけど、ちょっと旅行に行ってくるね!
やる事は…た、多分やったから!安心してね〜
まぁすぐ帰ってくるし、心配すんな!って見たら言っといてね♪
ps:心配すぎてこっち来たらダメだよ〜?w
瑠夏
瑠夏
瑠夏
瑠夏はエアリーが帰ったら…と、その事ばかり考えていた
だからか、顔も普段より意気揚々としているように感じる
瑠夏
そう言って自分の腕にあるそれを見る。
両手では到底収まりきらず、脇に挟んだものやら、分厚いファイルからはみ出した書類達やらが顔を出していた
瑠夏はそれを落とさないよう、優しく丁寧に机に器用に置く
瑠夏
瑠夏
すると、扉がガチャッと開く音がした
後ろを振り返れば、居たのは楓だった
楓
瑠夏
瑠夏
楓
楓
瑠夏
楓
楓
瑠夏
楓
瑠夏
楓
瑠夏
瑠夏
瑠夏
と、机の上の書類のうち1束を楓に手渡す
漢字辞典やら生物図鑑やらが4冊分はゆうに重なったぐらいの分厚さがあり、楓は顔を引き攣らせつつ笑っていた
楓
瑠夏
瑠夏
瑠夏がニヤニヤと腹黒い笑みを浮かべている事で何か察したのか
楓は慌てて話を切り替え、瑠夏の思考を切り替えようとした
楓
瑠夏
楓
瑠夏
瑠夏
楓
瑠夏
瑠夏
楓
瑠夏
そんなこんなでいい合っていると、ドンドンドンッとドアを叩く音が聞こえた
楓
瑠夏
楓
瑠夏
楓
瑠夏
ドンドンドンッ
音はさらに激しさをまし、部屋全体に響き渡った
誰かと聞いても反応がなく、ただひたすら扉の叩く音が激しさをますいっぽうだった
瑠夏
楓
瑠夏
楓
瑠夏
楓
楓
楓
瑠夏
楓
瑠夏
瑠夏
楓
瑠夏
楓
瑠夏
瑠夏
ガチャッ…と、ドアを開ける
居たのは紛れもない
瑠夏
梨花
梨花
瑠夏
瑠夏
梨花の顔をじっと見ていると、梨花はこちらに向かって首を傾げてくる
以前はもっと可愛らしいものだったはずだが、今では恐怖の対象にしかならない
すると、後ろから楓が(少し)心配そうに瑠夏の方に近づいてきた
楓
梨花
楓
瑠夏
瑠夏が梨花に声をかける
梨花は どうしたの?と首を傾け、こちらをじっと見つめてきた
瑠夏
楓
梨花
瑠夏
梨花
楓
楓
梨花
そう言って梨花は踵を返し、自室の方へと向かっていった
梨花の姿が見えなくなって、瑠夏達は気を遣った為か、ズルズルと床にしゃがみ込んだ
楓
楓
瑠夏
瑠夏
瑠夏
そう言って近くにあった椅子に座る瑠夏。
楓
楓
瑠夏
楓
瑠夏
瑠夏
楓
瑠夏
瑠夏
楓
瑠夏
楓
ドーンッ
瑠夏
楓
すると部屋のドアがバンッと開かれる
出てきたのは遥で、息は荒く肩でしており、目も余裕がなさげで明らかに何かがあったと言う事が分かる
瑠夏達は遥に近づき、そっと背中に方手を回す
楓
遥
瑠夏
瑠夏
遥は一度落ち着く為か、大きく深呼吸をした
少し経ってようやく呼吸が落ち着いたのか、遥はポツリポツリと状況を説明し始めた
遥
遥
遥
楓
楓
瑠夏
遥
楓
そして遥が何かを思い出したかの様にあっと声を上げる
遥
遥
瑠夏
楓
遥
有り得ない…とのめり込み気味に言う遥
瑠夏はそっと遥の肩に手を乗せて話し出す
瑠夏
瑠夏
楓
瑠夏
遥
そう言ってにこりと笑みを浮かべる遥に瑠夏はそっと胸を撫で下ろす
一方楓はどことなく複雑そうな顔をしていた
瑠夏
少し心配になったのか、瑠夏は楓に問いかけてみることにした
楓
遥
楓
楓
遥
楓
楓
瑠夏
瑠夏
遥
瑠夏達は念のため、他の人達の確認をとる事にした
部屋には誰1人残る事はなく、元通りの光景が広がっていた
瑠夏
楓
楓
遥
楓
瑠夏
瑠夏
楓
遥
楓
瑠夏
遥
楓
遥
楓
瑠夏
楓
楓が指を指した先は部屋の隅だった
一見何も無さげに見えるが、よく目をこらすとぼんやりと光っているのが分かる
遥
瑠夏
瑠夏
楓
瑠夏
遥
楓
楓
遥
その瞬間部屋中に光が行き渡る
目を開けるのでさえはばかられるほど眩い光に包まれ、瑠夏達は思わず目を瞑った
瑠夏
そうしてしろんでゆく景色を最後に、瑠夏達の意識はまどろみの中へと消えて行った
風が優しく頬を撫でる
匂いを嗅ぐが、どうやらここには遥達は居ないようだった
それどころか、足の感覚や匂いから、ここはまだ見ぬ場所だと言うことは分かる
ただ、どこか懐かしい雰囲気を感じて、俺は目をそっと開いた
瑠夏
瑠夏
まず俺の視界に飛び込んできたのは、中世ヨーロッパを基調としたような外観の街
空を飛び交っている背中に白い翼を生やした人種
そして
梨花
奈伊亜
あの二人が、心配そうに俺を見ている姿だった
つづく
コメント
23件
読む度に思うけど、エアっさんの仲間はみんな何かしらの形で叩きあってるの愛おしい
ヨーロッパみたいな世界観好きすぎてその世界に今からでもダイブしたいです!
見るの遅くなっちゃった😭