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rn
ya
奇跡なんて起こらない。
どれだけ強く願っても、叶うことはない。
でも、
私はあの時、君のために奇跡を現実にしようと思った。
それがたとえ、夢の中だったとしても。
外に出た瞬間、いつもと何かが違う景色が目に映った
何が違うのかは、よくわからない
もう眠くはないのになぁ
今日から3月
テストはよくわからなかったけど、それはあまり気にしていない
テストが返却されてしまえば、春休みが来る
でも、春休みは短い 夏休みくらい長くなってくれればいいのにな
そんなことを考えていると、前から近所の田中さんが歩いてきた
散歩かな?
田中の奥様♡
rn
あまり大きな声が出なかった
気にしてないのかな 田中さんはにっこりと笑って言った
田中の奥様♡
rn
言葉を選んでいるうちに、田中さんは行ってしまった
ちゃんと挨拶できるようになりたいな
でも。
rnは大人の人が苦手だ 先生でさえも、喋るのは緊張してしまう。先生をあだ名で呼べる友達は、すごいと思う
商店街を抜けると、小さな川があり、その脇には桜の木が並んでいる
やっぱり、何かが違う気がする
まぁ、考える時間が無駄だけだ 不意に思い出すことができるはず
駅に着くと、吸い込まれるようにバスターミナルへ向かった。
ya
遠くから私を呼ぶ、大好きなあいつの声。
こっちに走ってきているのは、幼馴染の赤瀬yaくん
ya
その笑顔に嬉しくなりつつ、歩き出す。
ya
rn
ya
子供の頃から何も変わっていないその顔。
唯一違うとすれば、いつのまにか抜かれていた身長くらいだ。
私とyaくんは、家が近所でお母さん同士がとても仲がいい。 よく2人でランチに出かけている
高校ではクラスが2年も一緒。
すごく嬉しいけれど、それをyaくんに知られてはいけないんだ。
rn
ya
rn
ya
rn
おかしなことを言ってるのに気づかないらしく、納得したような声を出して、彼は言った
ya
そこで一旦言葉をきって、
ya
小学5年生くらいの時かな、yaくんが突然こんなことを言うようになった。
クラスのみんなからからかわれることも少なくはなかった。
嬉しいけれど、yaくんの好きはrnと一緒の好きじゃない。
挨拶みたいなものなんだ。
だから、そっけなくスルー。
rn
rn
ya
なるほど! いつもと違うのはそれだったのか
rn
素直に感心している私に、八重歯を見せて笑う彼。
ya
rn
ya
rn
ya
rn
ya
目をキラキラさせてこっちを向く。
ya
rn
ya
rn
ya
rn
ya
バスに乗り込むと、yaが当たり前のようにに隣に腰を下ろした。
rn
ya
ほんと、どこでも寝るんだよなぁ
そっと、隣の彼を見る。
整った顔立ちで、通学カバンを抱えながら眠っている。
ずーっと、好きなんだよ?
rn
何度も諦めようとしたけど、効果はなかった
yaの言う「好き」にも反応できずにいる
恋は永遠じゃない。 親を見ていれば、そんなことすぐに分かる。
しばらくは、幼馴染でいたいんだ。
初めて物語を書いてみましたー👏
今のところ説明?予告?みたいな感じでしたね。
この後から、進展してく予定なので!
暖かく見守ってください🙇♀️
それじゃ👋