青
君のことを僕は好きだけれど
青
君はきっと僕のことなど 好きではなくて
青
黄
ただの友達でしかないのだと 思うと悲しくて
実らない恋なんてしなければ よかったと後悔する
黄
そんな言葉が君に届くわけもなく
青
青
君はまっすぐな目で僕に そう問いかける
「なんでもない」
なんて嘘をついて、僕はまた、 現実から目を逸らす
来るはずのない「いつか」を 待ち続けている僕は、きっと馬鹿だ
青
大好きな君に、今日も話しかける
僕は君のことを好きだけど
青
君にとって僕は友達で
黄
この恋は実らないのだと
現実が言っている
青
返事のない君をもう一度呼ぶと
黄
困ったような表情でそう言った
何かを呟いた君に
「なんか言った...?」
なんて当たり障りもない 質問を投げかける
黄
首を振りながらそう言う君に
僕は何もできなかった
好きだと言える勇気があったなら
もっと寄り添えた
好きだと言えたなら
幸せだった
実らない恋なんてしなきゃよかったと
何度思ったかわからない
だから、僕は敢えて
友達として接していくことを決めた
その方が、傷つかないから
その方が、楽だから
それなのに
まだ君のことを想っている僕は きっと馬鹿だ
『君の恋人になりたい』
コメント
1件
お姉さんがくっつけたげる(((アホか って置いといて……私と違う人類ですか?神ですか?仏ですか?