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私は、見えてしまう。

普通の人には見えない何かを。

学校にて

笹倉緑(ささくら みどり)

あまちゃーん!おはよっ!

天野美月(あまの みつき)

みどり、おはよ!

笹倉緑(ささくら みどり)

あまちゃん…宿題忘れちゃった!

笹倉緑(ささくら みどり)

見せて~

天野美月(あまの みつき)

またか…どうぞ。

みどりの可愛らしい顔に負け、いつものようにノートをみせる。

笹倉緑(ささくら みどり)

ありがと!あまちゃんだーいすき!

天野美月(あまの みつき)

はいはい…

萩野蒼太(はぎの そうた)

よーっす!

萩野蒼太(はぎの そうた)

今日も早いなー!

竹永昴(たけなが すばる)

…また宿題見せてもらってる。

と、元気な男と冷めた男が入ってきた。同じクラスの友達だ。

萩野蒼太(はぎの そうた)

なぁ!聞いて!

萩野蒼太(はぎの そうた)

登校中さ、やばいやつ見たんだよ…!

笹倉緑(ささくら みどり)

えー!朝から?!

竹永昴(たけなが すばる)

ついてないな…

天野美月(あまの みつき)

大丈夫だったの?

萩野蒼太(はぎの そうた)

いや…死ぬかと思った。

萩野蒼太(はぎの そうた)

凄いでかいヤツがさ、人の家覗いてたから見てたんだけど、

萩野蒼太(はぎの そうた)

見てるの気付かれてさっきまで追いかけられてた!

会話からわかるかもしれないが、この3人も幽霊が見えるのだ。

笹倉緑(ささくら みどり)

えぇ~!連れてきてない?

萩野蒼太(はぎの そうた)

俺の足の速さをなめんなよ!

竹永昴(たけなが すばる)

ヤバいやつを見ても、ガン見したらダメだって言っただろ…

天野美月(あまの みつき)

そうよ、こっちが見えてるのに気付いたら危害を加えてくるかもしれないもの。

萩野蒼太(はぎの そうた)

次から気をつけまーす!

チャイムがなり先生が授業初めの号令をした。

笹倉緑(ささくら みどり)

うあー!疲れた!

授業が終わりあっという間に下校時間だ。

萩野蒼太(はぎの そうた)

なぁ…さっき見えた?

竹永昴(たけなが すばる)

窓にいたやつか?

笹倉緑(ささくら みどり)

あー…いたね!

萩野蒼太(はぎの そうた)

あれ、朝見たやつだ。

天野美月(あまの みつき)

天野美月(あまの みつき)

そうたを追ってきたってこと?

笹倉緑(ささくら みどり)

嘘でしょー?!

竹永昴(たけなが すばる)

はぁ…めんどくせえ…

萩野蒼太(はぎの そうた)

うー…ごめんー!!

天野美月(あまの みつき)

今日は皆で帰ろう。

竹永昴(たけなが すばる)

ん、一人じゃ危険だしな。

笹倉緑(ささくら みどり)

仕方ないなぁ~!

萩野蒼太(はぎの そうた)

みんなありがとうう!

結構ヤバそうなやつだったから、危害を加えてこなければいいけど…

4人でトコトコと歩いていると、後ろから

ドタドタと、走る音が聞こえてきた。

萩野蒼太(はぎの そうた)

なぁ、追いかけてきてね?

笹倉緑(ささくら みどり)

走ってる音が聞こえるよ…

竹永昴(たけなが すばる)

あっちは蒼太が見えるのに気付いてる。早く逃げよう。

天野美月(あまの みつき)

走って!どこかに隠れるわよ!

だが、田舎に住んでいるため建物が一向に見えてこない。

笹倉緑(ささくら みどり)

一旦そこの草原に隠れよう!

天野美月(あまの みつき)

そうね!早く!

少しした後、足音がとても大きくなっていった。

…小声…

萩野蒼太(はぎの そうた)

こっちきてる…

竹永昴(たけなが すばる)

あいつ、背高いから見えてるかもな。

笹倉緑(ささくら みどり)

怖いこと言わないでよ…

天野美月(あまの みつき)

もしこっちに来たら、とにかく遠くに逃げるわよ!

萩野蒼太(はぎの そうた)

巻き込んでごめんな…

竹永昴(たけなが すばる)

謝るのは後だ!

目の前で足を止めた幽霊。

ザザっ…と音を立て草を避けている。

竹永昴(たけなが すばる)

出るぞ!走れ!!

昴の言葉を合図に、皆一斉に走り出した。

笹倉緑(ささくら みどり)

ヒィ…

竹永昴(たけなが すばる)

緑!手掴め!

運動神経が悪く足が遅い緑を気にして昴は緑の手を引いた。

萩野蒼太(はぎの そうた)

おい!皆!あそこに建物があるぞ!

と、足の早い蒼太が言う。蒼太が指をさした先には小さな小屋があった。

天野美月(あまの みつき)

ふぅ…

竹永昴(たけなが すばる)

何とか小屋の中に入れたな…

笹倉緑(ささくら みどり)

怖かった…

萩野蒼太(はぎの そうた)

ここならアイツも入ってこれないだろ…

竹永昴(たけなが すばる)

まだ安心は出来ないけどな…。

天野美月(あまの みつき)

結構しつこい奴ね、

笹倉緑(ささくら みどり)

見たいテレビ合ったのにー!

竹永昴(たけなが すばる)

今それを思えるのは凄いな…

萩野蒼太(はぎの そうた)

なぁ、足音聞こえなくないか?

天野美月(あまの みつき)

天野美月(あまの みつき)

立ち止まってるのかもしれないわ…

笹倉緑(ささくら みどり)

うん…もうちょっとゆっくりして行こ!

萩野蒼太(はぎの そうた)

そうだよな…

トントン

笹倉緑(ささくら みどり)

だ、だれ!?

竹永昴(たけなが すばる)

さっきの奴か?まだ居るのかよ…

天野美月(あまの みつき)

私、少し見てくれるわ。

萩野蒼太(はぎの そうた)

は!?危ないだろ!

萩野蒼太(はぎの そうた)

…俺が行く!

笹倉緑(ささくら みどり)

え、駄目だよ!蒼太でも危ないよ!

竹永昴(たけなが すばる)

そうだ…もう少し中で様子を見よう。

笹倉緑(ささくら みどり)

わ、私行く!!

笹倉緑(ささくら みどり)

いつもみんなに助けて貰ってるから!

それだけ言い、緑は勢いよく走り、外に出た。

竹永昴(たけなが すばる)

緑!!

萩野蒼太(はぎの そうた)

おい!

天野美月(あまの みつき)

み、みどり!?

慌てて皆で外に出ると、そこには緑しかいなかった。

竹永昴(たけなが すばる)

この馬鹿!何してんだよ!

萩野蒼太(はぎの そうた)

そうだぞ!あいつがいたらマジで危険だったんだぞ!

天野美月(あまの みつき)

緑…無事でよかった……!

笹倉緑(ささくら みどり)

ご、ごめーん!

ありがとう、とお礼を告げ、またみんなで歩き出した。

萩野蒼太(はぎの そうた)

なぁ、今日俺の家こねー?

笹倉緑(ささくら みどり)

おお~!行きたい!

天野美月(あまの みつき)

いいね!昴は?

竹永昴(たけなが すばる)

俺も行こうかな。

萩野蒼太(はぎの そうた)

よっしゃ!決まりな!

笹倉緑(ささくら みどり)

わーい!早く行こー!

作者です

はい!今回はここまでです!

作者です

全然面白くないんですけど、まだ続くので、興味持ってくれたら嬉しいです!

作者です

では!また次の投稿でお会いしましょう!

この作品はいかがでしたか?

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