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ぼたん
初めまして…。
ぼたん
私は案内人の『ぼたん』っていいます。
ぼたん
いきなりだけど、意味がわかると怖い話…をしていこうかしら。
ぼたん
うふふ…。では、早速お話しましょうか…。
ある日、交差点を渡ろうとしたら
信号無視の車に轢かれた
マサト
（も、う、だ、め、だ…）
意識が薄れてゆきそうな病院のベッドの上で、俺に語り掛ける声が聞こえてきた。
？？？
『あなたはこのままでは死ぬでしょう…』
？？？
『最後に、一つだけ願いを叶えてあげましょう…』
声が出せない俺は
マサト
死にたくない…
そう念じた。
？？？
『その願い…叶えてあげましょう』
俺はそのまま意識を失った…
そして今
医師
いや〜
医師
生きているなんて奇跡ですよ。
マサト
（きっとあの声の主が特別に力をくれたんだな。）
マサト
（身体は動かないし声も出ないけど…）
マサト
（この力があれば…）
マサト
（そのうち治るんだ）
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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