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深夜0時
彼の腕から抜け出しベランダへ向かった
肌寒い風が体を横切った
このままきえてしまえたらな
♥️なんかあったん?
💗くんが優しく声をかけてくれる
そんな優しさに罪悪感を覚え息が詰まってしまう
そっかー言いたくないか
俺は縦に首を振った
じゃあ一緒にここにいさせて
なんでさ...笑
💗ちゃんは先に寝てて
震える声を最大限に抑えてそう言った
んー
♥️はわんわんだからひとりだと寂しくていきていけないだろ?
おいふざけんな笑
1人でも生きてけるわ
じゃあなんで泣いてるの
彼は頬をつたい流れていた涙をやさしくふきとりながら言った
そこではじめて俺は涙が零れていることに気づいた
♥️
1人で思い詰めて苦しまないで
仲間がいることを忘れないで
相談することを迷惑と思わないで
気づいたら彼は優しく抱きしめてくれていた
部屋に戻ってゆっくり話してくれる?
俺は泣きじゃくりながら縦に首を振った
𝑒𝑛𝑑