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★シリーズ(◍•ᴗ•◍) 1話完結型を 思いつくまま不定期更新
■ねこミラクル■ エル(飼い主)✕兎(元にゃん)
〈 萌えろ!花粉症 〉
暖かくなると共に花々もほころぶこの季節、風に舞ってちょっと困った春の使者もやってくる。
どうやらななが花粉症デビューしてもうたようで。 くしゅんくしゅんと辛そうなんよ···
てなワケで、塁斗のバイトするドラッグストアに薬を買いにやってきました。
塁「で、症状は?」
兎「あのね、はなが、くしゃみしようかやめようか、まよって、···て、···ふぇくしゅ!」 塁「決断したようね」
兎「ぐしゅ、めもね、げきかららーめんたべたみたい」 塁「目も痒いの?」
L「という訳で昨日あたりから辛そうなんや」 塁「なるほどね、間違いなく花粉症よ」
兎「かふんしょう!かふんだらけになっちゃうっていうなんびょう!」 L「だらけにはならへんw」
塁「鼻声と潤んだ目が萌えですね」 L「そこだけは花粉症グッジョブやで」
塁「最近の市販薬は病院の処方とあまり変わりません」 兎「え-、くすりやだなー」
塁「じゃあ薬とシャンプーどっち飲みます?」 ナナ「······くすりのむ」 塁「はいイイ子」
L「ななはカプセル苦手やねん」 塁「一日一回飲めば済む薬ならどうですか」
ナナ「のんだらはながちゃんとおやすみする?」 塁「しますよ、だから寝る前1回だけ頑張って飲んでくださいね」
ナナ「うん!おはなみいきたいからちゃんと、っくしゅ!」 L「お花見すごく楽しみにしとるんよな」
ナナ「みんなでおはなみいこうね!みんなでだよ、るいちゃんもだよ?」 塁「あーはいはい行きましょう」
ナナ「やったー!どこのさくらみにいく?」 L「せやな、うちの近くの運動公園も桜たくさんあるから」
塁「いや、ふた駅先の自然公園にしましょう」 ナナ「わぁ!でんしゃにのるの?」 L「塁斗が電車代かけて遠出する選択を···」
塁「あの自然公園って山になってるじゃないですか」 L「あ〜坂道がイヤなんや」
塁「なな、薬ここで飲んでけば?お水タダであげるから」 ナナ「るいちゃんふとっぱら、ぐしゅ」 L「水1杯にカネとる方がどうかと思うで」
塁「あと目薬はこれがいいかな、エルくんさしてあげて」
ナナ「ちょ、ちょっとこわい、」 L「大丈夫や上向いて?」
ナナ「こわいからほっぺおさえててほしい···」 L「んん〜なんやぁ甘えんぼめ〜、ちゅーしちゃうでぇ〜?」 塁「自制しとけバカ」
ナナ「うぁ!めがおぼれた!」 塁「すぐ痒み収まりますから···はいハンカチ」
ナナ「おおー、なんかすっきりした!せかいもきれいにみえる!」
L「塁斗も良い奴に見えとるか?」 ナナ「るいちゃんはいつもいいやつだよー」 塁「ですよねー、ななほんっと可愛いわー」
ナナ「あとね、はなのしたがいたい···」 L「ずっと鼻かんどるもんな」
塁「じゃあ保湿ティッシュも買ったげなさいよ」 L「あ、せやな保湿ティッシュええな」 ナナ「なにそれ?」
塁「しっとり柔らかで、ななのお姫さま肌にも優しいティッシュ···ほら1枚あげる」
ナナ「わぁー!ほんとだやさしいてぃっしゅだ!」 L「······俺とどっちが優しい?」 塁「ティッシュと張り合うとかバカ親かよ」
ナナ「ん〜、えるくんはえるくんのやさしさがあるし、くらべらんないな~」
L「アハハくらべられんかぁ~そっかぁ~ヨシヨシ♡」 塁「バカ親じゃなくてバカだった」
ナナ「ゆめのようにやぁらかぁい」 L「けどこすりすぎちゃあかんよ」
ナナ「わかった!てぃっしゅがおれにやさしくしてくれるなら、おれもやさしくつかってあげるよ!」
塁「ななってばホントいいこですねー」 L「誰よりもええこやもんなー?」 ナナ「みんなもいいこだよ〜」
塁「ちなみに、いくら柔らかいからって保湿ティッシュ使いまくるようなゑろいおイタは控えてくださいよ?」 L「···はい」
ナナ「あ、はなみずとまってきたかも?」 L「ほんまや!ええ薬を教えてくれてありがとな塁斗!」
塁「いえいえ、あとは満開の桜を見上げたななの笑顔が待ち遠しいですねぇ」
とりあえず、薬が効いたら昨日からおあずけになってたキスもさせてもらおう。 そして保湿ティッシュは1箱追加で買っちゃおう。
···もちろん、ここじゃない店で。
END 目薬前にちゅーして目薬後もちゅーするよ
コメント
5件
ナナちゃん、花粉症のお薬の副作用は大丈夫なんですね← 「昨日からお預けになってた」の辺りで、キスをしようとする度にナナちゃんのくしゃみの飛沫がエルくんの顔面に直撃してたのかなって勝手に想像して笑ってましたww
親バカwwwいいねーおめめ涙とか上目遣いなんだろうなー