陰キャと陰キャ

放課後

私はスムーズに勉強を教えた

道枝くんは、とても真剣な顔をしていて

一瞬、「かっこいいな」と思ってしまった

でも、どんどん教えていくうちに…

もう、私の肩と道枝くんの肩が触れてしまう距離になってしまって、私の心臓はバクバクしていた

4時間後

私たちは、勉強用の本や読書用の本などを借りることにした

よし、勉強用の本は借りた

あとは、読書用だけだ

すると

本を取ろうとしたら、道枝くんと手が重なってしまった

道枝くんが笑っているところを初めて見た私は、思わず「かわいい」と思ってしまった