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数日後のとある任務先…
今回の任務はフロストハイムの寮長と副寮長の2人と同行だ
冬華(とうか)
尋(じん)
冬華(とうか)
尋(じん)
尋(じん)
塔真）今回は…確か異例のものだと聞いたのですが…
尋(じん)
冬華(とうか)
塔真）冬華さんが…たまに有りますよね
冬華(とうか)
塔真）貴方だけ行けばいいものを何故私達まで…
冬華(とうか)
冬華(とうか)
冬華(とうか)
冬華(とうか)
塔真）…いい餌…と、言うことですかね
冬華(とうか)
塔真）条件が良すぎると…
冬華(とうか)
尋(じん)
尋(じん)
尋(じん)
塔真）怪異の強さの見定め…が、今回の狙い…ですか？
冬華(とうか)
冬華(とうか)
境内に入ると…景色は一気に変わり星が良く輝く真夜中に変わった
塔真）…凄い威圧感ですね…
尋(じん)
塔真）え？
尋さんは塔真先輩が思った以上に動くのが遅かったのかお腹に腕を回し直ぐにその場から離れた
冬華(とうか)
私を狙ってきたのはハエが巨大化したような速さで…本来足があるような部分は足がなく…お腹であろう部分は丸々としており、首から上…だと思う場所は1輪の花が咲き雌しべ、雄しべの場所に上半身がむきだしになっている人が居た
冬華(とうか)
羽は大きく…それはもう…天使の翼と言っても過言じゃないレベルで美しい…本体の見た目はきしょい極まりないけど
冬華(とうか)
考える暇も与えるつもりは無いのか…花の部分に居る人がけたたましい悲鳴を上げる
それはもう…音に表せないほど…うるさく、耳鳴りと一瞬…間違えるような…音の高さ
冬華(とうか)
思わずその音を遮ろうと耳を塞ぐが…何故か音が聞こえ続ける
冬華(とうか)
一瞬思考に入ろうとすると…別の怪異が私の足元に絡み付いてきた
冬華(とうか)
指を鳴らし取り出したのは大剣、取り出したとともに私のま下にいる怪異に向かって突き刺す
足元にいた怪異も同様に悲鳴をあげ其の姿を消した
冬華(とうか)
1匹が消えると…まるで皮切りのように次々と襲い始めてくる
冬華(とうか)
召喚に物理攻撃…精神攻撃…殺意高めの幻覚に幻聴…
冬華(とうか)
だが…あの怪異とは全く強さが違う…
冬華(とうか)
考え事をしながらも銃を取り出し乱射
的確に脳天を撃ち抜いて行く
冬華(とうか)
魔除の札もあるし…何より今回の任務でこいつらの目的は私…私より弱いと2人の事を思っているのなら…尚更襲う道理はないだろう
冬華(とうか)
何故か倒していく怪異共の血液が地面に溜まりつつある…
冬華(とうか)
周りを見ていると…その血液の原因がわかった
冬華(とうか)
血液を流し…その肉体のみが朽ち果て滅ぶ理由…なぜ血液だけを残すのか…それは…あの一番最初の怪異…めんどくさいから怪異1と名付けようか
で、その怪異1に…栄養を与えるためだった
怪異1は他の怪異共の血液を啜り…己の肉体強化に勤しんでいた
冬華(とうか)
現に…あいつが血を飲み始めたからやけに襲ってくる小さいヤツらが何故か強くなり始めてる…
冬華(とうか)
あいつがボスなのは確定…早く片付けたいところだが…なんせ襲ってくる奴らの数が物凄い…
冬華(とうか)
指を鳴らし今度は刀
冬華(とうか)
あいにく…血液は溜まりに溜まっている…水溜まり程度だが
冬華(とうか)
冬華(とうか)
塔真）？？蒸発…？
尋(じん)
塔真）こ、氷漬け！？尋！一体どういうことだ！
尋(じん)
尋(じん)
冬華(とうか)
冬華(とうか)
地面に向かって一発放つ
冬華(とうか)
冬華(とうか)
苦手だ…力の出力は…というかスティグマは…
冬華(とうか)
周りの怪異共は見事な氷像となっており中身はヒジョーに汚いものとなっている
冬華(とうか)
刀を出し怪異1に刀を入れる
冬華(とうか)
肥えたお腹と…人を切り離す様に刀を1本入れる
冬華(とうか)
何とか斬ったが…金属を斬ってる気分だった…刃こぼれしてないかな…
冬華(とうか)
ボスが斬られると…雑魚の奴らは朽ち果てた
冬華(とうか)
なんて安心していると…尋さんに突然抱き抱えられ何故か離れ始めた
冬華(とうか)
尋(じん)
冬華(とうか)
ひょこっと顔を出すと…そこには自爆をするつもりなのか…何故か斬ったお腹の部分が膨れ上がって居た
だいぶ離れると…後ろから激しい爆発音が聞こえた
冬華(とうか)
尋(じん)
冬華(とうか)
塔真）怪我…は、無いか
尋(じん)
冬華(とうか)
尋(じん)
冬華(とうか)
尋(じん)
冬華(とうか)
尋(じん)
冬華(とうか)
塔真）(…死なないとわかって居ながらも…やっぱり…死ぬかも知れないって不安があったんだな)
冬華(とうか)
尋(じん)
冬華(とうか)
冬華(とうか)
尋(じん)
冬華(とうか)
尋さんの首に手を回し大人しく抱っこされる
尋(じん)
塔真）えぇ笑(この人達本当…仲良しですね)
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