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ネタバレ注意
輪廻
輪廻
輪廻
プツッ…ザザッ…
誰からも 忘れられてしまったものは
一体どこへ 行くのでしょう?
消えて無くなって しまうのでしょうか?
いいえ。それらは
今でも私達のすぐ 側にいるのです
___こんな噂知ってますか?
"ようせいさん"
??
??
黒髪の少年が 飛びついてきた
トア
??
??
??
トア
??
??
トア
??
??
トア
トア
ピピピピッ…ピピピピッ
トア
トア
トア
"トアは俺とケッコンするの"
ズキッ
トア
"俺が傍にいる"
ズキン
トア
相談、してみようかな…
トア
トア
花子さん
花子さん
トア
花子さん
トア
トア
トア
トア
花子さん
トア
花子さん
花子さん
トア
トア
トア
"ケッコンしようね"
トア
トア
あんま覚えてないけど
花子さん
急に黙る花子さん
トア
トア
花子さん
トア
花子さん
トア
花子さん
トア
トア
約1週間学校サボってたから 見てないな…
花子さん
花子さん
トア
花子さん
トア
花子さん
トア
だったのだろうか… これが。
月のマークが書いてあり 太陽に照らすと 星のマークが浮き出る
自分の感情で指輪の色が 変わる不思議な指輪。
今は黒。 もじゃもじゃした感情だ。
花子さん
トア
花子さん
トア
花子さん
指輪を貸した
花子さん
花子さん
何言ったか 小さすぎて聞こえなかった。
花子さん
トア
何するんだ?
一瞬ピカッと光った気がした。
花子さん
トア
花子さん
トア
花子さん
ふよふよと近づいてきた花子さん
トア
花子さん
すると
ガラガラ
寧々
寧々が来た
寧々は僕を見つけると 凄いスピードで駆け寄ってきた
寧々
トア
寧々
寧々
寧々
トア
お金持ちってわけじゃない
貯金いっぱいあるけど
寧々
トア
寧々
花子さん
2人は僕の貯金残高を見て 大声を上げた
寧々
花子さん
2億___!!!?
そんな驚くことか?
普通じゃね?
寧々
トア
花子さん
花子さんなんて 1周回って引いてる
トア
トア
寧々
トア
…覚えてない。 親が誰で、どんな顔してたのか
微かに覚えてるとは ずっと一緒にいたあの2人____
トア
2人って、誰?
ズキッ
トア
思い出そうとすると 頭痛がする
寧々
花子さん
花子さん
渡されたのは雑巾。 寧々はほうき
掃除しろってことな
寧々
花子さん
なんで僕まで… 巻き込まれただけなのに…
花子さん
トア
投げんな。 無くしたらどーする
花子さん
ゴッ!!!
トア
花子さん
寧々
なんでそんな張り切ってるの? 僕帰りたいんだけど
そして…
寧々
30分も経たない内に 音を上げた
トア
トア
つかアイツ(花子さん)どこいった?
すると寧々が個室のドアを叩いた
寧々
寧々
花子さん
あ。出てきた
手をバツにしながら 笑顔で答える花子さん
うッッッッッわ…ゲスい…
トア
"もう勘弁してよぉ…"
"ダメー"
どこかで同じセリフ聞いたことある…
トア
寧々
トア
寧々
寧々
花子さん
トア
花子さん
寧々
寧々
花子くん
花子くん
花子くん
じゃあ手伝えよ
寧々
寧々
寧々
うわ…そんなことしてたの? ただの下僕じゃねぇか
寧々
1周回って凄いけどな寧々
寧々
花の盛り…?
寧々
寧々
寧々は花子さんの 肩を掴み揺らす
花子さん
寧々
寧々
そう言いながら 笑顔で僕にVサインを送る
寧々
寧々
寧々、嬉しいのは分かるけど 浮かれすぎないようにな
花子さん
見るからにガッカリしてる花子さん
花子さん
花子さん
馬鹿なの?
寧々
寧々
やっばぁ
寧々
寧々
それを照れ屋として 受け取ってる寧々も重症だぞ
花子さん
流石の僕も花子さんと同意見だ
寧々
寧々
花子さん
そこは僕も見習わなきゃって思う
花子さん
花子さん
花子さん
花子さん
ズキッ
"そんな奴辞めちゃいなよ"
"俺がヤサシクするからさ"
トア
寧々
寧々
寧々
よく言った寧々(歓喜)
花子さん
花子くん
花子さん
寧々
するとコロリと 態度を変えた寧々
トア
トア
花子さん
花子さん
トア
花子さん
花子さん
ふーん… どーでもいいけど
翌日____
寧々
今日もトイレ掃除 行きたくないなぁ…
別に藤くんと 本気で上手くいくなんて 思ってないけど
私のこといいように 利用してるのは花子さんじゃない
監視まで付けちゃって…
確か… "ハクジョーダイ"だっけ?
寧々
トアは寝てるし、 授業中なのに…
毎日お掃除って シンデレラじゃないんだから
部活だって出たいし 友達と遊んだりしたい…
まあ…こうなったのも 元を正せば私のせい
トアも巻き込んじゃったし…
花子さんにこき使われても 仕方ないのよね…
モゾ…
…ん、寝てた…
トア
先生
先生
名前を呼ばれ席を立つ寧々だが
トア
寧々
よく見たら机の上 何もでてなかった
はぁ、しょうがないなぁ…
トア
トア
先生
トア
トア
嫌な予感がする
キーンコーンカーンコーン
寧々
確かに、僕が眠る前、 寧々の机には教材があった
トア
トア
トア
さっきまで付いてたはずなんだけど
寧々
寧々
葵
葵
葵
寧々
葵
葵
"ようせいさん"
注意深く扱っていた はずのモノを 失くしてしまったり
いつもあるモノが 必要な時に限って 無くなってしまうこと
ありませんか?
それはきっと "ようせいさん"の仕業
でも決して その姿を見ては行けません
もし見てしまえば____
葵
葵
葵
噂、ねぇ…
寧々
葵
生徒
生徒
生徒
生徒
葵
葵
葵
寧々
トア
生徒
僕達は声のする方へ向かった
生徒
いや流石にやばくね?
生徒
生徒
誰にも気付かれずに こんなことできる人間なんていない
授業中は先生の目があって 休み時間は生徒の目がある
これって本当に____
すると赤根さんに 何かがぶつかり
葵
だぱーーー
寧々にぶっかかった
まずくね?
葵
葵
葵
寧々も気づいたようだ
そして…
寧々
寧々ははとんでもない スピードで走り出した
あ。追いかけないと
トア
葵
葵
トア
久しぶりに全力で走った
寧々
寧々
トア
トア
寧々
トア
寧々
すると白杖代が 寧々を軽くドスドスと頭突き?する
それにしても暗いな
寧々
そう言いながら 僕の腕に引っ付いてくる寧々
トア
寧々
寧々
僕も性別的には 女の子だが???
トア
トア
僕の指さした方向へ 寧々は顔を向ける
寧々
寧々
寧々
何このハニワ。 学校にハニワ持ってくるやついるんだ
寧々
寧々
寧々
僕のブローチ…!! 見つかってよかった…
寧々
白杖代が寧々の髪を引っ張ってる… 気づかないのか?
ガサ…
ゴリゴリ…
寧々は音の方向へ向かう
寧々
…嫌な予感がする
寧々…!!!
トア
部屋の中にいた"アルモノ" を見た寧々
寧々
こっちに駆け寄ってくる
寧々
み
た
な
ぐにぐにと無数の手が現れる
寧々
ようせいさんの姿を 見てしまえば
命まで
取られてしまう のです
ぐにゃ
現れた無数の手のバケモノ
トア
トア
その時…
「蹴散らせ 白杖代!!」
聞き覚えのある声がして 目の前の化け物が何者かによって いなくなった
花子さん
花子さん
花子さん
花子さん
寧々
化け物を蹴散らしたのは 花子さんだった
何がともあれ、 1個貸し作っちまったな…
すると
頭に何かが落ちてきた
トア
寧々
寧々
トア
そしてずらーっと横一列に並んでる うさぎ(仮)の説明を始めた花子さん
花子さん
花子さん
花子さん
寧々
花子さん
花子さん
花子さん
すると唐突に話し出した勿怪
勿怪
勿怪
勿怪
噂のことだな
寧々
花子さん
花子さん
花子さん
…てことは___
寧々
飴を頬張っている勿怪。
それ僕のやつ。
花子さん
花子さん
噂を…
寧々
花子さん
花子さん
花子さん
花子さん
勿怪
勿怪
勿怪
勿怪
勿怪
勿怪
ぽろぽろと涙を流す勿怪
つか1匹だけ凄い 飴押し付けてくるんだけど
花子さん
花子さん
寧々
寧々
トア
僕も寧々と同意見だ
花子さん
寧々が賛成に入ったなら 僕は断る理由が無い
寧々
寧々
寧々
ホワ…なんて?
花子さん
寧々
花子さん
ほんとにヤベーな
寧々
寧々
寧々
寧々
花子さん
トア
今回僕、何もしてないけど
寧々
寧々
花子さん
寧々
寧々
花子さん
寧々
花子さん
花子さん
寧々
花子さん
花子さん
花子さん
花子くん
花子さん
花子さん
寧々
寧々
じゃあ僕も花子くんって呼ぼうかな
花子くん
寧々
トア
寧々
生徒
生徒
生徒
生徒
不可解な失せモノが続く時
それは"ようせいさん"の 仕業かもしれません
ようせいさんの姿を 見てしまったが最後
命まで 取られてしまうとか___
でも_____
トア
寧々
生徒
トア
寧々
トア
寧々
生徒
寧々
2人は口を合わせて言いました
『トモダチのとこ』
トア
トア
花子くん
トア
"大抵の怪異は 噂には逆らえないんだ"
"噂と違う行動をする怪異は いずれこの此岸から 消えちゃうからね"
トア
花子くん
花子くん
花子くん
トア
花子くん
トア
花子くん
花子くん
トア
花子くん
トア
花子くん
トア
花子くん
僕の胸に飛び込んできた 花子くん
トア
花子くん
ゴッ!!
トア
そう言って家に帰った
花子くん
花子くん
花子くん
そんな声を無視して
トア
あ。東雲さん
名前を呼ばれ、振り向くと 見覚えのある人が立っていた
トア
源センパイ
トア
源センパイ
トア
正直言って迷惑。
源センパイ
僕のヘッドフォンを指さして言った
トア
源センパイ
トア
源センパイ
源センパイ
は?急に何言い始めると思ったら…
トア
トア
源センパイ
トア
僕はヤバい奴にしか好かれないのか?
??
びゅーーー
勿怪
??
??
??
??
…シャン
輪廻
輪廻
輪廻
輪廻