すちくんの家に泊まらせてもらうようになって何日か立った
ここ数日、ずっとご飯を食べてなかったけど
少しづつ食べれるようになってきた
それに、すちくんの家で過ごすのは楽しくて
僕に新しい居場所ができたような気がした
S.
躊躇いながらながら、すちくんが僕に話を切り出す
S.
H.
やっぱりか、いつかは聞かれると思ってた
僕は全て正直に話したい
でもッ……
信じてくれなかったら?
また、裏切られたら、?
そしたら……、僕にはもう居場所がなくなる、
H.
……怖いッ
怖くて、上手く声が出せない
みんなはそんな僕を安心されるように優しく笑いかける
L.
H.
H.
僕の話を信じてくれることを願って
ぽつりぽつりと言葉を選びながら
今までのことを話していく
みんな、僕の話に真剣に最後まで向き合ってくれた
L.
S.
H.
H.
S.
ニコッと笑いながら答えるすちくん
すごく、暖かい笑顔。
その笑顔に何回救われたことか……
本当にすちくんに、いや……みんなには感謝しかないな
H.
すちくんは、僕に部屋まで分けてくれた
優しすぎるんだよ。ほんとに
僕はゴロンとベットに寝っ転がって
天井を見上げる
僕に居場所ができて、
僕を信じてくれる人が出来て
これで、全て解決したように見えた
でも、何一つ解決なんてしていない
ifくんはまだ、目覚めてないだろうし
あの、黒いパーカのやつの正体だってわかってない
でも、僕の中であいつの正体が____かもしれないと
予想している人物がいる
もし、この予想が正しければ、僕は……
H.
H.
今まで、息が詰まりそうな
苦しい時間を過ごしてきたから
あいつの正体とか、いれいすのこととか
もう、全て何も考えずに
この幸せな時間に浸っていたい
そんな僕の我儘をどうか許して欲しい。
リリン
リリン
リリン
リリン
𝐧𝐞𝐱𝐭…♡800
コメント
56件