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お母さん
おい！起きろ！
ガシッ
お母さんが優愛を蹴る
優愛
ん…何？
お母さん
何じゃないわ！朝ごはん！
優愛
あ〜…はい
お母さん
舐めた真似すんじゃねーよ！まったく…
優愛
（今日は何にしよう…）
朝ごはんを作り終えた
お母さん
いただきます
結斗
いただきまーす！
お父さん
いただきます
お母さん
ちょっと…卵焼き焦げてるわよ
優愛
えっ…
優愛
（少しだけじゃん…それだけで？）
お母さん
帰ったら覚悟しといて？
優愛
…はい
優愛
（朝ごはんはいーや、早く行こ）
優愛
いってきまーす！
ガチャ
ドアを引いた瞬間
優愛
えっ！
優愛
なんで敬太が…
敬太
おはよう
敬太
いや…お前のこと心配で…
敬太
一緒に学校に行こうかなと
優愛
へ…？
敬太
かと言ってインターホン押したら何かおきそーだし…
敬太
ここに待ってたらくるかと…
優愛
いやいや…お父さんとか弟とか来たらどうするつもりだったのよ…
敬太
隠れる☆
優愛
ここらへん隠れるところ無いけど…？
敬太
逃げる☆
優愛
それで大丈夫なの…
敬太
まぁまぁ！細かいことは気にしない！
優愛
まぁ…行くか！
敬太
おう！
優愛
（まさか来るとは…）
優愛
（今日は良い一日になりそう！）
その時の私はああなるとは思わなかった…
学校
優愛
（クラス入るの嫌だなー）
優愛
えいっ！
真希
ちょっと…
優愛
え…
真希
え…じゃない！
真希
来なさい！
優愛
はい…
優愛
（あれ…あの二人は？）
優愛
（嫌な予感がする…）
着いた場所はトイレだった
中に入ると美希と亜希がいる
真希
呼び出した理由分かる？
優愛
え…何ですか？
真希
これよ！これ
真希がスマホを優愛に向けて見せる
それは敬太と優愛が仲良くスーパーで買い物をしている写真だった
真希
お前がまさか敬太様に近づくとは…
美希
真希好きなのよ！敬太様のこと！
優愛
（え…知らんし）
亜希
近づかないでくんない？
優愛
嫌です
真希
はぁ？どうなるか分かってる…
優愛
嫌です！
真希
ふぅ〜んじゃあ
真希
覚悟出来てるわよね
優愛
は…？
そしたら真希がいきなり…
真希
キャーーーー！！！
勇斗
どうした！
優愛
勇斗くん…
真希
ゆ、優愛が…
優愛
はっ？
真希
カッターで私の腕を…
優愛
へ？
いつの間にか真希の腕はカッターで綺麗に切れていた
美希
止めようとしたけど…
亜希
酷いことしたわね…優愛！
優愛
いや！私何もしてな…
勇斗
お前ってそういう奴だったんだな…
勇斗
まずは真希の手当てしないと…
勇斗
保健室行こう！真希
真希
う…うん！
そして通るとき…
真希
ざまぁww
優愛の耳元で真希が囁いた
優愛
ストンッ
優愛の体は自然に力が抜けていった
美希
許さないわよ！優愛！
亜希
そうよ！恨むからね！
優愛
（恨むって…）
優愛
ふ……ん…
亜希
は？聞こえないw
優愛
ふざけんなっていってんの！
美希
は？それはこっちのセリフだし
優愛
…
優愛
（…屋上行こ…）
一方、真希と勇斗は…
保健室
勇斗
大丈夫か？
真希
大丈夫…
勇斗
どうしてこんな事になったんだ？
真希
実は…皆には誤解を生んでいると思うけど…
真希
私は優愛の相談に乗ってただけなの…
真希
そうしたらこんな事に…
勇斗
そうか…
勇斗
実は俺優愛の事好きだったけど…
勇斗
あんな奴とは…
勇斗
これからは俺がお前を守る！
真希
えっ
勇斗
だから俺と付き合ってください！
真希
はい！
その頃優愛は…
優愛
はぁ〜
ストレスに押しつぶされそうになっていた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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