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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

俺とアイツの出会いは単なる偶然だった。 俺の住処としていた社がある森の中だった。 アイツがどうやってここまでたどり着いたのかは分からなかったが、俺は追い返そうと思った。

Sha

こんな所に神社なんてあったんだ...

ガサガサ...

Sha

へっ?!なに?!

にゃあー

Sha

な、なんだ猫か...

Sha

びっくりした...

にゃあ

Sha

お前も1人か?

Sha

俺と同じだなニコ...

猫の姿になってこいつを追い返そうと思ってたけど、こいつがこんな顔で笑うから気になってしまった。話してみたいと思ってしまった。 我ながら柄にもないことをしたと思ってる。

お前はここに何しに来た

Sha

あぁ、ここにはね

Sha

タヒにに来たんだよ

Sha

...って猫が喋った?!

ボンッ

そんな事より

Sha

そんな事よりって

タヒに来たって言ってたが何故だ?

Sha

あー...それはね

Sha

疲れちゃったからかなぁ...

そんなことを言うこいつは心に闇を抱えているのだと思った。 感情を使うことの無い俺でさえもそう感じた。 本来はあちら側とこちら側では交わってはいけないという暗黙の了解があるが、この時の俺はこいつと話したいと思い、関わることを選んだ。

ふむ

人間というのも大変なものだな

Sha

まぁね

Sha

てゆうか

Sha

やっぱりキミは人じゃないんだ

当たり前だろ?

ここに住み着いてる奴が人間なわけが無い

Sha

たしかに

所でお前はタヒに来たらしいが

残念ながらここでタヒなせる訳にはいかないな

Sha

だよねぇ…

だが

お前の話し相手ぐらいにはなれる

Sha

話し相手...?

お前に興味が出てきた

特別に話し相手になってやろう

Sha

何その上から目線w

何笑ってるんだ?

Sha

いや、何でもw

Sha

てか、俺と話してくれるの?

もちろんだ

俺も暇だしな

Sha

お前って優しんだな

優しい?

俺が?

Sha

うん

冗談言うな

これはあくまでも時間つぶしに過ぎない

Sha

そーいうことにしてやるか!

だから違うって

Sha

あ、てかお前名前は?

聞けよ

Sha

俺はSha

聞いてねぇな

Sha

お前は?

俺は名前は無い

Sha

無いの?

正確に言えば忘れた、だな

Sha

忘れるほど長いことここに居るってこと?

まぁそうだな

Sha

まじか

Sha

じゃあ神って呼ぼ

は?

Sha

神社に居たし神で

安直過ぎないか?

Sha

まぁまぁ

Sha

とにかく

Sha

今日はもうこんな時間だから

Sha

明日また来るな!

分かった

Sha

じゃあ!また明日!

変わった奴だな...

そこから毎日決まった時間にアイツは来た。 話していくうちにアイツは家庭環境、学校生活などと色々話してくれた。 アイツには辛すぎる毎日だった。 聞いててムカついてきたことはアイツには言ってない。俺らしくないからな。

けど、ある日アイツはいつもの時間に来なかった。体調不良でも無理やり来ていたぐらいだったのに。 痺れを切らした俺は様子を見に行くことにした。

神社を出て少し急な坂の所まで来た時、アイツが時間通りに来なかった理由を察した。

アイツはタヒんだ。

正確に言えば、事故死。 前日は夜から朝にかけて大雨が降っていた。 そのせいで地面が緩んでいて、足を滑らせたアイツは打ちどころが悪く、そのまま...。

俺がもっと早く気づいていれば...

助かったかもしれねぇのに...

俺のせいで...

...

俺がアイツになればいいのか...

アイツの代わりになれば…

よし...

情報収集に行くか

ボンッ

まずはアイツの家からだな

ある程度の場所はアイツから聞いていた。 家族の名前、性格、幼なじみ5人の名前、、アイツが楽しそうに話すから俺は黙って聞くことしか出来なかった。 思っていた以上に俺はアイツのことを気に入っていたらしい。

S h a

この姿は違和感しかないな

S h a

流石にバレねぇよな、?

S h a

姿を変えるのは得意だし

S h a

今までバレたことねぇし

S h a

大丈夫だろう!

S h a

...さて、帰るとするか

アイツの好きな物、好きなこと、、全てアイツに寄せた。 自分がアイツだと思うことにした。 俺はアイツの代わりだから。 アイツの代わりは俺にしかできないから。 アイツをタヒなせた俺の責任だから。

S h a

ふぅ...

家族には俺が偽物だと気づかれなかった。 まぁアイツの家族はアイツに興味がなかったから、気づくわけないか。 飛んだゴミ家族だな。 反吐が出る。

S h a

明日は学校だな

S h a

上手くやらねぇと

S h a

アイツの分まで俺が...

終わり

さもさも

ここで終わりで

さもさも

前回の話♡500もありがとうございます!

さもさも

頑張って続き書きました〜

さもさも

面白くなかったと思いますが、最後まで読んでくれてありがとうございました!

さもさも

♡と💬よろしく!

さもさも

良ければフォローもお願いします🙏

さもさも

それでは

さもさも

おつさも!

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