姫side
私が過呼吸を起こしてから 数日が経った
今日は日曜日
皇輝
姫
姫
ん…?
皇輝
明日来れそう?
姫
…なんで?
星輝
明日
俺も学校行かないとでさ
俺も学校行かないとでさ
ほし君が家にいる日は休めるが 家にいない日は学校に行く
姫
ん、わかった
皇輝
ナデナデ
皇輝
姫はよく頑張ってるよ
星輝
そうそう
星輝
これからも俺らを
頼ってね
頼ってね
姫
うんっ
とは言いつつ
あと卒業まで1ヶ月
姫
あと卒業まで
1ヶ月だけど…
1ヶ月だけど…
星輝
その事なんだけどさ…
皇輝
俺らと住まない?
姫
…え?
皇輝
俺ら、姫が高校生に
なった時
なった時
皇輝
すごい心配なんだ
皇輝
溜め込まないかとか
皇輝
誰かを頼れるかとか
姫
…うん
星輝
だから一緒に住む
選択肢が出てきたの
選択肢が出てきたの
姫
…お父さんたちは…?
皇輝
もう連絡済み
皇輝
いいって言ってくれてる
姫
…住むっ
姫
こう君たちと
住みたいっ!
住みたいっ!
星輝
そっか!
こう君と、ほし君の側へ駆け寄ると
ギュッと抱きしめてくれる
私も抱きしめ返す
あぁ…私はここにいてもいいんだ…
ようやく心が開放された気がした
次の日
私はほし君に起こされる
星輝
姫ー!
朝だよー!
朝だよー!
姫
ん、はぁい
制服に腕を通し
下へと向かう
姫
おはよっ!
星輝
姫!起きれたじゃん!
姫
あ、ほんとだ…!
皇輝
姫!おはよ!
皇輝
もうすぐで俺家出るから
皇輝
星輝頼んだよ
皇輝
姫のこと
ちゃんと学校まで
連れてきてね
ちゃんと学校まで
連れてきてね
星輝
わかったよ笑
皇輝
それじゃ
皇輝
行ってきます!
ほしひめ
行ってらっしゃい!
星輝
姫?朝ごはん食べよっか
姫
うんっ
星輝
今日もスープ?
姫
うんっ
姫
お願いっ
星輝
はーい