ワン日常

冬

私が住んでいるところは山と木がはえたところだ

実家ぐらしなんだよね

それもニートだし、

社会って甘くないな〜

ワン！！！

ここは山だよ？！

ここに住んでいるのは私の家族だけだし

ズズズッ

私はその犬を家に連れていった

ガチャ

ゴトン！！

あ、物落としちゃった、

ずっと走ってる

もしかして捨てたりするかな こんなうるさい僕だから

結衣は泣いた

良かった、こうゆう人もいるんだね 初めて知った

僕の名前はション

私はションが怖がらないように話しかけ

床にふわふわなマットをしいた

こんなに僕のことをおもってくれて ありがとう

ある日

ガチャ

玄関前で待ってたの？

そうか、耳がいいもんね！ション

やっとニートから抜け出した！

私は仕事が終わるたびにションは、玄関で待ってる

時が過ぎ

私は玄関を開けるのを楽しみにした

だけど ションはいなかった

ションはベットから動かなかった

それが毎日

だから心配で医者に言ったら

ションも年がとってるんだよと医者が言った

私は今日、友達と山の下の街のお祭りへ行った

もちろん、最後におおきな花火がでる！

そして最後になった

ヒューーバーーーン

私は必死に走った

死ぬ気で

ガチャ

ションは玄関で鳴きながらまってた

裸足にもなって僕を心配になったんだね

ギュー

私はションを抱きしめた

暖かい。もう音なんかしない。結衣ちゃんありがとう 僕、結衣ちゃんに、出会って幸せだよ

・・・

あれ、ションが動かない、

おしまい