仁奈
もう家に着いちゃったよー
いちか
仁奈と話してると時間が過ぎるのが早いよォ
いちか
もっと話したいなー
仁奈
それなー
仁奈
でも、暗いから帰らなきゃだよねー
いちか
うん、そーだね!
いちか
んじゃまた明日ね!
仁奈
うん!
仁奈
ばいばーい!
ガチャ
仁奈
ただいまー
まま
仁奈遅かったじゃない
仁奈
ごめんなさい
まま
いいのよ。
まま
無事に帰ってきたからね
仁奈
ありがとまま
まま
雨大変だったでしょー
まま
仁奈傘忘れたから心配したのよ?
仁奈
うん、雨すごかった
まま
て、あら?
まま
その傘どーしたの?
仁奈
っ!
仁奈
...いやーこれは
仁奈
友達が貸してくれたの
まま
あら、そーなの
まま
明日お礼言いなさいね
仁奈
うん!
仁奈
じゃあ宿題してくる
まま
はーい
バタバタバタと部屋に向かった
ガチャ
仁奈
あー疲れたー
仁奈
まま感鋭いから気をつけないと
仁奈
先生から借りたなんて言えないよ
仁奈
...そーいえば伊藤先生って
仁奈
どっかで見たことあるような...
伊藤先生は
伊藤先生
ふぅ
伊藤先生
今日はなんだか疲れたな
伊藤先生
そろそろ家に帰るか
伊藤先生
んじゃ先に帰ります
職員たち
お疲れ様
伊藤先生
お疲れ様でした
伊藤先生は帰り際小さくこう言った
「仁奈は俺を忘れたのか?」
これを聞いた人は誰もいなかった
読んでいただきありがとうございました!
いいねも予想以上で嬉しいです
急な展開になってきましたが終わりまでぜひ読んでいただけると嬉しいです
続きはハートが160来たらだします