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ありがとうございます! 作者さんに誉めてもらえるなんて、光栄です(*^^*)
このお題の作者です! 死んだ人が入れ替わるという発想すごいですね! とても楽しく読ませてもらいました(^.^) これからの活動も頑張って下さい(≧∀≦)
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
私のクラスにはりんご様という迷信がある。
りんご様は、死んだ人に会わせてくれる。
2つ携帯を用意して、チャットアプリでもう一つの携帯にこう送る。
「もしもし」
「りんご様」
「私の〇〇を代償に」
「〇〇に会わせて下さい」
これだけで死んだ人に会えるらしい。
私も最初は信じてなかったんだけど、 クラスメイトに会えたっていう人が増えたからやってみた。
ただしその子達は、会う人に見合う代償を持っていかれていた。
もしその人が、目を怪我していたのなら目
足なら足
指なら指
臓器に病気があった場合、その部位を持っていかれる。
私が会いたいという少女佳菜は、10歳のときに死んだ。
私を庇い、トラックに轢かれて。
足が千切れ、出血多量で死んだ。
私は私が許せない。
一度佳菜にあって、謝りたかった。
りんご様
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
りんご様
りんご様
愛菜
愛菜
翌日
佳菜
愛菜
愛菜
佳菜
佳菜
愛菜
佳菜
愛菜
りんご様の力によって会うことのできた死人は、触ることができるらしい。
ふらりと倒れた佳菜を、私は受け止めた。
愛菜
佳菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
私は佳菜に敵意を向けたが、止められる。
佳菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
小学4年生で歳が止まっている私の力では、佳菜にかなわない。
佳菜
愛菜
私の手首を握る佳菜の手に、力が入る。
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
佳菜
佳菜
佳菜
佳菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
一卵性の双子。
見た目はそっくりでも、中身が違う。
人付き合いがうまい姉と、下手な妹。
愛菜
愛菜
愛菜
姉…愛菜の背中を押し、殺した。
そして、死んだのは妹だと、主張した。
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
素早く携帯を出す。
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
りんご様
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
9年前
佳菜
愛菜
佳菜
愛菜
姉、愛菜の手が私の首を絞める。
佳菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
首から離れた手が、私の頬を叩いた。
愛菜
愛菜
佳菜
佳菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
佳菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
飛び降りる、って言っても、季節は冬。
この時期に海になんて入ったら、大変なことになるだろう。
佳菜
愛菜
佳菜
そう言って走る。
当然愛菜は追いかけてきて、私は一時隠れることにした。
私を追いかけてきた愛菜が、反対車線を見ている。
こちらに、背中が向いている。
あっちからは、トラックが…
気づけば私は、愛菜の背中を押していた。
救急隊員
佳菜
救急隊員
救急隊員
佳菜
佳菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
佳菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜