TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

紅い花と白髪の少女

一覧ページ

「紅い花と白髪の少女」のメインビジュアル

紅い花と白髪の少女

2 - 2_‎𖤐 ̖́-‬

♥

540

2024年03月11日

シェアするシェアする
報告する

コツコツ

月華 神楽

…ここか

月華 神楽

(学校久しぶりだな、)

神楽(幼少期)

モブさん

子供:ワイワイ))

神楽(幼少期)

いいな

私は昔から体が弱かった

私が産まれた時、産声をあげず緊急手術をしたらしい

私が初めて泣いた日は、5歳の頃

ちゃんとしたご飯を食べた事が無く、その日初めてお米を食べた時

あまりに美味しすぎて思わず泣いてしまった

これからちゃんとしたご飯が食べられると思っていた 外で遊べると思っていた 沢山友達を作れると思っていた

だが

ある日難病という物が見つかった

モブさん

医者:お子さんは紅華病という難病ですね

読み 紅華病
あかはなびょう

モブさん

母:紅華病…?

モブさん

医者:はい、別目彼岸花病、彼岸花症候群と呼ばれています

モブさん

医者:この病気は大変珍しく、この病気が示されて居るのは最古の医学書でしか書かれて居ません

モブさん

医者:つまり数万年に1度の病気です

モブさん

母:そんな…!

モブさん

医者:腕に白い彼岸花の痣がありますよね?

神楽(幼少期)

…(腕を見る)

神楽(幼少期)

うん

モブさん

医者:1年に1度、この痣が下の方から紅く染まって行きます
そして
「この痣が全て染まり紅い彼岸花となった時、その命尽きる」
としか示されておりません…

モブさん

母:では治療法も無いという事ですね…

モブさん

医者:はい、今の所残念ながら…ですが!治せない病気は存在しない!いつか絶対に治療法が見つかる!
なのでその時まで1人の医者として、1人の人間として、サポートさせて下さい

モブさん

母:はい、お願いします…

あれから何年か経った

私は今中学2年生だろうか

最初の頃、母は毎日のようにお見舞いに来ていたがだんだんと来る量が減った 仕事が忙しいらしい

髪もいつの間にか白く染まっていた

神楽 (中学)

桜、もう散っちゃうかな

病室の窓からから見える景色

私にはこれが世界の全てだ

ガラガラ

神楽 (中学)

???

おー、ここであってるかな

???

ねえねえ

神楽 (中学)

はい、

???

月華神楽であってる?

神楽 (中学)

はい

神楽 (中学)

(誰だろ、お母さんじゃない誰かが尋ねて来るなんて初めて…)

???

良かった!

???

俺はクラスメイトの…

紅い花と白髪の少女

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

540

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚