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神代千歳

前回のあらすじ!

私、神代千歳はとある事情で

神社に向かい、そこで......

水神様と出会ったのです

アオイ

私のことじゃな

ちょっと紹介すると...

・白銀に青の長髪!

・髪と同色の着物!

・左右で絶妙に色の違う瞳!

・篠笛を帯に差している!

・喋り方は平安貴族みたい!

神代千歳

そしてナゼか眼鏡

アオイ

人間の置き忘れじゃ

それで、名前を忘れてしまった 水神様は

私に『水と言ったら?』と聞いて

私が『青い』と答えたので

アオイ と呼ぶ事になりました!

私とアオイの生活が 始まったのです!

神代千歳

詳しくは前話を

アオイ

読むことじゃの

神代千歳

ねえアオイ

アオイ

なんじゃ?

神代千歳

私、これからどこで寝泊りすれば良いの?

アオイ

心配はいらぬ

アオイ

ここは寂れて、神主もたまにしか来ないからの...

アオイ

境内を利用すれば良いと思うぞ?

神代千歳

(それがカミサマの台詞なの!?)

神代千歳

あ、ありがとう

アオイ

うむ

神代千歳

ところで、どうしてアオイは眼鏡掛けてるの?

アオイ

あぁ...これかの?

アオイ

これは...人間の置き忘れじゃ

神代千歳

えぇ!?

神代千歳

(眼鏡置き忘れるって...)

神代千歳

どういうこと?

アオイ

それは...20年程昔なのじゃが...

20年前

男子学生1

おっ、お前眼鏡買ったの!?

男子学生2

おう!格好良さそうじゃん?

男子学生1

伊達かよ!

男子学生2

お前と違って、視力良いもんな!

男子学生1

ちょ、見せろ見せろ!

男子学生2

ほら!

男子学生1

へぇー!
何も変わらねぇ!

男子学生2

当たり前だろ!

とまあ、元気な声が聞こえての...

ちょっと気になったから 声をかけてみたんじゃ

アオイ

何をしておるのかの?

男子学生1

え?

男子学生2

え?

男子学生1

ででで出たあぁぁ!

男子学生2

待てよおい!

アオイ

行ってしまったの...

アオイ

アオイ

ん?

アオイ

これは確か...めがねと言ったかの?

アオイ

という訳じゃ

神代千歳

え...じゃあ、その後は?

アオイ

うーむ...

アオイ

何度か遊びに来てくれたのだが...

アオイ

返そうと思って声をかければ

アオイ

逃げてしまうからの...

神代千歳

...結局返せなかったんだ

アオイ

そういうことじゃ

神代千歳

(え、待って?)

神代千歳

(何このカミサマ...天然?)

神代千歳

(天然なの!?)

アオイ

千歳

神代千歳

はあい!?

アオイ

...どうかし......

神代千歳

何でもないです!

アオイ

ふふ...では、荷物を置きにいくとするかの?

神代千歳

ああ...そうだね

神代千歳

神代千歳

そういえば、ここって火の神様も祀ってなかったっけ?

アオイ

ん?あぁ....

アオイ

彼ならたぶん...

アオイ

アオイ

火ノ神~!

?????

...んだよ...水ノ神?

突然、私の頭上から声が...

神代千歳

ん?
今“水ノ神”って言った?

?????

言ったら悪ぃのか、人間よ?

次の瞬間、1人の青年が 目の前に降り立った

?????

赤、黄、オレンジ、黒の髪

髪と同色の着物

赤とオレンジが混ざった色の瞳

手には火のようなものを 弄んでいる

アオイよりも背は少し低いみたい

アオイ

久しいの、火ノ神

?????

おう...相変わらず変な口調だな、水ノ神

神代千歳

(まって...展開について行けない)

神代千歳

アオイ?...この人は?

アオイ

おお、すまぬ

アオイ

火ノ神じゃ

神代千歳

(説明が...足りない!)

神代千歳

えっと...名前は?

アオイ

名前...?

?????

おいおい!

?????

んなもの...

アオイ

千歳、火と言ったら何を思い浮かべる?

神代千歳

火?

?????

おい!

神代千歳

...炎...かな

アオイ

ならばこれから、火ノ神の事はホノオと呼べば良い

?????

おいコラ水ノ神!

?????

勝手に決めんな!

アオイ

気に入らないのかの?

?????

そういう訳じゃ...ねぇけど

アオイ

嬉しくないかの?

?????

ちっがう!

?????

むしろ...嬉し...訳じゃないけど!

神代千歳

(ヤバい...神様でもツンデレってあるんだ!)

アオイ

ならば......

?????

だー、わかった!

ホノオ

ホノオでいいよ!

神代千歳

よろしくお願いします、ホノオ!

ホノオ

おい人間

神代千歳

千歳です!神代千歳!

ホノオ

...千歳、俺を見て逃げ出さなかっただろ?

神代千歳

え...だって

ホノオ

お前、気に入った

神代千歳

は?

ホノオ

だから、敬語はいらねぇよ

神代千歳

本当!?

神代千歳

ホノオ、ありがと!

ホノオ

...感謝する必要ねぇし....

神代千歳

(やっぱりホノオってツンデレだよね!)

アオイ

ふふ...久し振りに、賑やかになりそうじゃの

神代千歳

アオイ、ホノオ

アオイ

なんじゃ?

ホノオ

あ?

神代千歳

改めて、これからよろしくね!

アオイ

ふふ...こちらこそじゃ

ホノオ

おう!

天然なアオイとツンデレなホノオ

私とカミサマ達の生活は

始まったばかりです!

ワタシとカミサマ

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