/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
いつも通りの登下校。
いつも通りの道。
いつも通り返事を聞こうとする優結。
司
佑羽？いつになったら返すのかな？
佑羽
う〜…恥ずいんだよ〜
女1
優結〜聞きに行こ！
優結
うーん！行かない〜
優結
（そりゃ聞きたいけどさ、）
優結
（いざとなると恥ずいんだよ〜）
佑羽
俺帰るよ〜
司
は〜？もおー
そして次の日
図工の時間
女1
優結〜終わった〜？
優結
全然〜まだまだだよ〜
優結
（はー…早く終わらせよっと）
司
お前終わったの？
女1
え？終わってないよ〜
司
優結〜終わった？
優結
«ぼーー…»
司
？優結？
優結
え？あぁ、何？
司
終わったかって。
優結
終わらないよ全然
優結
てか司早くない？
司
だって神だもん
優結
あ、そっかww
司
www
給食の時間
«ｶﾞﾔｶﾞﾔ»
優結が後ろをむく。
優結
真桜なにやってんのww
優結は司の方をむく。
司と目が合った。
優結
司最近いつもより関わってるなーww
6の2女子LINE
優結
ねーぇ司って好きな人できたらしいよ
女1
あー、出席番号1から10だって言ってたよ？
真桜
で、確か3から9じゃないって
女1は2番、女2は1番、 優結は10番だ。
優結
選択肢少ないなーww
菜々
優結じゃない？司の好きな人
優結
えー？ナイナイww
優結
女2じゃない？
女2
ないわー笑司とかww
女1
優結じゃないのー？
優結
女1かもよ？
女1
いや、前司にふられたし
真桜
そっかー
菜々
やっぱ優結だね。
優結
女2だねー
いつも通り返事を聞こうとする優結。
司
佑羽！今日こそ言え！
陽平
そーだよー
司
てかなんで返さないの？優結は2ヶ月以上待ってんだよ？さっさと返せよ。お前が好きならおkすればいいし、嫌なら嫌ってちゃんといえば良くない？あっちは頑張って告ったのに返事こんなに待ってるって可哀想だし、傷ついてるだろ。
女1
おぉ、司めっちゃ怒るなw優結の為に
優結
優結の為じゃないけどね。
司
じゃあ、佑羽が2丁目の方に帰ったらふったってことで
佑羽
…
佑羽の家は一丁目にある。
佑羽が一丁目に帰っていく。
司
佑羽！ふったってことでいいの？
佑羽は無言で帰っていく。
司
だって。
優結
え？ほんとにそれで、終わっちゃった…の？
優結はいつも以上に涙を流す。
女1
優結、とりあえず、帰って家で沢山泣こう。
優結
うん…
優結
じゃ、じゃあね、司、ありがと…
司
明日にでも、話、聞くからね。
優結
うん。ありがとう…
司が帰る。
女1
司、凄い優結のこと好きだねー。
優結
…
女1
あ、ごめん。それどころじゃなかったね。
優結
…
優結の部屋にて。
優結
（なんでよ。司も、女1も。）
優結
（ちゃんと、本人から聞いてない。）
優結
（今の時点でも、凄く辛いけど、）
優結
（まだ終わってない。）
優結
（優結はまだ最後まで頑張ってない）
優結
（ちゃんと、本人に、直接言ってもらおう。）
優結
（それで、決着をつけよう。）
優結
…
優結
（てゆか司の事気になっちゃうなー）
優結
（皆があんなこと言うから。）
優結
（ちゃんと頑張んないと。）
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
