私達は昼食を食べた後、クラス会議を開くことになった。
どうやら、生徒でもなにかできることがないかを考えたいらしい。
男子
女子
男子
カタセ
WiFi繋がる場所って無かったん??
男子
一応従業員にも聞いたけど無理だって!
こんなの話し合うだけ無駄な気がするって思いながら、ぼーっとしていた。そしたら
エイコ
シュウナ
男子
エイコ
女子
エイコ
男子
そんなわけないだろ?
シュウナ
エイコ
私が止めてもエイコは全く聞いてくれない。 みんなエイコの話を聞いていた時、最初は馬鹿にしたような、そんな顔をしていたけれど、話が進む度にみんなの顔はどんどん深刻になっていった。
男子
女子
男子
シュウナ
普通にそんなの信じらんないし…
男子
シュウナ
そうでしょ…?
エイコ
エイコ
男子
女子
みんなざわざわと騒ぎ始めた。 何人かは、私に疑いの目を向けている人もいるみたいだ。
カタセ
落ち着いて!!
男子
カタセ
それに、根拠もないのに誰かを疑うのも良くないって!
女子
カタセのおかげで、みんなが落ち着いた。 話し合いも少しづつ進んでいき、明日ホテル内を手分けして探索することに決まった。
男子
シュウナ
エイコ
シュウナ
エイコ
シュウナ
女子
シュウナ
女子
てかそれより!
シュウナ
女子
シュウナ
女子
じゃ、またね!
シュウナ
エイコ
シュウナ
夕飯後、言われた通り海でカタセを待っていた。 昼間はあんなに人がいたのに、なんか変な感じ。
カタセ
シュウナ
カタセ
シュウナ
カタセ
シュウナ
ところでさ、どうしたの?
カタセ
シュウナ
カタセ
カタセ
この状況で言うべきじゃないのは分かってる…けど……
もしよければ、俺と付き合って欲しい……!
シュウナ
嬉しくてたまらなかった。だって私も同じ気持ちだったから。 返事をしようとした時、後ろから足音が聞こえた。
エイコ
シュウナ
エイコ
私が今用があるのはカタセさんにです。
カタセ
エイコ
エイコ
シュウナ