匿名監察記録資料
第弐話
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実験 2
SCP-地獄の画
特別収容プロトコル SCP-地獄の画 ███××m××mの標準人型収容施設に収容されています。 Dクラス、特別許可を得た研究員以外の者は近付くことは できません。 違反した場合直ちに終了処分を実行します。 SCP-地獄の画と近付く際 彼の機嫌を擽るような態度はしないこと、
説明 ███博士によると、普段は優しいが、不機嫌になるとレベル××となります。 SCP-地獄の画の身長と体重は削除されています。 SCP-地獄の画は 「俺は違反を起こした奴に死刑を下すだけだ」と 主張されて居ます。 また「一度だけ護ろうと思った奴に1回だけ防げる印をかけられる」 と主張されて居ます。 そして「護るのは”アイツら”だけだ」 と主張されて居ます。 SCP-地獄の画のその発言が事実かは未だに不明です。 非常に危険な為2〜3人で実験を行います。 彼の機嫌を損ねた場合、全体責任として終了処分を実行します。
研究員 匿名No.×× Dクラス ███
インタビュー対象 SCP-地獄の画 インタビュアー 匿名No.××研究員 D-███研究員
記録開始
匿名××「こんにちは」
D-「こんにちはSCP-地獄の画さん」
地獄「また新しいやつねぇ。」
地獄「名前は」
D-「Dクラスの███です。」
匿名××「匿名No.××です。匿名の人には名前はありません」
地獄「匿名って名前があるんじゃないのか」
匿名××「私達匿名は元々研究所に引き取られている者か行く宛ての無くなった人達が匿名研究員となっております。」
地獄「そう……」
地獄「で、また何しに来たの」
D-「貴方のその護衛の意志をこちらに向けてくれないでしょうか」
地獄「何回も言うけれど嫌だって言ってるでしょ」
D-「ならば、貴方が仰る”アイツら”とは誰のことか教えてください。」
地獄「しつこいな、消えろ」
D-「待ッ_______________」
匿名××「ッ…!」
地獄「いいよ、お前は残らせてあげる、何もやってないからね」
地獄「ただし二度と顔を見せないで」
匿名××「は…はい!」
実験記録完了
結果 失敗
直ちに研究員の終了処分を実行します。
実行繰り返し続けます。
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研究員 匿名No.×× D-███ D-×××
インタビュー対象 SCP-地獄の画 インタビュアー 匿名No.××研究員 D-███研究員 D-×××研究員
記録開始
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実験記録完了
結果 失敗
直ちに研究員の終了処分を実行します。
次で最後の実験とします。
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研究員 匿名No.11
インタビュー対象 SCP-地獄の画 インタビュアー 匿名No.11研究員
単独で行います
記録開始
匿名「こんにちは」
地獄「……また……って、あれ」
地獄「1人だけ?」
匿名「データ容量の管理によって単独でやることになりました。」
地獄「お前匿名?」
匿名「はい、匿名No.11です。」
地獄「……お前…」
地獄「いや……なんでもない」
地獄「お前っていつもそうなの?」
匿名「いいえ、」
地獄「いつも馬鹿やってる?」
匿名「今よりは元気ですけれど、ここは明るい場所では無いので相手が居ないため知りません。」
地獄「じゃあそのテンションで俺に話しかけてよ」
匿名「……貴方もタメ口で話してくれってことですか…?」
地獄「……うん」
匿名「……分かった」
地獄「でも情報は与えられないよ、俺は一部の人だけにしか護らないんだ」
匿名「…」
匿名「ねぇなんで貴方は俺だけタメ口で話しかけてほしいの?」
地獄「…べつに、なんとなく」
匿名「そうですか」
地獄「あと情報は教えないから」
匿名「……やっぱ無理だよね」
地獄「いくらお前と言えど…今のお前じゃ言っちゃダメだもんな…((ボソッ」
匿名「なんかいった?」
地獄「別に、それじゃあね」
匿名「はい、また今度」
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実験記録完了
結果 失敗
SCP-地獄の画の実験が 三連続失敗した為一時休止します
匿名No.11と SCP-地獄の画との会話記録を データに収められました。
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匿名監察記録資料
第弐話
終
コメント
4件
やっぱり、おもろいわ