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うぅッひぐッけちゃぁぁあッ、まじ泣ける、
教室の空気が凍りついた
昨日の夜、川で事故があった
あっとの言葉が頭の中で何度も響く
俺は声が出なかった
あっと
あっとが続ける
あっと
まぜ太
俺はやっと言った
まぜ太
まぜ太
教室を見る
さっきまで
確かに
けちゃが立っていた場所
でも今は誰もいない
ぷーのすけが机を強く叩いた
ぷりっつ
声が震えていた
ぷりっつ
ぷりっつ
言葉が止まる
ちぐも下を向いたまま言う
ちぐさ
ちぐさ
でも
誰もその言葉を信じきれなかった
あっきぃが低い声で言う
あっきぃ
あっきぃ
あっとがスマホを見せる
あっと
あっと
心臓が強く鳴る
昨日の夜
俺はけちゃに言った
まぜ太
俺から離れりゃいいだろ
もし
あの後
けちゃがッ…
頭がぐちゃぐちゃになる
まぜ太
声が震える
まぜ太
ぷーのすけが顔を上げた
ぷりっつ
まぜ太
言葉が詰まる
まぜ太
その瞬間
ぷーのすけが強く睨んだ
ぷりっつ
ぷりっつ
低い声
ぷりっつ
教室の空気が一気に重くなる
俺は何も言えない
ぷーのすけが怒鳴る
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
机を叩く
ぷりっつ
声が震えていた
怒りだけじゃない
悲しみも混ざっている
ちぐが小さく言う
ちぐさ
でも
ぷーのすけは止まらなかった
ぷりっつ
ぷりっつ
その言葉で
胸が強く締め付けられる
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
頭が真っ白になる
その時
ポタ
小さな音
全員が顔を上げる
天井から
"水滴が落ちていた"
ポタ
ポタ
ポタ
ぷーのすけが呟く
ぷりっつ
ちぐが天井を見る
ちぐさ
でも
今日は晴れているし教室に降るわけがない
その時
俺の耳元で
小さな声がした
???
体が凍る
振り向く
誰もいない
でも
声は続く
寒い
暗い
苦しい
心臓が痛い
その声は 泣いていた
まぜち
助けて
次の瞬間
教室の床に
"水が広がり始めた"
まるで
川の水みたいに
ぷーのすけが後ずさる
ぷりっつ
ちぐの声が震える
ちぐさ
あっきぃが小さく言った
あっきぃ
俺の足元に 水が溜まる
そして
その水の中に
ゆっくり
"手が浮かび上がった"
青白い手
震える声が聞こえる
???
???
俺の名前を呼ぶ
この声は
"けちゃだった"