京平
瑠璃華!瑠璃華...!
瑠璃華
はぁ、はぁ...きょ、ちゃ、...
ママ
瑠璃華、しっかり!!
瑠璃華
つ、はぁ、はぁ...
京平
瑠璃華...!
瑠璃華
あの、ね?きょ、ちゃ、ん
京平
何だ?
瑠璃華
あのね、...瑠璃、華の事、...忘れても、いいよ。ううん、お願いだから、忘れて?...
京平
何言ってんだよ、お前との未来を、俺が作るんだから、忘れる訳ないだろ!
瑠璃華
う、ううん、京ちゃんの...隣に、いる人は...瑠璃華じゃ...ないから...
京平
お前だよ!俺は、お前しか...
瑠璃華
な、泣かない...で?きょ、ちゃん
瑠璃華
瑠璃華は...京ちゃんから、...一生分の、幸せを...貰ったの
瑠璃華
でも、ね...?瑠璃華は...何も、あげられてないの...
京平
そんなの、関係ない!
京平
俺は、お前が居れば、幸せなんだよ...!
瑠璃華
きょ、ちゃん...
瑠璃華
はぁ、はぁ...
瑠璃華
でも、瑠璃華は...
京平
もう、何も言うな!
頑固な瑠璃華
京平
お前との幸せは、俺が作る。何度も、言ってるだろ...?
瑠璃華
ううん、...京ちゃんの隣は、...瑠璃華じゃ、ないって、瑠璃華も...言ってるの...だ、から...
瑠璃華
瑠璃華の事...忘れてね?
京平
忘れるわけない!!
次第に目が閉じてきた
俺は、なんとも言えない感情に襲われた
目を開けない瑠璃華
京平
おい、おい?瑠璃華!?
瑠璃華の肩を揺さぶる俺
ママ
京平くん...
京平
っ、...!
病室には、俺の叫び声と、瑠璃華の母親のすすり声が聞こえていた
医者は、静かに病室を抜けていった
くそ、くそ、...瑠璃華...!!
京平
あの、...
京平
俺のしたことは、正しかったんでしょうか...
京平
あの時、瑠璃華を学校に連れて行かなければ、まだ、瑠璃華の笑顔は見れたんじゃないのか...
京平
そう思うと、俺は後悔してます...
ママ
ううん
ママ
瑠璃華は、満足していた
ママ
あの子の心の底から笑う所を、初めて見たわ
ママ
だから、後悔したとか、言わないで...?
京平
っ...、グスッ、はい...
カサッ
京平
...?
瑠璃華から貰った、しおりだ
この花、なんて言うんだろうか
花屋に行ってみよう
京平
あの...、すみません
花屋の店員
はい!何でしょうか?
京平
この花、なんて言うんでしょうか
花屋の店員
えっと、...あ!
店員が、( ゚∀ ゚)ハッとした顔で、
花屋の店員
ちょっと、待っててください!
京平
は、はい...
花屋の店員
これ!
京平
え?
花屋の店員
瑠璃華ちゃんから!預かってたの!
京平
え...
そう言えば、花屋にこの前、見かけた気がする...
花屋の店員
後、その花は、忘れな草です
京平
忘れな草...?
花屋の店員
はい!花言葉は...
花屋の店員
花屋の店員
「私を忘れないで下さい」
一瞬、胸がドクンッ...となった
忘れろと、瑠璃華が言っていたから
京平
...っ
俺は、恐る恐る瑠璃華からの手紙を見た






