タケル
なぁお前って幽霊って信じてるか?
カスミ
え?何いきなり?
タケル
まぁまぁ信じてるか信じて無いかの話しだ
カスミ
んーいるんじゃないの?
カスミ
実際にテレビの番組でも映ったりしてるじゃん
タケル
なるほどな〜
タケル
。。。
カスミ
何でいきなり黙るの?
タケル
いや、今から話す事は必ず誰にも話すなよ?
カスミ
う、うん
タケル
この学校では俺しか知らないんだが
タケル
この学校はな。。。元々戦争で爆撃された跡に建てられた学校なんだ。。。
カスミ
え?そうなの?
タケル
あぁ、そしてこの学校の建てられた事を知っている者は
タケル
1人にならこの事を教えても大丈夫なんだ
カスミ
え、じゃあもしかしてその1人って私?
タケル
うん
カスミ
教えて意味ってあるの?
タケル
それは言えない
カスミ
何で?
タケル
そういう決まりだからだ
カスミ
へぇ〜
タケル
まぁとにかく誰にもこの事言うなよ
カスミ
分かった〜
そして私は家に帰った
カスミ
ただいま〜
母
おかえり〜
カスミ
今日の晩御飯何?
母
今日は唐揚げよ
いつも通りの会話だ
カスミ
ねぇお母さんってさ
母
ん?
?!
カスミ
(口が勝手に?!)
母
?何よ?
カスミ
お母さんって学校の秘密知ってる?
母
え?学校の秘密?
カスミ
(ダ、ダメ勝手に口が。。。何で。。。)
カスミ
そう、学校の秘密
母
知らないわね〜
カスミ
実はね。。。私の行ってる学校はね
カスミ
戦争の跡地なの
母
え?そうなの?
カスミ
(あ。。。言っちゃった)
その瞬間意識が飛ぶ感じがした
カスミ
ん。。。ここは。。。?
タケル
お、気がついたか
カスミ
え?!何でタケルがいるの?
タケル
お前学校の事喋っただろ
カスミ
。。。うん
タケル
そうか
その時私はきずいた
タケル
お前名前わかるか?
カスミ
え、そんなの分かるに決まって。。。
カスミ
あれ?私って誰だっけ
タケル
だから他の人に喋るなって言ったんだ
タケル
ちなみに何で分かんねぇのか教えてやるよ
カスミ
え?わかるの?
タケル
お前の代わりに俺が記憶を取り戻したからだ
カスミ
え?
タケル
俺はお前に話す前は記憶が無かったんだ
カスミ
もしかして私を利用したの?
タケル
まぁそうだな
タケル
でもお前が喋ってなかったらこんなことにはなってなかったさ
カスミ
うぅ。。。酷いよ
タケル
じゃあ改めて聞くぞ?
タケル
お前の名前はなんだ?