実は怖いもの ｼﾘｰｽﾞ

どうも

実は怖いもの ｼﾘｰｽﾞ担当の…

いや、名乗んない方がいいか

さて、今回は、こちら！

ズバリ、叫び

えっ、何これ…って？

しょうがないなー、こうしてあーして…よし！これで良い？

どう？見たことあるよね

よく題名を、ムンクの叫びとか呼んでる人いるけど、本来の絵の名前は叫びだから！

作者は、エドヴァルド・ムンク

エドヴァルド・ムンクとは、幼少期に母を亡くし、14歳で姉を亡くした芸術家なんだ

えっ、これがどうして怖いのか…だって？

どうせ、この正面の人が叫んでいるからでしょ？…違うんだなこれが

この正面の人物は、叫んではいないんだよ

友人ふたりと道を歩いていた。日が沈んだ。空がにわかに血の色に染まる――そして悲しみの息吹を感じた。僕は立ち止まった。塀にもたれた。なにをするのも億劫。フィヨルドの上にかかる雲から血が滴る。友人は歩き続けたが、僕は胸の傷口が開いたまま、震えながら立ち尽くした。凄まじく大きな叫び声が大地を貫くのを聴いた
（２００７年・みすず書房発行「ムンク伝」より）

えーっと、長いから、簡単に説明すると

空が血に染まり、友達は歩くままだけど、僕は立ち尽くした。そして、凄まじく大きな声が聴こえた
…ってことだね

正面の人が叫んでいるんじゃなくて、叫んでいるのを聴いた

空が血に染まる…立ち止まる程の息吹…凄まじく大きな叫び…

あぁ、やばいやばい、怖がりなもんだから、鳥肌が立っちゃった

この後、果たして何が起こるんだろうね

最後に私が言うべきことは、

ムンクの代表作である「叫び」は、人間の不安が極限に達した
一瞬を描いた作品である