とある日
3F 資料室
僕、零ちゃん☆
資料室で世界の設定を考えているんだ☆
零
う〜ん...ここに違和感が...
え?資料室って何かって?
ここは、世界の設定や、キャラクターの設定などを考え、保管する場所なんだ
零
よし!できた!
最近新しい世界の創り方を覚えたんだよね〜♪
零
あれやな、部屋造ってからやな
零
よっし!それじゃ創ろ〜!
零ちゃんゲート創り中...
よし、あとは最後の詠唱を終えるだけ
零
〜〜〜〜〜〜
最後の詠唱を終えると、何故か床が開く
零
え?
零
嘘でしょぉぉぉぉ!!!!
零
いてて…
零
うぅ…考えた世界には行けたみたいだけど、詠唱、間違えちゃったみたいだな
ん?待てよ...
零
間違えてるのならば…全員送還の呪文も入ってたから…
零
全員こっち来ちゃってるってこと?!
うわぁぁぁ...ガチミスりじゃんこれぇ…
うぅ…やっぱり目新しいものはしない方が良かったんだ…
ふと隣を見るとローブがあった
零
…一応付けとこ
ローブの下には短剣が
確かこの短剣を持つとその人にあった武器になるんだっけ
僕が持つと短剣がふたつに増えた
零
へぇ〜、あんま変わんなかったな
あ〜、あと、魔法が使えるんだっけ…
魔物も居て…
零
試しに武器に魔法かけてみよ♪
僕は試しに武器に炎属性をつける
零
おぉ!これぞ炎属性!って感じ〜
零
そろそろ移動しようかな
確か設定は…近くに村があるんだっけ?
ちょっと移動中にこの世界の設定でもおさらいしようか
この世界には、東西南北にボスが居て
そのボスの近くから魔物が出てくる
世界の中央に行けば行くほど街は繁栄し、魔物も弱くなる
逆に世界の端に行けば行くほど魔物は強くなる
魔法を扱えるものはごく少数であり、国家に安全に保管されることが多い
主人公も魔法が使える
零
ぐらいかな〜…
零
あ、あと、中央広場でクエストや情報が聞けたりするんだよね
お、村が見えてきた
零
やっと着いた〜!
零
まずは…情報収集だ〜!
中央広場
零
う〜ん…掲示板を見てもめぼしい情報はないかな…
零
チーム募集とかだけだしなぁ…
?
あの…
零
はい?
ぱっと振り返るとそこには…
零
あ!優じゃん!
いつもの服にローブを身にまとっている優がいた
優
そうそう、優だよ〜
優
零で良かった…
優
突然知らないところに飛ばされたからさ〜、びっくりしちゃったよね
零
あ〜…それの原因ね…
零
それ僕なんだ…ごめん
優
え〜、そっかぁ
優
まぁ、薄々わかってたけど
零
ちなみにこの世界の設定は…かくかくしかじか
優
へぇ〜、魔法が使えるのか…
優
いかにも零が創ったって感じだね
零
ちょっと、なんだよ、いかにもって!
優
ちなみに僕の武器は刀だよ〜(無視)
零
え、無視?
零
でも刀か…かっこいいじゃん
優
( *¯ ꒳¯*)フフンいいでしょ
零
うわぁ、ドヤってる…
優
なんだよ!ドヤって何が悪い!
零
わーわーキコエナイナー
優
はぁ…
零
そんな話はちょっとどっかに置いといて…
優
どっかに置くな
零
情報収集するんだけど
零
どこいったらいいと思う?
優
さっきの設定なら世界の中央に行ったら良くない?
零
だよね〜
零
という事で世界の中央に向かって歩いていくぞ〜!
優
おー
零
ここの街は世界の端っこ辺りだから、真ん中の大きな山を目指したらいいよ
優
原発者がいると助かるなぁ
零
あいにくみんなと話せるような魔法は持ってないんだよね〜
優
そっか〜
零
あと所々にある街だったり村とかに情報を聞きながら行こうか
優
そうだね、ところでさ
零
何?
優
もうそろそろ暗くなるよ?
零
う〜ん、そうなんだよね…
零
お金は持ってないし…
優
う〜ん、野宿、する?
零
おぉ、その手があったか
零
じゃあ野宿しよう!
零
魔法が使えれば生き残れると思うし
優
野宿だ〜!
零
わぁ〜!