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初兎

いむくんに

ほとけ

初兎ちゃんに

初兎

会いたいよ

ほとけ

会いたい…

(こんな寒い冬に僕らは出会ったんだよね)

〜出会い〜

ほとけ

ふふふふふーん♪

初兎

(最初ここへ連れてこられて怖がってた僕の目に映ったのは
鼻歌をうたう君だった)

初兎

誰…?

ほとけ

え⁉︎可愛い‼︎新入りの子?
(すっごくおとなしくて可愛い子だと思った)

初兎

新入り…?結局君は誰?

ほとけ

僕ほとけ!

初兎

ほとけ?

ほとけ

でもいむくんって呼んで!

初兎

いむくん…

ほとけ

で?君の名前は?
(心から初兎ちゃんのこと知りたいと思った)

初兎

えっとー
(僕は悩んだんだこのアホそうな奴でも本当は強いかもしれない
ここで本名をいうのは駄目な気もしていた)

初兎

(そんなときりうらが現れたんだ)

りうら

初兎〜!ほとけ‼︎

初兎

(見た目は13歳〜15歳程度だろうか
僕より幼さそうに見える)

ほとけ

りうちゃぁん〜!この新入りの子名前しょうって言うの?

りうら

そうだよ〜?ないくんが言ってた!

初兎

(ないくん…?誰だそれ
とりあえず情報を集めなきゃいけないし
ひとまずこのアホどもから話を聞かなきゃ)

初兎

ねぇ…!ないくんって誰?
僕新入り…?だから色々教えて!

ほとけ

そっか!じゃあ僕が案内すっゲホンゲホッ
(僕が咳き込むたびにみんな迷惑そうな顔をする
なのに初兎ちゃんだけは…)

りうら

ほとけっち!大丈夫?無理して動くから‼︎

初兎

(ほとけの背中を撫でるりうらを見て
僕もそっとほとけの背中を撫でていた
今思えばそれが初めて君に触れた瞬間だった)

ほとけ

ゲホッありがっと
(本当に不安そうにこちらを見てくれた)

りうら

無理しないで
初兎ちゃん一緒に探検しよ?

初兎

うん!

初兎

りうらくん…?
君って何歳ぐらいなの?

りうら

14歳

初兎

14…じゃあ僕より3個下

りうら

17⁉︎ほとけと同い年?

初兎

ほとけ17⁉︎見えないんだけど‼︎

初兎

同い年に全然見えないw

りうら

だよねw同年代でこんなに違うんだw

初兎

まじか…
あと聞きたいことあるんだけどいい?

りうら

りうらでよければいいよ?

初兎

いむくんって病気なん?

りうら

そうだね…喘息持ちですぐに寝込む

初兎

そうなんや

りうら

でも1番磨けば光ると俺は思ってる
ダイヤの原石みたいな

初兎

原石…

りうら

だから初兎ちゃん俺達と一緒にこの街を…守ってください

初兎

うん!いむくんを絶対守ってみせる

初兎

(ああやって意気込んだはずなのに今近くで守ることができない)

ないこ(ボス)

りうら?初兎…何してるんだ?

りうら

探検〜!ないくんもする?

ないこ(ボス)

ん〜暇だししよっかな!

いふ

ちょっと暇ちゃうで?

ないこ(ボス)

仕事はあってないもの!

いふ

はぁ…あれ?白髪初めて見んな

初兎

初めて〜初兎って言います

初兎

(この2人は最初本当に怖かったのを覚えている)

りうら

で?仕事あるの?

ないこ(ボス)

ないよ?(嘘)

いふ

仕事しろ‼︎

りうら

お仕事頑張って…

ないこ(ボス)

まろ!あと1時間待って!

いふ

はぁ…

ないこ(ボス)

じゃあ一緒に探検しよっか、りうら、初兎ちゃん!

初兎

初兎ちゃん⁉︎俺女の子ちゃうんすけど…

ないこ(ボス)

まぁまぁあだ名みたいなもんだよw

りうら

じゃあ行こっ‼︎

初兎

(その時のりうらは本当に嬉しそうだった)

初兎

(今もこんなに素直だったら…)

ほとけ

初兎ちゃん…!

初兎

いむくん…?さっきしんどそうに…

ほとけ

えっへへ〜ん!(*^ω^*) もう元気だよ?
(元気なふりは慣れっこだから)

初兎

(あれが嘘なのはアホな俺でも分かったよ)

ないこ(ボス)

ほとけ大丈夫なのか…?(不安)

ほとけ

大丈夫だって!
(ないちゃんには心配かけたくない)

りうら

ないくん…ほら行こっ
1時間しかまろに猶予もらってないんでしょ?

初兎

ねぇ僕いむくんと2人がいい…
りうらはないこさんと一緒に遊んでて

りうら

え⁉︎いいの‼︎

ほとけ

分かった!
行こっ!

ないこ(ボス)

ほとけ、なんかあったらすぐ耳…な?

ほとけ

分かってるって!

初兎

(耳…?と思ったが聞いちゃいけない雰囲気が漂っていた
そしてりうらがほとけを
あまり快く思っていないことも明らかだった
いや、ないこさんと遊びたいんだろうな…)

ないこ(ボス)

16号室には入るなよ〜?

ほとけ

はい!

初兎

じゃあ行こうか?

初兎

手握)上の階行こ〜

ほとけ

うん!行こ!

初兎

(手を握った時の反応が
意外でびっくりしたのを今でも鮮明に覚えている)

ほとけ

手絡)初兎ちゃんここはね!パパの部屋!

初兎

(まさか恋人繋ぎしてくるとは…)
パパ…?

ほとけ

あーさっきのピンク髪のピアスつけてる人いたでしょ?

初兎

あ!でも(そこまで歳が離れているようには見えなかった)
あ、いや…そうなんだ!教えてくれてありがとう!

ほとけ

かっこいいでしょ!自慢のパパなんだ〜
(パパという設定を初兎ちゃんにも伝える
これが僕のついた2つの嘘の1つだ)

初兎

…じゃあ入っちゃっお〜?

ほとけ

ごめんね
ここは入っちゃダメなんだ
(ないちゃんの部屋だから…も言っちゃダメか)

初兎

ダメ…か
じゃあ隣の部屋は〜?

ほとけ

右がりうちゃん!
左はI fくん…

初兎

りうらの部屋見たい〜

ほとけ

えっとね〜

初兎

おーw女の子みたいな部屋やな

ほとけ

服多すぎなんだよねw

初兎

ガチで多いなw

初兎

ベットの下…(覗

なんかある!

ほとけ

何何〜?

僕らの日記

初兎

日記かな?

ほとけ

えー?中身見ちゃおw

○月×日 ないくんはいつもほとけを見てる いくら血のつながり?があるからって りうらだって見てよ…

○月×日 ないくんはまるでほとけの親づらしてる ないくんはほとけの兄であって父親でもないのに 頭を撫でて優しくしてもらって ほとけが病気になってようやく見てくれると思ったのに なんで見てくれないんだよ せっかくあの瓶を上げたのに…

初兎

ノート閉)やっぱやめよ

ほとけ

なんで⁉︎ずるくない!
(結局初兎ちゃんはずっとノート見せてくれなかった)

初兎

…さっきないこさんの部屋見れなかったから〜!
(思ったよりこの団はずっと暗い闇がありそうだな)

ほとけ

–:(´ཀ`」 ∠):くやしぃ 
っていうかなんでパパの部屋だって…

初兎

www
ほら早く次行こ?

ほとけ

次はIfくんの部屋〜
(聞くなって感じがした)

いふ

なんで勝手に入って来たんだよ!

ほとけ

今探検してるんだよぉ〜

初兎

すいません、いきなり

いふ

初兎にはキレてない
あほとけ!
ないこの部屋入ってないよな?

ほとけ

うん!

いふ

まぁいいや
ほとけ口開けろ

ほとけ

あーん(口開

ほとけ

にっが‼︎

いふ

薬飲め‼︎

ほとけ

やだよぉにっがい!

初兎

(いむくん昔は薬嫌いだったんだよな…)

初兎

いふさん(睨

いふ

いい目つきやな

初兎

すいませんw癖でして…

ほとけ

Ifくん嫌い〜
(今だから言うけど初兎ちゃんの睨んだ目結構好きだったよ)

いふ

あー!もうクソガキ!

ないこ(ボス)

うっさw

ほとけ

パパ!なんでここに?
(本当はお兄ちゃんって呼んでみたかった)

ないこ(ボス)

りうらが終わったから来たんだよ

いふ

終わったってw
りうら可哀想〜w

りうら

ねぇ聴こえてるんだけど!

ないこ(ボス)

りうらよしよし〜

ないこ(ボス)

りうら今日楽しかったか?(頭撫

りうら

んー楽しかった…
でももっと遊びたかった

ないこ(ボス)

りうらごめんな、今日はもう…

ほとけ

ちょっとパパ!りうちゃん寂しがってるじゃん!
いつもパパを待ってくれてるんだからそれぐらいしてあげてよ!
(これが僕の最適解
りうちゃんがいつも僕を嫌ってるの分かってるんだから)

初兎

そうですないこさん

いふ

ないこはどっちがいい?
仕事を明日倍やるか
今日りうらと遊ぶか

ないこ(ボス)

まろ…!
はい、りうら遊ぼ?

りうら

わーい!!

ほとけ

りうちゃん嬉しそうだね!初兎ちゃん!

初兎

うん!

初兎

(そんな出会いだった)

初兎

じゃあいむくん借ります

ほとけ

え?

初兎

いむくんとりあえずついてきて(手握

ほとけ

///わかった!

初兎

(これで照れるのかとびっくりしたがそんなことどうでもいい
君がSOSを出しているように手を握っては開くから
とりあえずこの場所から君を連れ出したかった)

ほとけ

(まさかSOSに気づいた…?
いや…そんなことはない
だって今ままで気づいてくれた人なんて…)

ほとけの部屋

ほとけ

初兎ちゃん手離してッ…

初兎

あ!(手離
ごめんね力強かった?

ほとけ

違うの…
ただなんで連れて帰ってきたの?

初兎

いむくんがSOSを出してる気がして…

ほとけ

気…気のせいじゃない?
僕みんなのこと大好きだし家族だと思ってる

初兎

いむくん本当は気づいてるやろ

ほとけ

何…を?

初兎

りうらのこと
あと”お兄ちゃん’”のこと?

ほとけ

…ッ
僕1人っ子だよ?

初兎

隠さんくていいよ?
俺はいむくんに嘘はつかない
だからって言うのもおかしいか…
んーとにかく嘘なしで話そ
都合悪い事は忘れよ?

ほとけ

分かった

初兎

じゃあもっかい聞く
いむくんはお兄ちゃんいる?

ほとけ

いるよ
自慢のお兄ちゃんが…
親が死んだあとずっとずっと世話してくれた
感謝しかないよ

初兎

そうなんだね(o^^o)
もっと話していいよ?

ほとけ

えっとね…すごいんだよ!
悪いことも良いこともいっぱい教えてもらった!
大好きなんだ〜

初兎

うんうん

ほとけ

ぽろっぽろ.°(ಗдಗ。)°.
あれ?僕涙が…
こんなに聞いてくれた人初兎ちゃんが初めてだから

初兎

大丈夫大丈夫(背中撫
いむくんの話ゆっくり聞かせて

ほとけ

ありがとう…ありがとう
じゃあ聞いて、僕の話

初兎

(そこからはあまり覚えていないがずっと惚気のような感じだった
ただいむくんの話を優しく聞くのが途中から楽しくなっていた)

初兎

ふふっw
じゃあさないこさん耳って言ってたけどあれは?

ほとけ

あー右耳のやつ?
僕が小さい頃n…ッグくる゛じぃ

初兎

どうしたのいむくん‼︎

いふ

睨)おいほとけ!喋るなって約束だったよな?

初兎

(その時のまろちゃんの目は本当に怖かった)

ほとけ

ごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめん

初兎

いむくん?大丈夫?
まろちゃん、何したの?

いふ

まろちゃん…?まぁいいか
あくまで
ほとけがやっていることで俺はないこの指示通りに動いただけだ

初兎

そうなん?
でもじゃあなんで…?

ほとけ

ごめん…

初兎

でも違うんです僕が言えって言ったんです
僕が!

いふ

そうなんか?

ほとけ

違うよいふくん…初兎ちゃんは優しいから僕を庇ってるんだよ

いふ

俺にはどっちが正しいかわからん
だから2人で決めろ
どっちが地獄門を潜るのか

初兎

僕です!僕なんです!

ほとけ

初兎ちゃん!僕は慣れっこだから
言いそうになったのは僕だし

悠佑

まろ何してるん?

いふ

あー兄貴今どっちが地獄門潜るか決めてるとこ

悠佑

あーあの地獄か

いふ

そうそう
別名りうらのモルモット

初兎

りうら…?

ほとけ

いふくん早く連れてって

いふ

そこまで言うならお前がいくか
あほとけ

ほとけ

うん…

ほとけ

初兎ちゃん、待ってて?

初兎

(そして君は連れて行かれた
今もあの言動を僕は後悔している
いむくんがまさかあんな目にあってるなんて)

Spica

ここで切りまーす!
今回は幼少期編と言うことで200タップお疲れ様でした…
結構この時期のりうちゃんお気に入りかも
では次回もちょっと幼少期有りで本編に戻ります
初兎ちゃんはいむくんを守れるのか
いむくんは初兎に会えるのか
お楽しみに〜

この作品はいかがでしたか?

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