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Dom/Sub sm受け

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Dom/Sub sm受け

3 - ⚡×🙂③

♥

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2025年09月11日

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Dom⚡×Sub🙂③

翌日――

シャークんはAkiraと 話す時間を設けてくれた

Akira

スマイルとちょっと話したんだけどシャケPlay相手探してるの?

シャークん

んーまぁそういう訳じゃないんだけど

シャークん

まぁ見つかればいいな程度?

シャークん

今はスマイルがいてくれるし

Akira

……その、スマイルってさぁ

Akira

みんなのPlay相手してたんでしょ?

Akira

何人か知らないけど……

Akira

大変だったんじゃね?って

シャークん

あぁその話聞いたんだ

シャークん

俺らもスマイルの負担でかすぎでしょって話してたんだけど当の本人がすげー軽くてさ

シャークん

いいよみんな必要な事なんでしょって

シャークん

まぁそれに甘えさせてもらってたかな

シャークん

俺は今も甘えさせてもらってるか

Akira

あのスマイルがぁ?

人の意見に流されやすいのはそうだが

自分は何もせずに 他のメンツに甘えてばかり――

Akiraが思うスマイルの印象は 言っては悪いが自己中だった

Akira

(う~ん……我ながら印象が悪すぎる)

しかしもちろん 彼の良いところも知っている

頼めばある程度の事はやってくれるし

少し過度な心配症も 良く言えば慎重で堅実だ

気付かされる部分がある

シャークん

まぁスマイルもPlayできるってメリットあるからね

Akira

え……あっ

Akira

(そっか――)

Akira

(スマイルが満足してないって知らないからシャークんも納得してるんだ)

Akiraは更に首を傾げた

Akira

(……なんでスマイルはシャケとPlayしてんだ?)

Akira

(善意100%なのかな??)

シャークん

Akira俺とPlayしてみる?

Akira

えっ!?

Akira

え、する?

シャークん

まぁやってみないと相性わかんないしね

シャークん

スマイルとはしてみた?

Akira

あーまぁ昨日ちょっとだけ?

シャークん

やったんだw

シャークん

あーじゃぁ知ってたら教えてほしいんだけど

シャークん

スマイルって俺とのPlayで満足してる?

Akira

えっい、いや

Akira

知らない……

スマイルには内緒にしてほしいと 念を押された事だ

安易に言えなかった

シャークん

そっか、さすがに知らねーよな

Akira

なんでそんな事聞いてくんの?

Akira

スマイル満足してないっぽいの?

シャークん

まー俺の体感?

シャークん

さすがに9年もやってるとね

Akira

そっか

シャークん

んじゃAkira機会あったら今度Playしてみようぜ

Akira

あ、うん

そのまま通話は終わって Akiraは布団に寝転がった

時計を確認して

いつもなら 薬を飲んでいる時間だと気付く

しかし体調はすこぶる良かった

Akira

(……これがSubとのPlayの影響か)

Akira

(ガチですげー、薬なんていらんやん)

Akira

(……スマイル大丈夫かな)

次に四人で集まったのは イベントの為の動画撮影会の時だった

Akiraはこの日 五分前行動を徹底した

また二人は早めに集まって Playをしていると思ったからだ

その日の撮影も滞りなく終わり 四人はご飯も食べに行った

それなりにお酒も入って みんなは気分も良くなっていた

そろそろ解散するかという時間に

Akiraは袖を引っ張られて 顔を上げた

Akiraを呼び止めたのは スマイルだった

Akira

どした?

スマイル

…………この後ちょっと話したい

Akira

ん、いーよ

Akira

スマイル顔赤いけど大丈夫?

Akira

水飲む?

スマイル

平気

駅で解散して

Akiraとスマイルは 二人きりになった

Akira

どっかお店入る?

スマイル

Akira明日なんか予定ある?

Akira

いや特にないけど

スマイル

今からうち来ねぇ?

Akira

へっ?

Akira

スマイルん家??

スマイル

うん

Akiraは首を傾げた

スマホで時間を確認して 家に帰る時間を逆算する

Akira

(…………まぁいいか)

Akira

いいよ

Akira

スマイルん家で二次会だ!

にこっと笑うと

スマイルはほっとしたように 小さく微笑んだ

その様子にAkiraははっとした

Akira

(……あれ?)

Akira

(もしかしてスマイルなんか不安そうだった?)

よくわからなかったが

Akiraはスマイルの後を追って 家路に着いた

スマイルの家に到着する前に 二人はコンビニに寄って

お酒やつまみを買い足した

あのスマイルから 誘われた事もそうだが

スマイルと二人で遊ぶ事になるなんて 思ってもいなかった

Akiraは純粋に嬉しかった

Akira

お邪魔しまーす!

スマイル

適当に座って

Akira

はーい

Akira

話って何!?

スマイル

ん、まぁ

スマイル

まぁ飲もうや

Akira

さっきまでも飲んでたってぇ~w

ケラケラ笑いながら Akiraは缶を開けた

スマイルも缶を開けて 二人は乾杯した

Akira

スマイルから誘ってくれるの珍しいじゃん

Akira

どうしたの?
何か悩み事?

スマイル

悩み事……

スマイル

まぁ悩み事かも

Akira

なになに?

Akira

なんでも聞くよ!

スマイル

Akira酔ってる?

Akira

そりゃ酔ってるでしょ

Akira

こんなに飲んでるんだからさぁw

スマイル

Akira……

Akira

ん?

スマイル

Akiraはさ
俺とPlayしたい?

Akira

んぇ?

唐突に出された話題に Akiraは小さく視線を逸らした

Akira

あ~……

Akira

んー、したい……したい?

Akira

うーん……

スマイル

……別にしたくねぇか

Akira

え?w

Akira

いやいや、そういう訳じゃ――

スマイル

じゃぁしたい?

Akira

えぇ~!?

Akira

なんでそんな事聞いてくんの!?

スマイル

あぁまぁ……その

スマイル

お誘い

Akira

へ?

Akira

なにお誘いって

スマイル

だからあの

スマイル

Playのお誘い

Akira

えっ!

淡々と話すスマイルに

Akiraはスマイルが

何を考えているのか まったくわからなかった

Akira

なんで!?

スマイル

なんで……

スマイル

あのほら、前に言ったじゃん

スマイル

俺シャークんとのPlayで満足できてないって

Akira

あぁうん、言ってたね

スマイル

でもまぁAkiraなら満足できるから

Akira

え、でも他にもPlay相手いるんでしょ?

スマイル

あー最近会ってないからできてなくて

Akira

あぁそうなんだ!

Akira

じゃぁやろうやろう!

Akiraは二つ返事で承諾した

スマイルが困っているなら 力になりたい

親切心だった

Akira

セーフワード決めるんだよねぇ、何にする?

スマイル

え、あぇえ?

Akira

え?

スマイル

あ、いや……
えっと、なんだろうな

スマイル

えっと……じゃぁ自転車で

Akira

なにそれw

Akira

なんで自転車?w

スマイル

いや……なんとなく

Akira

まぁいいけど咄嗟に出てくるか?

Akira

それw

スマイル

うん……

スマイル

よし始めよう

Akira

はやw

Akira

はっやw

Akira

ん~えっとぉ

Akira

『こっち見て』~

スマイルは顔を上げて Akiraを見つめた

Akiraはにこっと笑うと スマイルの頭を撫でた

Akira

よしよ~し、『いいこ』!

スマイル

…………

Akira

ふふっw

Akira

スマイル俺にくっつきたい?

スマイル

えぇ?

スマイル

なんでそんな事聞いてくんの?

Akira

『教えて』?

スマイル

ぇぁ……

スマイル

……うん

スマイルは少し 気恥ずかしそうにしながら頷いた

それを見たAkiraは 何とも言えない幸福感に満たされた

Akira

よしよし!

Akira

ちゃんと言えて『いいこいいこ』

スマイル

っ……

スマイルが目を細めて 熱い吐息を吐いた

Akiraはそんなスマイルの表情に 目を見開いて固まった

お酒のせいで顔を真っ赤にして

両手を床について

上半身を支えるようにして

こちらを見つめている

Akira

(なんか……)

Akira

(エロ……)

Akiraはそんなスマイルの頬に

左手を添えた

スマイルは首を傾げて

その手に擦り寄った

どきどきと心臓が高鳴ってくる

それと同時に――

Subが甘えてくる事に Akiraは喜びを隠せなかった

Akira

……『おいで』?

Akiraは微笑んだ

小さく瞬きをしたスマイルは

そのままAkiraの胸に 寄り掛かった

Akiraはそのままスマイルを ぎゅっと抱きしめた

スマイル

んっ――

Akira

あぁ……すごいね、これ……

Akira

すごい……

Akira

すごく満たされる……

スマイルを抱きしめる腕に Akiraは更に力を籠めた

ぎゅぅっ――♡

スマイル

っ……♡

Akira

はぁ……

ただ触れ合っているだけなのに こんなににも満たされる

こんな事、スマイルはずっとみんなと――

Akiraは目を見開いた

こんな事をずっと スマイルはみんなとしていた

ゾッ――!

気持ち悪くなった

今すぐスマイルを押しのけて 逃げ出したくなった

だけどそんな失礼な事はできなくて

Akiraは固まった

スマイル

…………?

スマイルは小さく顔を上げて Akiraの表情を確認した

Akiraの怯えた表情に 気が付いたスマイルは

目を伏せると Akiraの胸を押して離れた

Akira

スマイル

終わろ

Akira

え、あ、あぁ……

Akira

満足、した?

Akiraはにへらと へたくそな笑みを浮かべた

スマイル

…………うん

スマイル

ありがとAkira

スマイル

付き合ってくれて

Akira

いやいや……

Akira

これくらいいつでも任せてよ

スマイル

いや

スマイル

もう頼まない

Akira

え……

スマイルはAkiraから離れて 立ち上がると

机の上を片付け始めた

スマイル

帰るでしょ

スマイル

うちまで連れてきてごめん

Akira

え、え、ま、待って待って

Akira

待ってよスマイル

Akira

なんでもう頼まないになるの!?

スマイル

嫌でしょ

Akira

え!?

スマイル

嫌なんでしょ、俺のこと

Akiraはまた固まった

多分――最初から全部バレていた

スマイルの事を

少し苦手だと思っていた事も

Playしたくないと思っていた事も

今も拒絶反応を示した事も――

スマイル

無理させて悪かった

スマイル

もう頼まないから安心して

スマイル

てかAkira俺いて大丈夫?

スマイル

活動しんどくない?

Akira

え……

スマイル

嫌いな奴とゲームはしたくないでしょ

Akira

いや待って!!

Akira

嫌い!?
嫌いなんかじゃないって!!

スマイル

あーえー苦手な奴?

スマイル

関わりたくない奴……

スマイル

まぁなんでもいいや

スマイル

そういう奴とゲームしても楽しくないじゃん

Akira

そんな事ないって!

Akira

俺続けたいよ!

Akira

スマイルとももっと遊びたい!

スマイル

あぁ……
それは良かった

スマイル

初めて半年経たず脱退とかならずに済んだ

Akira

ちょちょちょ、シャレになんないって!

Akira

待って、落ち着こう?

Akira

俺も落ち着くから

Akira

俺はスマイルの事嫌いじゃないよ

Akira

最初はそりゃやってけるかな~って不安はあったけど

Akira

今は全然そんなことないから!

スマイル

それは良かった

Akira

Playだって、その……

Akira

いや、嫌ではない!
ほんとに!

Akira

ただその、俺の心の問題って言うか……!

スマイル

と言うと?

Akira

いや、えっと……

Akira

……うん!あのさ!!

Akiraは腹を括った

この不安な気持ちはどう足掻いても 誤魔化す事はできない――

Akira

……今のはね?

Akira

スマイルが他の人ともこういう事してんのかなーって思ったら

Akira

……ちょっと、その、嫌になっちゃった

スマイル

…………え

Akira

ごめん!

Akira

俺潔癖症のつもりないんだけどそういうとこあんのかも

Akira

いやでも大丈夫!

Akira

助けたいんだよ、スマイルのこと!

Akira

だから頼ってほしい

スマイル

いやそれさぁ

Akira

え?

スマイル

潔癖症じゃないでしょ

Akira

え??

スマイル

Domの独占欲じゃない?

Akira

えぇ????

スマイル

いや昔さ

スマイル

ワイテでPlayまわしてるときも似たような事あって揉めた事あんだよね

Akira

えー!!!!

スマイル

あん時はまぁ……
それなりの修羅場だったけど

その話はとても興味があったが

今は聞くべきではない気がした

Akira

どうやって解決したの?

スマイル

偏らないようにした

スマイル

要はPlay時間が一人に集中してたからそういう事が起こったんだけど

スマイル

平均化すれば執着もなくなった

Akira

えぇ……

スマイル

Akiraは今俺のことをシャークんのSubだと思ってるんじゃない?

Akira

……そうなのかな

スマイル

……まぁ今回は俺が無理矢理Akira連れてきてPlay強要しちゃったからさ

スマイル

それはごめん

Akira

いやいやいや、いいんだってほんとに!

Akira

困ったら全然頼ってほしい!

スマイル

…………

スマイルは黙り込むと

Akiraに近付いて その肩に寄り掛かった

Akira

ふぇっ

スマイル

ほんとにいいの?

スマイル

こういうことするよ?

スマイル

気持ち悪くない?

Akira

わ、悪くないよ?

スマイルは更にAkiraに近付くと

その膝の上に乗った

Akira

!?

スマイル

こうやってくっついちゃうよ

スマイル

いいの?

Akira

ままま待って待って

Akira

え、これシャケにもしてんの!?

スマイル

他の奴の話はいいだろ別に

Akira

えーいやいや、え!?

Akira

気になるじゃん

スマイル

……してねぇよ

Akira

えぇ!?

Akira

じゃあなんで今してるの……

スマイル

それは……

Akira

……え?

スマイル

あー……わかった、もういいや

スマイル

Play相手はもうシャークんしかいないんだよ

スマイル

他には誰もいない

スマイル

強いて言えばAkiraだけ

Akira

えっ!?

Akira

う、嘘ついたってこと?

スマイル

そう

Akira

なんで!?

スマイル

Akiraが俺に気を遣うから

Akira

え――

スマイル

Play嫌だったでしょ

スマイル

今みたいに頼ってって言うと思ったから

スマイル

相手がいればじゃぁ大丈夫かってなるでしょ

Akiraは愕然とした

視線をうろうろと彷徨わせた

Akira

(今は相手がシャケしかいない?)

Akira

(ワイテでレベル合う相手がいなくて……)

Akira

(……え?)

Akira

(じゃぁ今までずっとPlayはしてきたけど)

Akira

(自分は満足できないけどみんなのために薬飲みながら頑張ってたってこと?)

それが本当なら

スマイルにとって満足できる相手は 喉から手が出るほど欲しいはずだ

だからこそ今日もスマイルは Akiraを誘ったのだろう

Akira

…………なんで

スマイル

ん?

Akira

なんでそんなに……

Akira

スマイルこそ俺に気ぃ遣ってんじゃん

スマイル

別にそんなんじゃないよ

スマイル

やりたくない奴に負担かけてまでやる事じゃないでしょ

Akira

じゃぁなんで今日俺を誘ったの?

スマイル

いやそれはぁ……

スマイル

……ほんとに無理なのかなって

スマイル

もう一回だけって思って誘ってみた

スマイル

でもダメだったから

スマイル

だからじゃぁもう仕方ねぇなって諦めついた

Akira

……その、あの

Akira

……スマイルは俺がいいの……?

膝の上に乗っている スマイルの背中を抱いて

Akiraはスマイルを見つめた

そんな真剣な表情の Akiraと見つめ合って

スマイルは小さく視線を逸らした

スマイル

……んな期待持たせんなよ

Akira

なに、なんて?

Akira

ちゃんと喋って、俺に聞こえるように

Akira

『こっち見て』

Akiraは聞き逃がしたくないと スマイルの頬に手を添えて

また視線を合わせた

するとスマイルは 恥ずかしそうにAkiraを見つめた

スマイル

そうだよ

スマイル

誰ともレベル合わなくて

スマイル

ようやく相性良いやつと会えたんだから

スマイル

……逃がしたくないと思ったんだよ

Akira

…………

Akiraは微笑んだ

その顔にスマイルは目を見開く

Akira

『いいこ』だねスマイル

スマイル

っ……!

Akira

でも俺……

Akira

シャケとPlayしてるスマイルはやだよ

スマイル

!!

Akira

想像して気持ち悪くなっちゃうから

Akiraは困った顔をした

Akira

俺とPlayしたいならシャケとPlayするのやめて?

スマイル

……約束できない

Akira

なんで?

スマイル

俺とAkiraはパートナーじゃないから

Akira

……ふーん

Akiraの目が昏く揺らいだ

Akira

……まぁシャケも急に相手いなくなったら困るだろうしね?

Akiraはすぐににこっと笑った

スマイル

Akira……

Akira

ん?

スマイル

俺とPlayする事自体は嫌じゃないの?

Akira

嫌じゃないよ

Akira

何なら俺からもお願いしたいくらいだよ

Akira

こないだのケアだけでさぁ
俺薬なくても良くてびっくりしたw

スマイル

……!

Akira

相性良いんだね、俺たち

Akira

……やばいな~これw

スマイル

え?

Akiraはスマイルを抱きしめた

スマイル

えっ?

Akira

やばいよこれ……

Akira

相性良くてスマイルも俺を求めてて俺もスマイルを求めてる

Akira

これ理解してるだけで……

Akira

ダメ、本当に

Akira

スマイルを俺のSubにしたい

スマイル

Akira

ねぇスマイル

Akira

二人でシャケの相手見つけてあげよう?

Akira

それで心置きなく二人でPlayしようよ

スマイル

そんな事するより俺らがパートナーになった方がシャークん引き下がるよ

Akira

それって俺とパートナーになりたいって事?

スマイル

まぁ……え、Akira本当に嫌じゃないの?

Akira

嫌じゃないって!
何回言わせんのw

Akira

次言ったらお仕置きするからね?

スマイル

へっ?

Akira

俺シャケにスマイルとPlayするのやめてって言うわ

スマイル

え!?

Akira

俺のもんにしたいからって言えば引き下がってくれるかな?

スマイル

え、えぇ??

Akira

引き下がらなかったらシャケとのPlayでスマイル満足してない事言ったろう

スマイル

おいそれはやめろ!

Akira

なんで
俺がいるからいいでしょ

スマイル

いやいや、今までのPlayの事で申し訳なくなられても困るんだって

Akira

あぁ……なるほどね

Akira

まぁ確かにシャケ気にしちゃうか

Akira

じゃぁスマイル的にはどうするのがベスト?

スマイルは狼狽えた

スマイル

(なんか……Akiraの様子おかしくないか?)

スマイル

(あんなに俺のこと嫌がってたはずなのに……)

最初にSubだとCOした時点で

Akiraが気まずそうな 顔をしていたので

スマイルはAkiraの事を 理解していた

それがケアを頼んだせいで

相性が良いことに 気付いてしまったスマイルは

なんとかAkiraとPlayしようと 画策してここまできた

乗り気じゃなかったAkiraが ここまで前向きになってくれた事は

スマイルにとって僥倖だったが どこかAkiraらしくない気がした

スマイル

(そんなに俺とパートナーになりたがってる……?)

Domの執着と言ってしまえば そこまでだが

スマイルはそこまでの信頼関係を

Akiraとはまだ結べていないと 思っていた

スマイル

(Akiraとの距離感がわかんねぇ……)

もちろんスマイルからしてみれば 願ったり叶ったりな状況ではある

しかしスマイルには―― 経験があった

Domは一度自分のSubだと 認識してしまうと

本人の意思とは関係なく 激しくSubに執着するようになる

昔そうしてごたついた事があったので Akiraの状況がなんとなく理解できた

スマイル

(いや……)

スマイル

(このままパートナーまで持ち込むか?)

大丈夫大丈夫

大丈夫だからね

『いいこ』だね 『いいこ』だよ

スマイル

…………

スマイルはAkiraの体を押すと Akiraから離れて膝の上から降りた

すると――Akiraに腕を掴まれた

Akira

なんで離れんの

スマイル

Akira、お前は今Domの言いなりになってる

スマイル

正気に戻れ
俺はお前のSubじゃない

Akira

……え?

Akira

俺――……

掴まれた腕はするりと離れた

Akira

ち……違うって

Akira

違うよ、だってスマイル……

Akira

相性良いじゃん!

スマイル

だからって俺はお前のSubじゃない

Akira

なんで?

Akira

なんでなんで????

スマイル

落ち着け

スマイル

自分の意思と関係なく俺のこと自分のSubだって決めたくないだろ

Akira

なんで!?

Akira

良いよ、全然良い!

Akira

スマイルが俺のSubでいいよ!!

スマイル

わかった、わかったわかった

スマイル

そんなに言うなら今日はやめとこう

スマイル

次会ったときまた考えよう

Akira

なんで今日やめとくの!?

スマイル

考えてみろよ

スマイル

出会ったその日に付き合うみたいな事すんのかお前

Akira

俺たち全然出会った初日じゃないよ!

Akira

スマイルのことは昔から知ってる!

スマイル

冷静になれAkira

スマイル

昨日までのお前は何を考えてた?

スマイル

少なくとも俺とパートナーになりたいなんて思ってなかったでしょ

Akira

なんで……俺のこと嫌?

Akira

俺じゃ助けにならない?

Akira

俺、俺じゃ役不足??

スマイル

Akira?
落ち着けって

スマイル

そんなこと言ってない

スマイル

一旦冷静になって
もっと考えよう

スマイル

思い付きで決めちゃダメな事だから

Akira

思い付きじゃッ……!

Akira

…………

Akira

おもいつき……

本当に思い付きじゃないだろうか

Akiraはようやく冷静になれた

Akira

……え、俺これ……

Akira

え、え……

スマイル

大丈夫か

Akira

スマイル、おれ……

Akiraは初めて 自分がDomである事が怖いと思った

スマイル

大丈夫

スマイル

大丈夫だよAkira

スマイルはその場で蹲ったAkiraの 隣に座ってその背を撫でた

Akira

ごめんスマイル

Akira

ごめん、ごめん

スマイル

謝んなくていいよ

スマイル

Akiraのせいじゃない

スマイル

俺が誘ったせいだから

人のせいにできるほど Akiraは傍若無人な人柄ではない

スマイル

Akira?

スマイル

俺とどうなりたいのか
Akiraの意思で考えてほしい

スマイル

ただのビジネスパートナーなのか

スマイル

本当に俺とパートナーになりたいのか

スマイル

それともDomとSubの関係なんて無しでやっていきたいのか

Akira

……俺の、意思で

スマイル

うん

Akira

……わかった、考える

Akira

ごめんスマイル

スマイル

いや、俺は大丈夫

スマイル

少し休んでく?
もう帰る?

Akira

……帰る
電車なくなる

スマイル

わかった

スマイルはAkiraの鞄を取ると Akiraに手渡してやった

Akiraは少しだけふらふらしながら 玄関へ向かった

Akira

……あの

スマイル

ん?

Akira

……いや

Akira

今日はありがと

スマイル

あぁ、こちらこそ

Akira

おやすみ

スマイル

おやすみ

Akiraはスマイルの家を後にした

スマイル

…………はぁ~……

この作品はいかがでしたか?

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コメント

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大好きです!!!🫶💕💕💕

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