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夜月
夜月
夜月
夜月
夜月
夜月
どがぁぁぁぁん!
激しい音を立て、壁が破壊される
スキルで開けた穴から城内へ侵入
ぎぃ…
城内からは何処からか劈くような叫び声が聞こえるだけ
それ以外には何も聞こえなかった
兎に角、上の階に行ってみることにした
引く
それ以外に何も出来なかった
白かったであろう床や壁が見えない程 一面が死体で埋め尽くされている
そしてその真ん中の───化け物
ちなみにバレてますよ居るの
魔素を込めた彼の手が上から到来
それをギリギリ体を逸らして避ける
突如、目の前の男が笑い始めた
ぎょっと身を引く
くつくつとそう笑う
そうして5分
なんでしょう
ませんね。十中八九捕縛されます
馬鹿ですか
至極当然だと言わんばかりの態度
ギリィと彼の手が頭にめり込む
そう訴えかけやっと離して貰った
ぐぃっと彼の顔が近付いてくる
かちり、と音がする
それは魂に名前が刻まれる音であり それは今世で"私"という存在が確立された音だった───