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さなえ
お母さんー
お母さん
何？
さなえ
おばあちゃんの話して！
お母さん
あんた、まだそんなこと言ってるの？
さなえ
なんで、お母さんはいつもおばあちゃんの話をしてくれないの？
お母さん
はぁ、あんたは本当に
お母さん
てにおえないこなんだから！
お母さん
あら、もうこんな遅い時間になってる
お母さん
もう寝なさい
さなえ
え
お母さん
はやく
さなえ
はーい
お母さんはいつもおばあちゃんのキーワードを出したら怒る
10年後
お母さん
あらま、あんたは綺麗なってるね
さなえ
でしょ‥もう25歳だし！
お母さん
お母さん似ね！
さなえ
なにそれw
さなえ
お父さん似ですー！
お母さん
はいはい
そんな会話が続いていると‥
さなえ
あれ、何？
お母さん
あー昔のアルバムじゃない？
さなえ
見ていい？
お母さん
いいわよ
さなえ
イェイー
さなえはあるばむを見て思った
お、おばあちゃん？
そこにはおばあちゃんらしきひとが、写っていた
さなえ
お、お母さん
お母さん
何？
さなえ
これっておばあちゃん？
お母さん
か、返しなさい
お母さん
今すぐ返しなさい
さなえ
おばあちゃんの話してよ
お母さん
あんたは、本当にその話はしないって
お母さん
お母さんに、何回言わせるの？
さなえ
お母さん、今まで
さなえ
ずっと黙ってたけど
さなえ
なんで、教えてくれないの？
お母さん
だから‥
さなえ
私、もう大人だよ
さなえ
子供じゃないんだから、ね‥
さなえ
教えて
お母さん
はぁー
お母さん
まぁ、このきかいだし
お母さん
教えるわ
さなえ
本当に？
さなえ
ありがとう
お母さん
あのね、おばあちゃんはね
お母さん
さえこっていう名前なの
お母さん
さえこおばあちゃんは、
お母さん
私を大事に育ててくれた、わたしはとてもお母さんが大好きだったの
さなえ
なら、なんで教えてくれなかったの？
お母さん
ある日、お母さんと私が歩いてたら急に大型トラックが猛スピードで
お母さん
歩いてきて、お母さんは私を守るために、私を力ずくて
お母さん
どかしたの、そしてお母さんは私をを守って亡くなったの
さなえ
そんなことが‥
お母さん
でね、そのことを思い出したら
お母さん
あまりにも辛すぎて泣いてしまうの、
お母さん
だから、さなえにはいわなかったの
さなえ
お母さん‥
お母さん
でも、いつかは言わないとなって思ってたから
さなえ
お母さん‥
さなえはお母さんを強く抱きしめた
お母さんは、あまりにも耐えきれず泣いてしまった
30分後
さなえ
あのね、さえこおばあちゃんの仏壇は？
お母さん
神社よ
お母さん
どうしても、お母さんの仏壇を私が預かるのはどうしても無理だったの
さなえ
ならね、神社に行こうよ
お母さん
うん
こうして、2人で仏壇に行った
2人で10分間祈った
お母さん
（お母さん‥今までね私はお母さんのことを娘に隠してきたの、でもねそれは間違ってた、お母さんの勇気のある行動を
お母さん
自信がついたの、また来るからね）
さなえ
（おばあちゃん、さなえです。さえこおばあちゃんの、孫ですよ、またきますからね）
せさなえはこの体験談を
本に出版し、
世界中を、感動させた
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