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枢空 乃希
りんりん
188
どーもこんりあ!!
てらー 、新しくなって作品描きづらい!!
はい 、 今回は prtg( R無し )でございます!!
一部 、 違う本を参考にしております !
放課後の騒がしい玄関口で 、 いきなり p r ちゃん から声をかけられた 。
pr
正直 、 どきっとした 。
tg
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上履きを脱ぎながら p r ちゃんがそう言った 。
靴下にぽっかり空いた穴から 、 やんちゃそうな親指が見えた 。
靴を履き終えても 、 p r ちゃんはなかなか歩き出さない 。
どうやら 、 一緒に帰る気のようだ 。
小4から同じクラスの p r ちゃん 。
家も近いから 、 p r ちゃんが野球チームに入るまではよく一緒に登下校してた 。
あの時はとても短く感じた道
なのに 、 今日の俺には p r ちゃんとの帰り道が 、 果てしなく遠く感じる 。
pr
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p r ちゃんが沢山話題を出すのはいつものこと 。
いつもならついていけるのに 、 今日の俺はついていけない 。
まるでなんにもなかったみたいに 、 p r ちゃんはいつもと変わらない 。
俺だけがあのことを引きずってるみたいで 、 前を歩く緑色のパーカーがだんだん憎らしく見えてくる 。
今日の昼休み 。
友達六人で喋っている時に 、 「 どっちが好きか 」っていう話になった 。
「 海と山は 。 」
「 夏と冬は 。 」
「 きのこの山かたけのこの里か 。 」
みんなで順に質問を出し合い 、
「 海! 」 「 海っ 」 「 山。 」 「 山かな 、 」
と 、 ぽんぽんテンポよく答えていく 。
そのテンポに 、 俺だけついていけなかった 。
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一人でごにょごにょ言ってたら 、 p r ちゃんが急に苛ついた目で俺を睨んだ 。
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先のとがった鋭いものが 、 みぞおちのあたりにズキッとささった 。
そんな気がした 。
そのまま今も刺さり続けて 、 歩いても 歩いても 振り落とせない 。
返事をしない俺にしらけたのか 、 だんだん p r ちゃんの口数もだんだん減って 、
大通りの歩道橋を渡る頃には 、 二人してすっかり黙り込んでた 。
階段を登る p r ちゃんと 、 俺の間に距離が空く 。
広がる 。
ここ1年でぐんと身長が高くなった p r ちゃん 。
たくましくなった足取り 。
はぁ 。 声にならないため息が俺の口からこぼれて 、 足元の影に溶けていく 。
どうして俺は 、 すぐに立ち止まっちゃうんだろう 。
思っていることが 、 なんで言えないんだろう 。
俺は 、 海のこんなところが好きだ 。 山のこんなところが好きだ 。
その " こんな " を言葉にできたなら 、 p r ちゃんと肩を並べて歩けるのだろうか 。
市立公園の遊歩道に差し掛かったころには 、 俺は p r ちゃんに5歩以上遅れを取っていた 。
もうだめだ 、 追いつけない 。
諦めて 、 俺は天を仰いだ 。
信じがたいものを見たのは 、 その時だった 。
空一面からシャワーの水が降ってきた 。
もちろん 、 そんなわけはない 。
なのに 、 なぜだかとっさにプールのあとに浴びるシャワーが浮かんだのは 、
初夏のにおいのせいかもしれない 。
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頭に 、 顔に 、 体中に打ち付ける水滴を雨と認めるには時間がかかった 。
晴れているのに雨なんて 、 不自然すぎる 。
俺と p r ちゃんはむやみにじたばたし 、 意味もなく跳んだり跳ねたりして 、
またたくまに天気雨が過ぎていくと 、 互いの濡れた頭を指差し笑った 。
本当に 、 あっというまのことだった 。
ざざっと雨が振ってきて 、 何かを洗い流した 。
p r ちゃんの気取った前髪がぺたっとなったのが面白くって俺はさん残腹を抱えた 。
笑って 、 笑って 、 笑って 。
散々腹を抱え 、 気づくとみぞおちの異物が消えていた 。
単純すぎる自分が恥ずかしくなってきた 。
うっかりはしゃいだ罰の悪さを隠すように 、 俺は目線を下に向けた 。
地面にできた水たまりに 、 きらきらと光った太陽が映っている 。
そのまぶしさに背中を押されるように 、 「 今だ 」 と思った 。
今 、 言わなきゃきっと二度と言えない 。
tg
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勇気を振り絞った割には 、 しどろもどろな声が出た 。
p r ちゃんはまばたきを止めて 、 まっすぐ俺の目を見つめた 。
まじまじと俺の顔を見つめて 、 それからこくりとうなずいた 。
p r ちゃんにしては珍しく言葉がない 。 … なのに 、 わかってもらえた気がした 。
tg
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さっきより軽快な足音を刻み 、
俺たちはまた歩き出した 。
コメント
6件
めろ すきなんだが .ᐣ
初コメ失礼します!うますぎます!天才ですね!最高です!
どっちも好きって意味がわからないとあまり伝わらないって事なのかな…?((