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狐好 リン
狐好 リン
狐好 リン
狐好 リン
狐好 リン
何ど呼びかけても、聞いても瞳を閉じた龍生は こっちを見てくれない
狐好 リン
ああ、もう一度貴方と話したい
狐好 リン
龍生
滲んだ瞳をゆっくりと開いた龍生の視線に 私が気づかないことは無かった
狐好 リン
狐好 リン
何ど、問いかけても龍生からの返事はなかった
狐好 リン
龍生
ポロポロと涙を流す龍生は 息を飲むほど綺麗で 何よりもただ触りたい、そう思った
思わず伸ばした手はその頬に触れることはなく いとも簡単に龍生を通り越した 。
、、、そうだった。
狐好 リン
あれはいつだったかな
ああ、、、そうだ
温かい晴の日だったな 。
珍しく本社に呼び出された 。 その頃の私はアンチで心が病んでいて 、 違和感など気に留めもしなかった 。
狐好 リン
体が重くて本社までの道のりが 永遠に感じようとしていた
、、、のに 、
その後は本当に一瞬の出来事で 。
ドンッと全身に強い衝撃が走った 。
そう車に轢かれたんだ
狐好 リン
それと同時に吹き飛ばされた私は 道路脇の塀に頭を打ち付けていた 。
朦朧とする意識のなかトラックの助手席から 見知らぬ女の人がニヤついた目で 見てきたのが分かった 。
そして女の人が窓の向こうで何かを取り出す 。 光の反射で見えない 。
狐好 リン
ーーーー龍生の缶バッチ 。
私は全てを理解した 。
ここ最近で異様に増えていた 私と龍生の関係を疑うツイート 。
私に対してのアンチコメ 。
匿名アカウントでスタッフからの呼び出し 。
トラックでの轢き逃げ 。
ニヤついた女の人の視線 。
そして 、龍生の缶バッチ 。
狐好 リン
心の中で苦笑いしながら私は意識を手放した
ごめんね、龍生 。
龍生にさよならも言わずに 星になってしまって
コンッコンッ
由梨
狐好 リン
由梨
狐好 リン
龍生
それでも龍生は顔を上げずに 涙を流すばかり 。
由梨
泣いている龍生が目の前にいるのに 、 私は何も出来ない 。
あーあ、じれったいなぁ、、、
龍生
あーもう!!
狐好 リン
龍生
狐好 リン
ああ、今度こそ、龍生と目が合った 。
龍生の手が優しくし私の私の頬に触れる 。
龍生
狐好 リン
ぐいっ 、と引っ張られたと思うと 温かい体に包まれて抱きしめられた 。 私の肩に顔を埋める彼が物凄く愛おしい 。
龍生
狐好 リン
龍生
狐好 リン
愛さずにいられたのなら こんなにも苦しくないのに
龍生
狐好 リン
狐好 リン
龍生
狐好 リン
違う 。 本当はこんなこと言いたくない 。
狐好 リン
君に悲しんでほしいだけなのに 。
狐好 リン
君とずっと一緒に居たかった 。
龍生
狐好 リン
龍生
狐好 リン
龍生
違うんだよ 、龍生 。
私だって龍生が他の人見るなんていや
だけどね 、君は優しいから私に囚われて いつまでも幸せになれないでしょう?
大好きなんだ 。 心の底から愛してるからこそ
狐好 リン
本当は寂しいけどね いつか 、君が私の事を 泣かず思い出せるように 。
龍生
龍生
狐好 リン
とびっきりの笑顔で『 さよなら 』