テラーノベル
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緊急会議の合図が鳴り、みんなが一斉に会議室に集まる みんなはもう子供じゃない。 いつ話が始まってもいいように誰も言葉を発さない。 みんな集まっただろうか、席は2つしか空いていない。 私と大阪は立っているのでこれで全員揃った
私はゆっくり口を開いた
東京
東京
東京
何故だろう。今日はやけに口が硬い 動かしづらい。こんな重い話今まで何回もして来たはずなのに。
誰も口を開かない。 そりゃこの空気で「はーい解散したいです!」なんて言えるわけがない。 分かってるそんな事は。 私が発言しやすいような空気感を作らなきゃ駄目だって分かってますよ。
大阪
大阪
大阪
大阪
大阪
大阪が私の代わりに司会進行してくれた、 流石大阪“さん”。 ずっと尊敬してます。
まぁそんな事しても誰も立たないと思っていた。 けれど1秒もしないうちに椅子を引く音がしてびっくりした。 私は誰だろうなと思い、音のする方を向いた。
京都
京都は一番最初に席から立ち、私の方に近づいて来た。
東京
隣に兄弟(京都)がくっつくように近づいて来て言葉を発した。
京都
それと同時に2席。椅子が引く音がした そしてその2人も私に近づいて来た
びっくり。まさか私の味方してくれるとは。
滋賀
和歌山
まぁ、この2人は“アレ”を知ってるので私の方にくるのは当然ですか。
次に椅子を引く音は早かった。
沖縄
今回は私に近づく事は無く、大阪の方へ行った。
その次に椅子を引く音がしたのは10秒後だった。
福岡
福岡が席から立ち、それに一テンポ遅れて椅子を引く音がした。
佐賀
多分、佐賀は福岡に着いて行っただけだろう。 今このタイミングを逃したら一生立てなくなると思ったからだろうな。 それに福岡は多分自分の意思ではなく、 ただ単に大阪について行きたいだけだと私は思った。
このタイミングで立つ人は居なかったが、人の声が聞こえた
富山
喋ったのはまさかの富山だった。
富山
京都
兄弟がそう強く言った。 あぁ、“アレ”を誰にも知らせたく無いのか。 私も同意見ですね。
東京
東京
東京
私は兄弟の手助けをしっかりしてあげた。
富山
富山はため息をつくなり、私の方へ近づいて来た。
次に立つのは北海道だった。
北海道
私の方へ来る気配は無かった。
今頃立つ人はちゃんと考えて、選択に迷わない人だろう。
椅子を強く引く音がした。
長野
新潟
自分で選びましたみたいな顔をしながら新潟も一緒に立ち、 2人とも私の方へ来た
山形
福島
山形と福島は同じタイミングで席を立った。 というか、福島がタイミングを見計らっただけかもしれない その2人は大阪の方へと歩いて行った
石川
福井
次に石川と福井が立った。勿論私の方へ来てくれた。 というか北陸は全員私の方に来ると分かっている。 じゃなきゃおかしい。
そして次に島根、鳥取、鹿児島、…時間を置いて山口に岡山、青森岩手がこっちに来た。
それ以降、私の元に来てくれる人は居なかった。
最後まで座っていたのは広島だった
広島
広島だけはずっと座っていた。 最後まで残っている気まずさがあるのだろうか。 焦っているように見える
数分後広島は席から立ち、私の方へ来た。
これで全員決まったのだ。
そして大阪側、東京側で会議を始めた…。
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