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破壊神と霧の護衛

第3話 - ２章　プレイア王国

2023年06月07日

#向井康二

#目黒蓮

#ジャニーズWEST

#めめこじ

#能力パロ

#ファンタジー/SF

ななみ

プレイア王国　海辺の付近

岩本照

ん？雨だ

佐久間大介

わあああああ！！！！本当だ！！！！

深澤辰哉

大変だ！！早く荷物を入れないと！！

海の付近で６人の男性たちは

急に雨が降り出したことに驚き

慌てて荷車に荷物を入れる。

阿部亮平

可笑しいな

阿部亮平

風の読みだと雨は降らないはずだったけど

渡辺翔太

こんな季節なのに雨は変だな

宮舘涼太

今年の季節は変だな

プレイア王国は今年おかしなことがたくさんあった。

春に咲くはずの花が真冬の最中に咲く。

魚の産卵は今年は以上に孵化する。

岩本照

今年の真冬の気温もおかしかった

深澤辰哉

冬なのに春みたいに暖かった

阿部亮平

天気読みも当たらない

佐久間大介

プレイア王国が危機に落ちている

男性は荷物を入れ終わって

荷車に乗る。

目黒蓮

やっとたどり着いた

向井康二

.....

時間通りに日の出のタイミングに帰り着いた。

今日は曇りがなく朝日が綺麗に見える。

目黒蓮

康二、海辺に着いたよ

向井康二

.....

目黒蓮

歩ける？

向井康二

ごめん...歩けれへん

目黒蓮

一晩中起きていたからな

立ってられなくなった康二。

一晩中モーターボートから離れないように頑張っていたからな。

俺は康二の前にしゃがみこむ。

向井康二

...？何？

目黒蓮

歩けないだろう

目黒蓮

俺がおぶってあげるから

向井康二

えっお兄さんもキツイやろう

目黒蓮

大丈夫、俺は鍛えられているから

向井康二

ええのん.....？

目黒蓮

遠慮するな、ほら

向井康二

うっうん.....

康二は戸惑いながら俺の背中に乗る。

目黒蓮

.....

向井康二

スゥ...スゥ

康二をおぶりだして少し時間が経って康二は寝息を立って鼓動が聞こえる。

目黒蓮

.....

向井康二

プレイア王国の片隅に暮らしていた１８歳の青年。

１８歳の誕生日にブラッド島の側近が現れ

父、母、兄を殺され康二を誘拐された。

理由まではわからないが

向井康二

.....

目黒蓮

.....

康二はプレイア王国にはいない゛力"の子。

力は不死身、体質は破壊

不死身は稀に見るが破壊は未だに見たことない。

どこまで破壊ができるのはわからないが他の国に彼を渡せば大変なことになる。

目黒蓮

.....

俺はプレイア王国の人間ではない。

出身は不明だが

顔立ちや身体能力、そして力がある。

目黒蓮

城に行く前にあそこに行こう.....

いくら俺でもこのままだと倒れてしまう.....

あそこで少し休もう.....

あそこに着いた頃は９時か１０時になっていた。

目黒蓮

少し休憩しよう.....

ピンポーン！！

目黒蓮

.....

ガッチャ

ジェシー

おー！！めめじゃない！！

目黒蓮

ジェシーくん

ジェシー

こんな所に来てどうしたんだ！！

松村北斗

後ろに背負っている人は誰？

向井康二

.....

ジェシー

本当だ！！初めて見る顔だ！！

目黒蓮

家に入れてもらえますか

目黒蓮

少し眠らせてほしい

ジェシー

わかった！！

松村北斗

彼と一緒の部屋でいい

目黒蓮

お願いします

向井康二

.....

SixTONESに頼る。

少し休んでから出発をするといい

高地優吾

おー！！めめじゃない！！

森本慎太郎

めめだ！！

目黒蓮

お久しぶりです.....

部屋の中はSixTONESのメンバーがいた。

久しぶりにここに来たからSixTONESは喜んでいた。

田中樹

ん？後ろにいる彼は？

向井康二

.....

目黒蓮

依頼の青年です

松村北斗

依頼って城の

目黒蓮

はい

康二のこと軽く説明する。

ジェシー

また国王からの？

田中樹

彼は何の罪を犯したんだ？

目黒蓮

まだわかりません

目黒蓮

.....

俺の仕事は国が依頼した人を守る仕事。

松村北斗

見た感じ何も問題がなさそうだ

森本慎太郎

彼、ここの国の子？

目黒蓮

うん、この国の片隅で

高地優吾

プレイア離れした顔立ちだな

田中樹

うんプレイアにこんな人が暮らしていたんだ

目黒蓮

.....

この国は一般人にはない特殊能力・病気を表に漏らしてはいけない掟がある。

それはこの国が危害を及ぼさないためだ。

森本慎太郎

今回の子も何か問題があるの

田中樹

普通に眠っているなら病気ではなさそうな

ジェシー

おそらく今回の子は力が問題なのか

目黒蓮

.....

向井康二

.....

不死身と破壊。

不死身はともかく破壊だけはこの国に漏らしてはいけない。

それが国王との約束だから。

ブラッド島　王都

道枝俊祐

室様、おかえりなさい

室隆太

うん

室隆太

みっちー＿＿＿はどこにおる

道枝俊祐

はい、＿＿＿＿は神の捧げにいます

室隆太

わかった

ブラッドの側近の室は任務の失敗を国王に報告に行く。

プレイア王国はブラッド島の逆にある王国。

全てが海に面に囲まれた王国。

ブラッド島は年中夏ような暑さで過ごし

冬などほとんどこない。

室隆太

国王様、只今戻りました

？？？

おかえり隆太

室はブラッド島の中で１番高い階段の上に行く。

そこにはブラッド島の国王がいるから。

室隆太

すんません、例の子を連れていくの失敗してん

？？？

そうなんか

室隆太

プレイア王国の護衛が彼を攫って逃げました

室は片足を熱い地面に置き、もう片方は真っ直ぐする。

片手はまっすぐになっている膝を置き。

もう片腕は地面に着き、頭も下げる。

？？？

知れへんうちにプレイア王国の者が

室隆太

俺のミスやで、罰ならなんでもお願いします

？？？

.....

男性は全身薄着で包み照らし出す太陽を見とった。

？？？

龍太、焦るな

室隆太

はっ

？？？

打ってはまだあるから安心せぇ

？？？

例の子ならすぐにここに来るから

？？？

後悔しても過去は変えられへんから

室隆太

わかりました

国王は同類の仲間たちを大事にしとる。

仲間の失敗は責めない。

傷つけ合うことは国王が絶対に許さない。

国王にとって仲間たちは大切な家族と思っているからだ。

向井side

室隆太

.....

父「ぎゃあああああああ！！」

母「康二いいいいいい！！」

兄「康二っ！！逃げてっ！！」

おとうっ！！おかんっ！！兄ちゃんっ！！

なんでっ...なんでっ俺だけこんな目に合うんだっ

この力のせいなのかっ.....

この力のせいなのかっ！！

向井康二

っ.....！！

向井康二

.....ここは

夢から目を覚ますと見知らぬ部屋の中におった。

京本大我

目を覚ましたか

向井康二

.....！！

向井康二

誰！！

森本慎太郎

大丈夫ですよ

森本慎太郎

俺たちはお前の味方から

向井康二

.....

田中樹

お腹減っているだろう

田中樹

まあココアを飲んで

青年はお盆に乗ったココアを差し出す。

向井康二

.....

向井康二

薬、入ってないですか

森本慎太郎

薬？

高地優吾

安心して、俺たちはお前を何もしないよ

向井康二

.....

俺はかつてあの男性に薬入りの飲み物を飲まされたことがあった。

飲ませれた瞬間に深く長い眠りにつかされた。

向井康二

.....

ココアからむっちゃええ匂いが漂う。

向井康二

.....(ゴクン

ずっと飲み物を飲んでなかったから。

向井康二

.....！！

松村北斗

美味しいか？

向井康二

うっうん.....

ジェシー

このココアはこの国には売ってない珍しいココアだよ

京本大我

隣の王国に売られているよ

向井康二

ありがとうございます.....

甘くめっさ優しい味が口の中に漂う。

ずっと緊張感が抱いとった気持ちが落ち着いてきた。

向井康二

疑って...すんませんっ

高地優吾

ん？

田中樹

泣いているの？

向井康二

っ.....

知れへん人を家族が殺され、信じれる人間は誰なのかわかれへん。

向井康二

すみません....あの青年は.....

高地優吾

めめ？

高地優吾

めめは隣に寝ているよ

目黒蓮

.....

彼は隣のベッドで眠っとった。

向井康二

彼がここに.....？

松村北斗

ここは俺らの家

ジェシー

そしてこの国のなんでも屋よ！！

向井康二

なんでも屋？

初めて聞ぃた名前の店や。

俺が過ごしてた町にはあれへんかった。

森本慎太郎

依頼者の頼みごとを俺らが叶える仕事なんだ

高地優吾

食料の調達・探し物・情報収集などやっているんだ

田中樹

護衛や暗殺は禁止しているけどね

向井康二

.....

なんでも屋の人たちはわかりやすく説明してくれはった。

プレイア王国にはこんな店があると始めて知った。

目黒蓮

んっ.....

ジェシー

あっ！！めめ！！

向井康二

.....！！

目黒蓮

ジェシー...

ジェシー

めめ、彼が目が覚めたよ！！

目黒蓮

.....！！

お兄さんも目が覚めて俺を見る。

なんで驚いた顔で見るんだ。

向井康二

お兄さん.....

目黒蓮

お兄さんって言っているけど俺はまだ16だ

向井康二

えっ？１６歳？

森本慎太郎

そうよ！！めめは俺と同い年で１６歳だよ！！

向井康二

ええええええええええええ！！！！？

京本大我

なんだ.....

松村北斗

声が大きい.....

向井康二

お兄さんは俺よりも年下やったの！！！？

目黒蓮

そうよ

お兄さんは俺よりも年下やったの！！！？

俺よりも大人びて考えも１６歳と思われへん。

こんな若い人が俺の護衛なのか。

目黒蓮

慎太郎くん

森本慎太郎

うん！！いつものよね

目黒蓮

お願いします...金貨５枚でいいですか？

森本慎太郎

えっ！？食料と睡眠だけで金貨５枚はもったいないよー

用語：金貨＝１万円

目黒蓮

もったいないと思いますが食料を1週間分をお願いしたいです

田中樹

城に帰るの？

目黒蓮

国王が康二を会いたがってますから

京本大我

あの国王が

高地優吾

異能者や他国を嫌う国王が

向井康二

.....？

国王が俺を.....？

目黒蓮

後探し人ような人物がいたらすぐに言って

ジェシー

わかった！！

森本慎太郎

食料や探し人を見つけるまで30分かかるがいい

目黒蓮

わかりました

森本慎太郎

買い物に行ってきます！！

ジェシー

任務に行ってきます！！

森本とジェシーは任務で外に出ていく。

目黒side

向井康二

えっとー.....

目黒蓮

目黒蓮と呼ぶ

向井康二

目黒.....蓮

目黒蓮

まあフルネームよりめめと呼んだほうがいいよ

向井康二

めめ？

康二はまだ俺の名前を言ってなかったこともあって康二は困惑していた。

すぐに俺の名前を言い、呼びやすいめめを言うよう頼む。

高地優吾

めめは城の護衛の中で最強なのよ！

京本大我

任務は成功させ人々を喜ばせているんだ

田中樹

１６歳で護衛のプロになるなんてめめは凄いよ

目黒蓮

親が盗賊に殺され

目黒蓮

たまたま城の博士に拾われ

目黒蓮

それから城の中で色々修行しながら過ごしていたから

向井康二

えっ目黒くんは親がおらんの？

目黒蓮

幼い頃家族で出稼ぎに遠い国に向かっていた時

目黒蓮

盗賊団に居合わせて両親を殺された

向井康二

っ.....！！

目黒蓮

俺は小さかったため盗賊団は見つけられなかった

俺は覚えてないが育て親の博士は何度も教えてくれた。

親が殺されたあの場所は当時盗賊団がたくさん潜伏していたらしく

山のほうで騒ぎが聞きつけた城の者が俺を保護してくれた。

ジェシー

この量の食料なら大丈夫な

森本慎太郎

うん彼も困らずにすむね

ジェシーと森本は食料が入った袋を持っている。

商店街は今日も平和で過ごしている。

ジェシー

彼の力ってなんだろう

森本慎太郎

オーラも感知も出てないからわからないな

ジェシー

あの国王が目を付けているならかなり凄い力を持っているはず

森本慎太郎

探し人もいなさそうだ

探し人らしい人物はどこも見当たらない。

見えるのはいつもと変わらない穏やかな町の人々。

？？？

そこの２人

森本慎太郎

えっ？

ジェシー

なんですか？

後ろから声をかけられ２人は振り返る。

？？？

今、力を持っとる人の話をしてへんかった

後ろにいたのはローブを来た人だった。

森本慎太郎

力の人間ですか？

ジェシー

見てませんね

？？？

あれー？この国に力を持った人がおると思うが

森本慎太郎

.....

ジェシー

.....

？？？

すまんね俺の空耳やったよー

ローブの男性はそう言って去っていた。

ジェシー

慎太郎、今の

森本慎太郎

うん、あれは探し人だよ

ジェシーと森本はさっきの人が探し人だとわかる。

森本慎太郎

早く帰らなければ！！

ジェシー

もう探し人が来たとは

ジェシーと森本は向井と目黒の危機を感じ急いで家に帰る。

向井side

向井康二

じゃあ目黒くんは.....

目黒蓮

ずっと城で過ごしてました

目黒くんの話を聞いて俺は初めて目黒くんのこと知った

彼はずっと親無しで生きとったことを。

まだ幼い頃に盗賊団に殺され.....

向井康二

っ.....

目黒蓮

康二？

松村北斗

康二くんが.....

京本大我

泣いている

俺はまだ彼のこと知らん。

だが目黒くんは俺よりも昔から過酷に生きてたことを。

目黒蓮

どうして泣くの

向井康二

っ.....

目黒蓮

.....

向井康二

目黒くんっずっと親を失って悲しいやろうっ

目黒蓮

.....

向井康二

親を殺した盗賊団を許してへんやろうっ

気づけば俺は泣いていて

泣きながら目黒くんに話をしとった。

田中樹

康二くん

高地優吾

こんなの初めてだ.....

松村北斗

依頼者が泣いているなんて.....

向井康二

っ.....

涙は止まらず流れてくる。

目黒蓮

.....

ばん！！

田中樹

おかえりジェシー、慎太郎

京本大我

そんなに慌ててどうした

ジェシー

めめ、康二くん大変だっ！！

森本慎太郎

探し人が町にいたんだっ！！

目黒蓮

っ.....！！

向井康二

えっ？

ジェシーと森本は慌てて家の中に入る。

２人は状況を話し目黒は驚く。

ジェシー

ここにいてもいずれ探し人が見つかってしまう！！

森本慎太郎

逃げるなら今しかないよ！！

向井康二

探し人って......それって

目黒蓮

俺が康二を連れて行ったから

目黒蓮

島の者が康二を連れ戻そうとしているんだ

向井康二

っ.....！？

島の者ってまさか！？

どうして彼は船の上にいたよ！？

目黒蓮

すでに島の別の者がいたとは

松村北斗

このまま城へ向かえば康二くんは捕まってしまう

高地優吾

遠回りと思うが山から行ったほうがいいよ

田中樹

剣も新しいの変えたから

目黒蓮

ありがとう皆

皆は急いで荷物や武器を目黒くんに渡す。

見つかる前に俺と目黒くんはまた逃げ出すのか。

目黒蓮

少し遠くなるが城までの抜け道がある

目黒蓮

そこを抜け出せば城に着くから

向井康二

わかった.....

目黒蓮

.....

あの日から俺は逃亡日々になりよった。

もうごく普通の日常には戻れへん。

俺が捕まるか捕まらへんか。

２章　完結

破壊神と霧の護衛

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ななみ

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