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今日もこの教室は騒がしい

後ろの方の席で黒夜雫（くろや　しずく）は迷惑そうな顔をしながら本を読んでいた

急に雫に話しかけた女子生徒の名は悠木千夏（ゆうき　ちなつ）

雫の唯一の親友である

千夏が席に戻ろうとした瞬間

バーーーーーーーーーーーーン！！

教室が炎に包まれる

爆発で倒れてきたロッカーに雫の足は挟まれている

ただ痛みだけが続き、何もできない

目の前に倒れている千夏がいる

そして雫の意識はなくなった

………！！

………ずく！！

しずく！！！

目が覚めると知らない場所にいた

目の前には千夏がいる

周りにはクラスメイト達がいた

さっきまでいなかったはずの少年が急に現れた

皆、驚くがおかまいなしに少年は話し始めた

全く意味がわからない

まだ話の理解が追いついていないのに少年はどこかへ行ってしまった

その時、周りが光りだした

雫は目を瞑った

光がおさまった気がして目を開ける

そこはまた知らない場所だった

すると1人の王女らしき少女がこちらに来た

この物語は楽しい異世界ライフでも魔王を倒すため冒険する物語でもない

1人の少女の復讐の物語である