第2章 見えてくる繋がり 姉と弟の一時
郁
姉ちゃん、綺麗!!白いドレス!胸元のふわふわいいね!さすがいいセンスしてるよ〜高坂さん
瑞季
ありがとう。郁もタキシード、似合っているよ。高坂さんがいいの選んでくれて良かったね
瑞季はそう言って郁の少し曲がったネクタイを直す
瑞季のドレス、郁のタキシードは高坂がチョイスしたもの。悩む時間が勿体無いと思い、瑞季が高坂に頼んだのだ
郁は瑞季の肩をトントンと叩く
郁
なぁ姉ちゃん、それにしても高坂さん凄いね
瑞季
どうした?郁
郁
だって俺達の好みや色全て揃っていてのドレスとタキシードじゃん、これ。会ってまだ半日だけどお客様のこと良く見ているんだね〜。姉ちゃん白、好きでしょ?
瑞季
うん、好き。…確かに良く見ているんだね…
郁の言葉を聞いて瑞季はパーティー会場の壁際に立つ高坂を見た
高坂は瑞季の視線に気づき一礼をする
瑞季
!?
高坂と目が合い、瑞季は慌てて目を逸らす
郁
何で高坂さん、あんな遠い所にいるんだろうね?一緒にパーティー、楽しめばいいのに…
郁は疑問に思った
瑞季
さあ?
瑞季はそう言いながらお皿に料理を盛る
郁
あ、姉ちゃん俺のもよろしく
瑞季
自分で盛りなさいよ。ほら、お皿
ハーイと郁は返事をして姉弟は仲良く料理を選んでいった