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コメント
4件
コメント失礼します! この物語大好きです!、 宮城さんが過保護?てきな感じで好きです!
こんな夢見たらもう夜しか寝れない((( 別の世界からきた広島さんが見てた夢だったのか…本当の広島サンはどこにいるんだろ
このお話には吐き気を催す描写、及び嘔吐する描写が含まれます 閲覧の際はご注意ください
僕は頭の中を整理する為、皆んなが眠っている教室を抜け出して、 暗くなった中庭へと足を運んでいた。
北海道
暗い空を見上げても、月どころか星の一つも見つからない。
校舎の窓に目を遣ろうが、校舎内の様子は伺えない。 まるで磨りガラスを覗いている様だった。
この世界に来てからは、お腹は空かない、お手洗いに行きたくならない。 そんな調子だ。
外が暗くなると眠くなる。 そんな睡眠欲は、まるで夜を越す為の道具のようにも思えた。
北海道
そう独り言を零して、皆んなが眠っている教室へと戻ろうと踵を返した。
動物の声や虫の声すらしない静かな夜。 この世界は僕達を帰す気はあるのだろうか。
北海道
静かに教室の扉を開けて、皆んなの寝顔を目に映す。
...
僕も明日に備えて寝なくちゃ。
僕は皆んなの横に寝転がり、瞼を閉じた。
広島県
広島県
広島県
この暗闇で叫び続けて何時間程経っただろうか。
暗闇の中で彷徨う事の底知れぬ恐怖。 自分1人の世界に閉じ込められたかの様な孤独感。
俺は此処に来る前何をしてたの? そもそも一体皆んなって誰?
その情報すら掴めず、忘れた侭。
分からない。
何も分からない。 何も見えない。
怖い。
今歩いている方向も、何処を歩いているかも分からない。 不安と恐怖に押し潰されそうになる。
くるしい
広島県
気持ち悪い
突如胃から内容物が逆流してきた様な不快感を感じ、 思わずその場に蹲った。
広島県
自分でも嫌悪感を抱く程に惨めで情け無い。 とんだ死に損ないだ。
広島県
今までの記憶が走馬灯の様に蘇る。
県民と笑い合った思い出、7大都市の皆んなでご飯を食べた事。 ...辛かったあの8月の事。
兎に角悲惨だった。 川には亡骸が浮かび、投下場所付近では泣き叫ぶ誰かの声が響いていたあの日。
「どうしてこの子がこんな死に方をしなければならないんだ、」 「まだあの人は生きている筈です、探しに行かないと。」 「お母さんは?まだ帰ってこないの?」
娘の悲惨な死因に対して嘆き悲しむ父親。 旦那の生を信じ、焼け跡しか残っていない街へと向かった女性。 母が帰らぬ事を知らぬ侭孤児となった子供。
どうしようもない悲しみや憎しみ、絶望や後悔は、全て俺を捌け口に。 そうされる事を拒めば、県民に見せる顔など無かった。
長崎も俺と同じ事で苦しんでいた。 でも県民に涙を見せなかった。
長崎は「県民の方が辛いから、僕が泣いていい訳じゃない。」 そう言って強引に自分の頬を引き上げて笑って見せた。
引き攣った遣る瀬無い笑顔だった。
広島県
黒い床に広がった吐瀉物は、胃液しか無かった。 消化されかけの食べ物なんて胃の中には無かったんだ。
広島県
視界が眩み、闇の黒さが増す。
ここで死ぬ。 直感でそう思った。
...し、さ...!!
...しま、さ...!!
ひ...しま...ん...!!
なんだろう...外がやけにうるさいな... 雨...?いや...うるさいのは外じゃなくて...すぐそこの...、
ひ、しま...さん!!
広島さん!!
広島県
東京都
愛知県
大阪府
広島県
宮城県
俺は震える手を身体の後ろに隠しながら朝を迎えた。