コメント
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泣いた…。゚(゚´Д`゚)゚。おらふ君…(ToT)
上手くないですか😭泣きました💦
涙腺崩壊中(゚´ω`゚)゚。ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
むうま
むうま
むうま
⚠️注意⚠️ ご本人様方は関係ありません 解釈不一致かも 死ネタ注意 前作から見るのおすすめ( ¯−¯ ) バドエンって言ってますけど メリーバッドエンドかトゥルーエンドに近いです なんでも許せる方のみ あとはブラウザバック!
むうま
🍌視点
おらふくんとのご飯の後、
おらふくん
って言われたから、人目の少ない展望台に来てる
おんりー
しばらく黙ったままのおらふくん。
問いかけてやっと、重い口を開いた。
おらふくん
何を、と自分が言う前に
おらふくんは豪快に袖をめくった。
見えたのは、小麦色によく焼けた肌..ではなく
手首から上が水のように透明になった腕だった。
おんりー
おらふくんがスマホを差し出す
おらふくん
…えっ
画面に映し出された文字は「涙透病」。
症状、治療法、聞いたこともない病名
パニックで、読んでもなにひとつ頭に入ってこない
おらふくん
と言われ、10分かけてゆっくり、何周も読み込んだ。
考えてみれば、最近様子がおかしかった。
おんりー
おんりー
おんりー
読む中で薄々察した。
おんりー
黙り込んだ自分におらふくんが話しかける。
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おんりー
おんりー
おらふくんは半分諦めたように笑った
おらふくん
「身体の透明化が全身に広がって戻らなくなったら、」
「数日以内に蒸発するって。」
すっかりうつむいてしまった自分。
おらふくんが続けて言う
おらふくん
おらふくん
おんりー
拒否権なんてなかった。
家に帰って1人で泣いた。
今は生きている彼がもうすぐタヒぬなんて 信じられなかった。
自分は彼を助けられない。
それに、気の利いた言葉ひとつもかけられなかった 自分が、悔しくてたまらない。
結局最後までおらふくんは泣かなかった。
本当はおらふくんの方が辛いはずなのに…ね。
その日何回も社長のLINEを開いたが、 自分が秘密を話すことはなかった。
これからもおそらくないだろう。
せめておらふくんの意思を尊重しようと決めた。
おらふくん
おらふくん
奇病が発覚してから、今日でちょうど100日。
昨日から戻らなくなってしまった身体。
今にも消えそうな指元を、太陽に透かせた。
おらふくん
おらふくん
徐々に薄くなっていく身体
急に力が抜けて、立つことが出来なくなった。
机に沿うようにもたれ掛かり、床に座る。
おらふくん
最期に送信する言葉は、もう決めてた。
もちろん誰に送るかも。
おらふくん
打ち終わった瞬間
手先が消え始めてしまい、スマホを落としてしまった。
もう、彼からの返事を見ることが出来ない。
おらふくん
タヒというものは何故こんなに怖いのだろう。
覚悟はとっくにできてたはずなのに、、
涙を必死にこらえようと、無理に笑顔をつくってみる
が、余計涙が溢れ出てしまう。
仕方なく上を向くことにした
…もう、身体の感覚がほとんどない。
この世に思い残すことは。
もう無いよね?
おらふくん
…こうして、1人の青年がこの世から消えた。
……BADEND?
loading…
loading…
個体名「おらふくん」の消失を確認。
記録の消去中……、完了しました。
続けて記憶の消去中....
個体名「おらふくん」に関する記憶を書き換えました。
これより世界を再起動します。
【ドズル社】
社長のドズルがリーダーを務める、
「4人組」のゲーム実況者グループの名である。
メンバーの1人、おんりーは今日も
バーチャルオフィスに出社していた。
おんりー
おんりー
ドズル
入るとドズルさんが、オフィスの整理をしていた
おんりー
ドズル
ドズルさんは1冊の本を手に取る。
おんりー
ドズル
ドズル
自分はページをざっとめくった。
口調に見覚えがある。
おんりー
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
持ち主はもう、この世にはいない。
少しの懐かしさと寂しさが蘇る、
本に書かれているのは、ある病気と闘った人の話
僕だけが知る、彼の物語だ。
5月○日 今日、初めて病名が分かった。 どの病院に行っても「原因不明だ」って言われて、 やっと診断された病名が「涙透病」。 えっ?、って聞いた時思ったw ……残りの余命、楽しく過ごせたらいいな〜
5月×日 直接の原因はマイナスの感情になる事だから、 しっかり自衛している。 だから仕事は辞めようとは思っていない。 辞めようにも病気のことを話しちゃうと、 皆に心配かけちゃうから 隠し通そうと決めた。
6月△日 だんだん症状が悪化してきてる気がする 重い荷物を持つと、力が抜ける事が多くなってきた 死が少しずつ近づいてる、って思うとやっぱり怖い。 .....メンバーの誰かには、言っといた方が良いのかな?
7月☆日 はじめて彼に会えた。 もちろん嬉しかった。でもつらかった。 打ち明けた時、彼が泣きそうになってるのを見て 僕もつられそうになった。 隠してた方が良かったんじゃないか、って 今でも思う。 今日は最高で、最悪な日だった…
7月♪日 今まで涙透病になった人を調べようとして驚いた。 その人たちの情報があまりに不自然だった。 まるで、生きてた証を消されたような感じ。 なんで涙透病の存在が分かるのかはさておき …僕の予想なら、死んだ後ほとんどの人が 記憶を消されるんじゃないかな…?
8月❗️日 もうすぐ病気が分かった日から100日。 最近は立つことすらも厳しくなってきた。 リスナーさんには「暑いから引きこもってる〜」 で 誤魔化してるからいいけど。 …でも、もうこの世に悔いはないなぁ。 やりたい事全部やったし
最期に、君へ
心当たりないならこの本を閉じてね
君がこれを読んでるってことは
僕はもう死んでるんだね....w
僕は.....、
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくんより
おらふくんからの最後のLINEは
「僕を忘れないでね。今までありがとう」
直後、おんりーは眠ってしまい、
目覚めると、別の世界が待っていた。
おんりーは4人組ゲーム実況者「ドズル社」の1人で
メンバーはおらふくんの事を全く覚えていなかった
ネットの世界から、おんりーの知る彼が消えていた。
何故1人だけ記憶があるのかは分からない。
そのうち消えてしまうのかもしれない。
彼がかつて住んでいた家には、
蒸発しなかった小さな水たまりが
朝日に照らされて輝いていたのだった。
〜TRUEEND〜
むうま
むうま
むうま
むうま
むうま
むうま
むうま